サーバーをセットアップする

本タスクについて

チュートリアルのこの部分では、サーバー・マシンでキュー・マネージャー QM_ORANGE をセットアップして、クライアントからの接続を可能にします。 そのために、サーバー接続チャネルの構成も行います。

IBM MQ エクスプローラー を使用したサーバーのセットアップ

本タスクについて

キュー・マネージャー QM_ORANGE のホストであるサーバー・マシンで、以下のようにします。

手順

  1. Navigator ビューで、 「キュー・マネージャー」 フォルダーを展開します。
  2. QM_ORANGEを展開します。
  3. 「チャネル」 フォルダーを右クリックし、 「新規」 > 「サーバー接続チャネル」をクリックします。
    「新規サーバー接続チャネル」ウィザードが開きます。
  4. 「名前」 フィールドに CLIENT と入力します。QM_ORANGE 次に 「次へ」をクリックします。
  5. 「MCA」 ページを開くには、 「MCA」 をクリックします。
  6. 「MCA ユーザー ID」 フィールドに、Windows ログイン名 (または mqm グループのユーザー名) を入力します。
  7. 「終了」をクリックします。

結果

新規サーバー接続チャネルがコンテンツ・ビューに表示されます。

次のタスク

MCAUSER IDについて詳しくは、 IBM® 資料の「 クライアントのアクセス制御 」を参照してください。

MQSC を使用してサーバーをセットアップする

本タスクについて

受信側のマシンでコマンド・プロンプトを開き、以下の手順を実行します。

手順

  1. 以下のコマンドを入力して、MQSC を開始します。
    
    runmqsc QM_ORANGE
    MQSC セッションが開始されたことが、メッセージで通知されます。 MQSC にはコマンド・プロンプトはありません。
  2. 以下のコマンドを 1 行で入力して、サーバー接続チャネルを定義します。
    
    define channel(CLIENT.QM_ORANGE) chltype(SVRCONN) trptype(TCP) mcauser('mqm')

    [Windows] Windowsを使用している場合は、 mqmの代わりに Windows ログイン名 (または有効な mqm ユーザー名) を入力します。

    チャネルが作成されると、メッセージで通知されます。

  3. 以下のコマンドを入力して、MQSC を停止します。
    
    end
    コマンド・プロンプトによっていくつかのメッセージが表示されます。
  4. 以下のコマンドを入力して、リスナーを開始します。
    
    runmqlsr -t tcp 

結果

これで、サーバーのセットアップを完了できました。 次のタスクは、クライアントをセットアップすることです。