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タスク 3:  グラフへのデータの指定

タスク 1 では、必要なデータ・ソース接続およびデータ・セットを作成しました。 使用するデータ・セットを選択したら、データをグラフィカルに表現するためにグラフで使用する式をセットアップする必要があります。 各タイプのグラフは異なる方法でデータを使用します。円グラフの場合、以下を指定するデータ式を選択する必要があります。

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さまざまな手法を使用してグラフにデータ式を指定することができます。 データを指定する最も簡単な方法は、「データのプレビュー」からフィールドに列をドラッグすることです。式を入力したり、式ビルダーを使用して式を作成したりすることもできます。

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データの提供に使用するページまでナビゲートするには、「データの選択」を選択します。 図 13-4 に示すように、「データの選択」の上半分にグラフのプレビューが表示されます。

図 13-4「データの選択」の上部セクションにおけるグラフのプレビュー

図 13-4  「データの選択」の上部セクションにおけるグラフのプレビュー
「グラフのプレビュー」には、設計を目的とした、グラフのラフ・スケッチが表示されます。 最終的な公開バージョンは、これよりも詳細かつ完全なものになります (特に、プレビュー用にライブ・データを使用するようにした場合)。「グラフのプレビュー」では、「ライブ・プレビューの使用可能化」をどのように設定したかに応じて、データ・セットのライブ・データ、またはランダムに生成されたサンプル・データのどちらかがグラフ・ビルダーで使用されます。
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使用するデータのソース
このレポート設計には 1 つのデータ・セットだけが含まれます。 ドロップダウン・リストから ChartData を選択します。「データのプレビューの表示」オプションが選択されていない場合、それを選択します。 図 13-5 に示すように、グラフ・ビルダーの下半分でデータ・セットの一部のデータが「データのプレビュー」に表示されます。

図 13-5「データの選択」の下部セクションにおけるデータ・セットの選択

図 13-5  「データの選択」の下部セクションにおけるデータ・セットの選択
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図 13-6 に示すように、「データのプレビュー」で PRODUCTLINE 列見出しを選択して、空の「カテゴリー定義」フィールドまでそれをドラッグします。

図 13-6 カテゴリー定義の指定

図 13-6  カテゴリー定義の指定
カテゴリーの項目ごとに、スライスが円グラフの中に表示されます。 以下の式が「カテゴリー定義」に表示されます。
row["PRODUCTLINE"]
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図 13-7 スライス・サイズ定義の指定

図 13-7  スライス・サイズ定義の指定
以下の式が「スライス・サイズ定義」に表示されます。
row["TOTALORDERS"]
「データのプレビュー」で TotalOrders 列に色が付いて、この列がグラフで使用されることを示しています。指定されたデータを反映するよう、「グラフのプレビュー」のイメージが変更されます。 現在、製品ラインがグラフ・カテゴリーになっています。 セクターのサイズは、各製品ライン・カテゴリーの合計注文数を表します。

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