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グラフの使用  

グラフは、データのグラフィカル表現、またはデータのセット間の関係のグラフィカル表現です。グラフは、複雑なデータを理解しやすいフォーマットで表示します。 レポートのグラフを作成するには、「BIRT レポート・デザイナー」グラフ・ビルダーを使用します。 このグラフ・ビルダーを使用すると、グラフ・タイプとサブタイプの選択、データをいくつかのビジュアル要素に編成する操作、および要素のフォーマット設定を簡単に行うことができます。 ビジュアル要素としては、例えば、棒グラフの棒、折れ線グラフの点および傾向線、およびメーター・グラフの目盛りなどがあります。

効果的なグラフを作成するには、まず、どんなデータを表示するかを決定して、そのデータを最もよく表現するグラフ・タイプを選択します。例えば、企業の業務単位の経時的な成長を示すには、折れ線グラフや棒グラフなど、軸に沿ってデータを追跡するグラフを使用します。科学的な X-Y データを表示するには、分布図を使用します。

このセクションでは、BIRT レポート・デザイナーで使用可能なグラフ・タイプとサブタイプについて説明し、BIRT サンプル・データベース Classic Models を使ったチュートリアルを示して、設計インターフェースについて紹介します。 チュートリアルを完了すると、基本的なグラフ作成タスクについて理解できます。


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