トピックの状況属性

トピックの状況属性。

各属性ごとに、属性が表示する情報の概要があります。 この表では、DISPLAY TPSTATUS コマンドに相当する MQSC パラメーターも示しています。 MQSC コマンドについて詳しくは、 MQSC コマンドを使用した管理を参照してください。

属性 意味 MQSC パラメーター
トピック・ストリング Topic String はトピック・ノードを識別します。 パブリッシャーからの情報とその情報に関心のあるサブスクライバーを突き合わせるために使用します。 TOPICSTR
パブリッシュ パブリケーションが許可されているかどうかを示します。 PUB
サブスクライブ サブスクリプションが許可されているかどうかを示します。 SUB
永続サブスクリプション 永続サブスクリプションが許可されているかどうかを示します。 DURSUB
デフォルト優先順位 トピックにパブリッシュするメッセージのデフォルトの優先順位を示します。 DEFPRTY
デフォルト持続性 トピックにパブリッシュするメッセージのデフォルトの持続性を示します。 DEFPSIST
モデル永続キュー 永続サブスクリプションのための管理対象モデル・キューです。 MDURMDL
モデル非永続キュー 非永続サブスクリプションのための管理対象モデル・キューです。 MNDURMDL
デフォルト書き込み応答タイプ メッセージ配置のデフォルトの応答タイプ。 デフォルト値は「親と同じ」です。 その他の 2 つの有効なオプションは以下のとおりです。

「同期」を指定すると、応答は同期モードで配置されます。

「非同期」を指定すると、応答は非同期モードで配置されます。

DEFPRESP
管理トピック名 トピック・ツリーの特定部分の属性を定義したり、特定のトピックの権限検査をセットアップしたりするには、管理トピック名が必要です。 なし
サブスクライバー・カウント このトピック・ストリングのサブスクライバーの数です。現在接続していない永続サブスクライバーの数も含みます。 SUBCOUNT
パブリッシャー・カウント トピックに対して現在パブリッシュを行っているアプリケーションの数です。 PUBCOUNT
保存パブリケーション このパブリケーションが保存パブリケーションかどうかを示します。 MQIACF_RETAINED_PUBLICATION
非持続メッセージ送達

このトピックにパブリッシュする非永続メッセージの送達方式。 NPMSGDLV
持続メッセージ送達

このトピックにパブリッシュする永続メッセージの送達方式。 PMSGDLV
パブリケーション有効範囲
パブリケーションの有効範囲は、PUBSCOPE トピック属性を使用して、管理上の制御を行うことができます。 属性は以下の 3 つの値のいずれかに設定できます。
  • 「親として」。 これはデフォルト値です。 パブリケーション有効範囲は、親キュー・マネージャーと同じ値に設定されます。
  • キュー・マネージャー。 パブリケーションはローカル・サブスクライバーだけに配信されます。
  • All パブリケーションはローカル・サブスクライバーに配信され、直接接続されたキュー・マネージャーを介してリモート・サブスクライバーにも配信されます。
PUBSCOPE
サブスクリプション有効範囲
サブスクリプションの有効範囲は、SUBSCOPE トピック属性を使用して、管理上の制御を行うことができます。 属性は以下の 3 つの値のいずれかに設定できます。
  • 「親として」。 これはデフォルト値です。 サブスクリプション有効範囲は、親キュー・マネージャーと同じ値に設定されます。
  • キュー・マネージャー。 サブスクリプションはローカル・パブリケーションのみを受け取り、プロキシー・サブスクリプションはリモート・キュー・マネージャーに伝搬されません。
  • All プロキシー・サブスクリプションはリモート・キュー・マネージャーに伝搬され、サブスクライバーはローカル・パブリケーションとリモート・パブリケーションを受け取ります。
SUBSCOPE
クラスター名 トピックが属するクラスターの名前です。 CLUSTER
送達不能キューを使用 パブリケーション・メッセージを適切なサブスクライバー・キューに配信できない場合に、送達不能キューを使用するかどうかを指定します。 指定可能な値は以下の 2 つです。
  • 「いいえ」 は、正しいサブスクライバー・キューに配信できないパブリケーション・メッセージは、メッセージの書き込みに失敗したものとして扱われることを意味します。 また、トピックに対するアプリケーションの MQPUT は、 非持続メッセージ送達 および 持続メッセージ送達の設定に従って失敗します。
  • 「はい」 は、キュー・マネージャーの 「送達不能キュー」 属性に送達不能キューの名前が指定されている場合に、そのキューが使用されることを意味します。 そうでない場合は、「いいえ」と同じ動作になります。
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