CICS リソース・テーブル・ビューのインポート

CICS® リソースを表示するほとんどのテーブル・ビューを、共用されているファイルからインポートすることができます。

このタスクについて

いくつかの方法でビューをインポートすることができます。

開いたテーブル・ビューで「ビューの構成を開く」アイコン スパナのような「ビューの構成を開く」のイメージ をクリックすると、「CICS ビューの構成」ページが開きます。

「ファイル」 > 「インポート」を使用します。すると、すべてのインポート・ウィザードを示したインポート・ウィンドウが表示されます。 フィルター・ボックスに「ビュー」と入力すると、「CICS ビュー」ウィザードが選択され、これが展開されて「ビューのインポート (Import Views)」が表示されます。 このウィザードを選択し、「次へ」をクリックしてビューをインポートすることができます。 ただし、このウィザードを使用してインポートを完了した後、「プリファレンス」ペインは表示されません。そのため、インポートしたビューはリストされず、取り消しのためのオプションは使用できません。

推奨される方法では、「ウィンドウ」 > 「プリファレンス」 > 「Explorer」 > 「CICS ビュー構成」を使用し、「インポート」をクリックして共用ビューをインポートします。

特定のリソース・ビューの変更のリストに示されているように、この手順は「リソース・グループ定義」ビュー、「グループ・リスト定義」ビュー、およびいくつかの古いスタイルのビューには該当しません。

注: ビューをインポートするということは、このアクションが 1 回適用されることを意味します。インポートされたファイルに将来変更が加えられても、ビューは更新されたり同期されたりしません。

手順

  1. 以下に示す適切な方法で「プリファレンス」ウィンドウを開きます。
    • Windows または Linux: ワークベンチのメニュー・バーで、「ウィンドウ」 > 「プリファレンス」をクリックします。
    • OS X: メインメニューで、「IBM Explorer for z/OS」 > 「プリファレンス」をクリックします。
  2. 「プリファレンス」ウィンドウの「目次」ペインで、「Explorer」を展開し、「CICS ビュー構成」をクリックします。
  3. 「CICS ビュー構成」ページで、「インポート」をクリックします。
  4. 「ビューのインポート (Import Views)」ペインに「ファイルの場所」フィールドが表示され、共用ビュー・ファイルを見つける 2 つのオプションがあります。
    1. インポートする共用ビューが含まれるファイルをローカルに参照して選択できます。「オープン」をクリックすると、「ビューのインポート (Import Views)」ペインにリストされているビューが表示されます。
    2. HTTP URL オプションを使用できます。そのためには、対象の URL をフィールドにコピーします。URL を適用すると、ビューがあるかどうかが自動的に検査され、存在するビューが「ビューのインポート (Import Views)」ペインに表示されます。
    正しい HTTP URL、表示されるビュー、既存のビューが上書きされないようにする方法に関する警告メッセージの例。
    HTTP URL オプションを使用する時に欠陥のある URL をコピーすると、警告メッセージが表示されます。そのメッセージで、URL の先頭が http://https:// になっていないとか、URL に .xml 拡張子が付いていないとか、URL に接続がないといった問題が明示されます。

    インポートするビューの名前が、CICS Explorer 内の既存の名前と同じである可能性があります。 「ビューのインポート (Import Views)」ペインの警告メッセージと、該当する各ビューの隣の警告アイコンによって、インポートするビューが同じ名前の既存のビューを上書きすることが示されます。

    注: これらのビューの名前が、CICS Explorer 内の既存のビューと同じである場合があります。その場合、「ビューのインポート (Import Views)」ペインでの警告メッセージと、影響を受ける各ビューの横に表示された警告アイコン 感嘆符を示すアイコン。 によって指摘されます。 既存のビューが上書きされないようにするには、インポートするビューの名前に接尾部を追加します。 接尾部のオプションは、このビューを、今後受け取る可能性がある他のビューと区別するのに役立ちます。接尾部の例として、Pete 20160705 のように送信者の名前と日付を追加したり、単に日付または名前を追加したりすることができます。
  5. インポートする各ビューの横にあるボックスにチェック・マークを付け、「接尾部を追加してインポートするビューを名前変更する (Rename imported views with a suffix)」フィールドで任意の接尾部を追加します。
  6. 表示されたすべてのビューを必要とする場合は、「すべて選択」をクリックして、各ビューに対するすべてのボックスにチェック・マークを付けることができます。そして、「接尾部を追加してインポートするビューを名前変更する (Rename imported views with a suffix)」フィールドで任意の接尾部を追加することができます。
  7. 「終了」をクリックして、選択した接尾部の付いた、選択したビューをインポートします。 インポートしたビューが「CICS ビュー構成」ページに表示され、使用した接尾部と、変更された各ビューを示すアスタリスクも表示されます。
  8. 「OK」をクリックし、変更が適用されると、アスタリスクが除去されます。
  9. 「取り消し」をクリックすると、変更は適用されません。

次のタスク

ビューを構成したり、ビューの名前を変更したりできます。

新しいビューを開くには、「CICS 操作」メニューまたは「CICS 定義」メニューの対応するオプションを使用できます。