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タスク 8:  レポートの書式設定

レポートに正しいデータが表示されるようになった後は、レポートの外観の改善に注意を向けることができます。このセクションでは、以下の作業を実行します。

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列幅の調整

テーブルの挿入時に、BIRT では等幅で列が作成されます。 このレポートでは、クレジット限度の列幅を減らし、顧客列の幅を増やすことによってレイアウトを改善できます。レポート全体を表示してみると、いくつかの顧客名が列の端にまで伸びて、1 つの名前が切り捨てられています。

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最初の列の幅を減らすことにより、2 番目の列の幅が増えます。
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図 7-21 に示すように、データのスペース取りが改善されます。

図 7-21 調整された列幅を示すレポート・プレビュー

図 7-21  調整された列幅を示すレポート・プレビュー

詳細行から信用限度データを削除する

正しいクレジット限度グループにデータが表示されているか確認するには、それぞれのお客様のクレジット限度を表示すると便利です。データの検証が終わった後は、個々のクレジット限度情報をレポートから削除します。

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図 7-22 各行のクレジット限度データが除去された状態を示すレポート・プレビュー

図 7-22  各行のクレジット限度データが除去された状態を示すレポート・プレビュー

各グループの最初の行にグループ見出しを表示する

クレジット限度グループ見出しが、それぞれのグループの詳細行の上の、その見出し固有の行に表示されます。この手順では、グループ見出しが各グループの最初の詳細行に表示されるように、そのグループ見出しをドロップします。

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図 7-23 に示すように、グループ見出しを含むセルを選択します。 セル内のデータ要素ではなく、セルを選択するように注意してください。

図 7-23 選択されたグループ見出しセル

図 7-23  選択されたグループ見出しセル
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レポートをプレビューします。 図 7-24 に示すように、グループ見出しがそれぞれのグループの最初の行に表示されます。

図 7-24 ドロップしたグループ見出しが表示されたレポート・プレビュー

図 7-24  ドロップしたグループ見出しが表示されたレポート・プレビュー

各グループを線で区切る

それぞれのグループを区切るために線を引くと、各データ・グループを確認しやすくなります。

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部境界線ボタン

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線とその線の上のテキストの間にスペースをさらに追加します。 図 7-25 に示すように、セルがまだ選択されている状態で、プロパティー・エディターの「埋め込み」プロパティーを選択し、「下部」を 6.0 ポイントに設定します。

図 7-25 選択したセルの埋め込み値が表示されたプロパティー・エディター

図 7-25  選択したセルの埋め込み値が表示されたプロパティー・エディター
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レポートをプレビューします。 図 7-26 に示すように、それぞれのグループの終りに線が表示されます。

図 7-26 グループ間に線が表示されたレポート・プレビュー

図 7-26  グループ間に線が表示されたレポート・プレビュー

お客様の数のテキストを 1 行に表示する

最初の列の中で、テーブル上部にあるテキストが中央揃えで表示されています。 この手順では、1 行に左揃えで表示されるようにテキストを書式設定します。

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図 7-27 トップ・テーブルのヘッダー行の選択済みの 2 つのセル

図 7-27  トップ・テーブルのヘッダー行の選択済みの 2 つのセル
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図 7-28 お客様の数を示しているレポート・プレビュー (1 行に 122 名)

図 7-28  お客様の数を示しているレポート・プレビュー (1 行に 122 名)

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