クライアント・チャネル定義テーブルの作成

キュー・マネージャーのクライアント・チャネル定義テーブルを作成して、 IBM® MQ エクスプローラー のインスタンスをキュー・マネージャーに接続しやすくすることができます。

本タスクについて

クライアント・チャネル定義テーブルを使用して IBM MQ エクスプローラー をキュー・マネージャーに接続すると、すべての接続情報がテーブルに表示されるため、キュー・マネージャーに接続するための接続の詳細を確認する必要はありません。

ここでは、Transport Layer Security (TLS) で保護された接続のために使用できるクライアント・チャネル定義テーブルの作成方法を取り上げます。 TLS を使用しないクライアント・チャネル定義テーブルを作成する場合は、TLS の構成に関する手順をスキップしてください。

クライアント・チャネル定義テーブルを作成するには、リモート・キュー・マネージャーをホストするコンピューターで以下の作業を行います。

手順

  1. クライアント・チャネル定義テーブルを使用する接続を保護する場合は、キュー・マネージャーで TLS 対応接続をサポートするための構成を行います。
  2. キュー・マネージャー上でサーバー接続チャネルを作成します。
  3. TLS を使用する場合は、TLS を使用したサーバー接続チャネルを構成します。
  4. キュー・マネージャー上で、サーバー接続チャネルと同じ名前のクライアント接続チャネルを作成します。
  5. TLS を使用する場合は、TLS を使用したクライアント接続チャネルを構成します。
    TLS を使用したサーバー接続チャネルを構成した場合は、対応するクライアント接続チャネルも構成する必要があります。
  6. キュー・マネージャーのクライアント・チャネル定義テーブルを、キュー・マネージャーへの接続元のコンピューター ( IBM MQ エクスプローラー がインストールされているコンピューター) に移動します。 例えば、2 つのコンピューター間でファイルを転送するには FTP を使用します。

結果

これで、新しいクライアント・チャネル定義テーブルが使用可能になり、 IBM MQ エクスプローラー がリモート・キュー・マネージャーへの接続に使用できるようになります。