変数およびプロパティー・ファイルの定義

変数およびそれらに関連付けられたプロパティー・ファイルを定義する場合、 変数の置換が正常に行われるように、これらのルールに従います。

プロパティー・ファイルでの変数の定義

プロパティー・ファイルでの変数の定義には、以下のルールが適用されます。
  • 変数名に有効な文字は、大文字、小文字、0 から 9 までの数字、ピリオド、下線、およびハイフンのみです。 変数名は 255 文字までに制限されています。
  • プロパティー・ファイルは、CICS® バンドルまたはアプリケーション・バインディングに配置できます。これらのファイルは、プロジェクトのルートになければならず、variables.properties という名前でなければなりません。
  • スタンドアロン・バンドルを解決する際に個別のプロパティー・ファイルを指定できますが、このオプションはアプリケーションではサポートされていません。 スタンドアロン・バンドルを使用している場合、プロパティー・ファイルの名前に関する制約事項はありません。
  • プロパティー・ファイルは、Java™ プロパティー・ファイルの標準形式に準拠し、ISO-8859-1 でエンコードされている必要があります。詳しくは、Java プラットフォーム、Standard Edition 7 API 仕様の Java プロパティー・ファイルを参照してください。
  • バンドルで使用される変数は、そのバンドルのプロパティー・ファイルで定義されていなければなりません。 リソース定義に置き換える場合、バンドルで指定された値はその属性の有効値になる必要があります。
  • 変数の値は、他の変数を参照することはできません。 例えば、hlq=${prod.hlq} は無効です。
  • プロパティー・ファイルに変数が複数回定義されている場合は、最後のインスタンスが使用されます。

バンドル・パーツでの変数の参照

バンドル・パーツでの変数の参照には、以下のルールが適用されます。
  • 変数名は ${} の文字で区切られます。
  • 変数は、バンドル・パーツの属性または要素内を含め、すべての CICS バンドル・パーツで使用できます。
  • 1 つの属性またはタグに配置できる変数の数に制限はありません。
  • 変数をネストすることはできません。また、CICS リソース定義名の一部として使用することはできません。