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タスク 6:  図表の外観の詳細化

グラフには、各セクターで表されるデータ値を識別するラベルが含まれています。 凡例は、各セクターがどの製品ラインを表すかを示します。 凡例には役に立つ情報が入りますが、同時にスペースも占有されて円グラフのサイズが小さくなってしまうため、妥協が必要になることがあります。 1 つの方法としては、凡例を削除し、セクター・ラベルを使用して製品ラインの情報を表示します。 レポート・ユーザーが容易に色を区別できない場合には、凡例の代わりにセクター・ラベルを使用する方法が適しています。 各データ・ラベルには、カテゴリー情報と値情報が表示されます。 この場合、カテゴリー情報はセクター名、値情報はそのセクターの合計注文数です。

以下の例で、ラベルはオートバイ・セクターを示しています。

Motorcycles: 12,778
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図 13-15 に示すように、「可視」を選択解除します。

図 13-15「グラフのフォーマット」の「凡例」セクション

図 13-15  「グラフのフォーマット」の「凡例」セクション
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図 13-16「系列ラベル」のフォーマット・オプション

図 13-16  「系列ラベル」のフォーマット・オプション
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図 13-17 ラベルへのカテゴリー・データの追加

図 13-17  ラベルへのカテゴリー・データの追加
カテゴリー・データ (製品ライン名) がグラフのラベル値の前に表示されるように、ラベル・データを再配列する必要があります。例えば、ラベルを 35,582, Classic Cars ではなく、Classic Cars, 35,582 にする場合などです。
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図 13-18 に示すように、ドロップダウン・リストで「値データ」を選んで「追加」を選択します。

図 13-18 ドロップダウン・リストから値データを選択する

図 13-18  ドロップダウン・リストから値データを選択する
ラベルに情報が正しい順序で表示されるようになりましたが、ラベルの外観は変更する必要があります。複数の種類の情報をラベルに使用する場合は、異なるセクション間にセパレーターを使用することができます。 デフォルトのセパレーターはコンマです。
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図 13-19 ラベル・セパレーターの追加

図 13-19  ラベル・セパレーターの追加
ラベルの値部分の数字フォーマットを変更するには、値の「値データ」を選択して「フォーマット・エディター」を選択します。「フォーマットの編集」で、日時データまたは数値データのフォーマットを変更できます。
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図 13-20 標準の数字フォーマットの変更

図 13-20  標準の数字フォーマットの変更
「OK」を選択して、「フォーマットの編集」を閉じます。

「フォント・エディター」ボタン

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図 13-21「ラベル」から「フォント・エディター」を開く

図 13-21  「ラベル」から「フォント・エディター」を開く
「フォントの編集」が表示されます。
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「フォント」で「Tahoma」を選択します。 次に、図 13-22 に示すように、「サイズ」として 11 を入力します。

図 13-22 フォントの編集

図 13-22  フォントの編集
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図 13-23 リーダー線の編集およびセクターの分解E

図 13-23  リーダー線の編集およびセクターの分解
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グラフをレポート・ユーザーにとってより便利なものにするため、ハイパーリンクや強調表示などの対話式機能を追加することができます。対話式機能は、グラフ域、凡例、マーカー線、およびグラフの他のパーツに追加できます。
グラフの作成とフォーマットが終了しました。
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図 13-24 のようにグラフが表示されます。 完了したグラフは、各セクターのカテゴリー名とセクター値を示します。このグラフのサイズおよび編成であれば、詳細なデータが示されると同時に迅速な分析が可能になります。 例えば、ユーザーは円グラフの最大のセクターが Classic Cars で、35,582 の注文があり、次に大きなセクターが Vintage Cars で、22,933 の注文があることがすぐにわかります。 この 2 つの自動車セクターは、すべての他のセクターを合計合したものより大きくなっています。Trains などの他の製品ライン・グループは、大きな注文数はありません。

図 13-24 完成したチュートリアル・グラフ

図 13-24  完成したチュートリアル・グラフ

 


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