問題のためのオブジェクト定義のテスト
IBM® MQ Explorer テストを使用して、オブジェクト定義にエラーや潜在的な問題がないかどうかを検査することができます。
本タスクについて
IBM MQ Explorerでオブジェクトを定義する場合、オブジェクトの特定のプロパティーは必須であり、それらのプロパティーを定義せずにオブジェクトを作成することはできません。 ただし、必須ではないが、 IBM MQ 構成を機能させるために定義する必要があるプロパティーがいくつかあります。これらのプロパティーにより、構成の保守や監査が容易になります。
IBM MQ Explorer テストでは、オブジェクト定義にエラーや潜在的な問題がないか検査します。 検査できる IBM MQ の各エリアは、個別のテストとして定義されます。例えば、一致するチャネル・ペアが定義されていることを検査するテスト、同じポートで listen しようとする TCP リスナーが複数存在しないことを検査するテスト、および同じシステム上の複数のキュー・マネージャーが同じ名前または類似した名前を使用していないことを検査するテストがあります。 コア・テストで検出された問題が常に重大なエラーを示しているわけではなく、オブジェクトの管理に混乱や誤りが生じている可能性があることを示しているだけの場合もあります。例えば、類似の名前を持つ同一システム上の 2 つのキュー・マネージャーは問題の原因となります。
メインの IBM MQ オブジェクト定義 (キューやチャネルなど) を検査するために、一連のテストが用意されています。 IBM MQ テストの完全なリストについては、 IBM MQ テストを参照してください。 JMS 管理対象オブジェクトなど、 IBM MQ Explorerの他の部分で提供される他のテストもあります。
以下の図に示すように、テスト結果はテスト結果ビューに表示されます。このビューは、テストの初回実行時に開きます。
提供されているテスト・セットを拡張して、独自のカスタム・テストを組み込むことで、 IBM MQの使用方法に直接関連するフィードバックを IBM MQ Explorer が提供できるようにすることができます。 手順およびサンプル・カスタム・テストについては、 新規テストの追加を参照してください。