前へ 次へ

タスク 4:  データ・セットの作成

データ・セットを作成する準備ができました。 データ・セットは、データ・ソースから取り出すデータを識別します。サンプル・データベースなどの JDBC データ・ソースに接続するレポートの場合は、SQL SELECT ステートメントを使用して、取り出すデータを指定します。

1  
2  
Customers

図 1-11 新規データ・セット

図 1-11  新規データ・セット
3  
*
*
4  
「照会」ページに、SQL 照会の作成に役立つ情報が表示されます。 使用可能な項目には、CLASSICMODELS を含む、データ・ソース内にあるすべてのスキーマがリストされます。CLASSICMODELS は、このチュートリアルと、サンプル・データベースによって作成するその他のレポートで使用します。テーブルを表示するには、CLASSICMODELS の隣の正符号 (+) をクリックします。このダイアログの右側のテキスト・エリアに、SQL SELECT ステートメントの以下のような必須キーワードが表示されます。
select
from
5  
select customerName,
contactLastName,
contactFirstName,
phone
from Customers
データ・セット・エディターにはテーブル名および列名が大文字で表示されますが、SQL では大/小文字を区別しないため、これらの名前を大/小文字どちらでも入力できます。照会内容をタイプしたくない場合は、列およびテーブルを「使用可能な項目」からテキスト・エリアにドラッグすることができます。
(図 1‑12 に示されている) 作成済みの SELECT ステートメントは、CUSTOMERS テーブルの CUSTOMERNAME 列、CONTACTLASTNAME 列、CONTACTFIRSTNAME 列、および PHONE 列から値を取得します。

図 1-12「データ・セットの編集」内の SQL SELECT ステートメント

図 1-12  「データ・セットの編集」内の SQL SELECT ステートメント
6  
7  

図 1-13 SQL SELECT ステートメントによって返されたデータ行

図 1-13  SQL SELECT ステートメントによって返されるデータ行
8  

(c) Copyright Actuate Corporation 2013