イベント仕様と EP アダプター構成の検索

イベント処理 (EP) 検索機能を使用して、イベント・バインディングや EP アダプター構成の中から指定されたリソースを検索できます。 インポートした言語構造の変数名、構造名、およびコピーブック名を条件にして検索することができます。ワークスペースやインストール済みの CICS® リソースを検索できます。

このタスクについて

EP 検索は、イベント処理に固有の機能で、CICS Explorer® に備わっています。 そこでは、イベント・バインディング、EP アダプター構成、および CICS バンドル・プロジェクトの中のその他のバンドル・リソースを編集します。 EP 検索は、CICS Explorer のすべてのパースペクティブで検索メニューから使用可能であり、 CICS Explorer の検索ダイアログ内にある専用のタブで実行できます。

ワークスペース内のテキストの検索にはファイル検索を使用できますが、EP 検索は、イベント仕様と EP アダプター構成の中で、指定したリソースに一致する項目を見つけるために使用されます。 キャプチャー仕様の述部を検査する際には、検索機能は指定されたリソース名が述部と一致するかどうかを調べます。

手順

  1. ワークベンチのメニュー・バーから、「検索」 > 「検索」をクリックして検索ウィンドウを開くか、Ctrl+H (OSX では cmd+H) を押します。
  2. EP 検索」タブをクリックして、検索ストリングを入力します。
    検索ウィンドウの EP 検索タブ
  3. オプション: 大/小文字を区別して検索を行うには、「Case sensitive (大/小文字の区別)」チェック・ボックスを選択します。
  4. オプション: リソース・タイプを検索するには、「Search for resource type (リソース・タイプの検索)」チェック・ボックスを選択して、必要なタイプを一覧から選択します。 以下のリソース・タイプのいずれかを選択できます。
    • ABCODE
    • CHANNEL
    • CONTAINER
    • EVENT
    • FILE
    • FROMCHANNEL
    • MAP
    • MAPSET
    • MESSAGE_ID
    • OPERATION
    • PROGRAM
    • QNAME
    • QUEUE
    • SERVICE
    • TRANCLASS
    • TRANSACTION
    • URI
    • URIMAP
    • USER
    • WEBSERVICE
  5. オプション: リソース・タイプの検索をコンテキスト、イベント・オプション、EP アダプターのうちいずれか、または複数に絞り込むためには、対応するチェック・ボックスを選択します。
    注: 検索範囲が CICS システムにインストールされている CICS リソースに設定された場合、 「アダプター内」チェック・ボックスは無効になります。 オンラインの CICS システムで EP アダプターを検索することはできません。
  6. オプション: "All" 演算子を持つ述部を無視」チェック・ボックスをクリアします。 キャプチャー仕様の述部のデフォルト設定は「All」です。 このチェック・ボックスが選択されていない場合、これらすべてのデフォルト述部の検索の一致を受け取ります。 述部でリソース名に「等価」や「以下で始まる」などのフィルターを指定したキャプチャー仕様を検索することがよくあるので、このボックスはデフォルトで選択されています。
  7. 「ソース情報の検索」セクションで 1 つ以上のチェック・ボックスを選択または選択解除します。 次のいずれかのエンティティーにあるソース情報を検索できます。
    • アプリケーション・データ
    • 情報源
    「アプリケーション・データ」または「情報源」が選択されている場合、 以下の名前タイプの 1 つ以上を検索できます。
    • 変数名
    • 構造名
    • ファイル名
  8. ワークスペースを検索するには、「ワークスペース」をクリックします。 CICS システムにインストールされている CICS リソースを検索するには、 「CICS resources installed in (CICS リソースのインストール先)」をクリックして、一覧から CICSplex を選択します。
    次の表は、イベント・バインディング・エディターの例で使用できる EP 検索のサンプルを示しています。
    表 1. EP 検索の例
    検索ストリング リソース・タイプの検索 検出場所
    EGUI TRANSACTION コンテキスト
    EXMPCAT FILE イベント・オプション
  9. オプション: カスタマイズ」をクリックして、検索の有効範囲をファイル検索、EP 検索、またはその両方に設定します。 「OK」をクリックします。 この設定は、検索セッション間で保存されます。
  10. 「検索」 をクリックします。

タスクの結果

「検索結果」タブが開きます。 検索結果を展開すると、イベント仕様、キャプチャー仕様、および検索に一致した場所を表示できます。 これらの項目のいずれかをダブルクリックして、結果をエディターにロードして表示することができます。

EP 検索結果を含む検索タブ