操作ビュー

CICS Explorer® 操作ビューには、企業の日常的な運用や管理をサポートする CICS® リソースが表示されます。 CICS Explorer が CICSPlex® SM WUI サーバーに接続されている場合、CICSplex 内の CICS リソースの単一システム・イメージが操作ビューに表示されます。 CICS Explorer が 1 つの CICS 領域に接続されている場合、その CICS 領域内の CICS リソースが操作ビューに表示されます。

表示されるデフォルトの操作ビューは、現在のパースペクティブによって異なります。 例えば、CICS SM パースペクティブには、以下のデフォルト・ビューが含まれます。

CICS SM パースペクティブ用のデフォルト・タブ・グループを示す画面取り

SM 管理パースペクティブには以下のデフォルト・ビューが含まれます。

SM 管理パースペクティブ用のデフォルト・タブ・グループを示す画面取り

ビューのタブを選択すると、そのビューがワークベンチの前面に移動し、デフォルトのリソース詳細が表示されます。CICS Explorer ワークベンチから、操作ビューに表示されるリソース詳細のカスタマイズや、操作ビューの追加または削除を行うことができます。 詳しくは、ビューの操作を参照してください。

CICS Explorer が CICSPlex SM WUI または単一 CICS 領域に接続されている場合、 大規模なリソース・サブセットを操作ビューで完全に管理することができます。 操作ビューには、1 つ以上の実行中の CICS 領域にあるリソースが表示され、CICS 領域に対して現在提供されている機能がミラーリングされます。 オペレーターはこれらのビューを使用して日常的なシステム操作を行うことができます。 しかし、CICS Explorer の利点は、構成しやすさと使いやすさに加えて、 複数の CICS 領域と各領域のリソースを、あたかもそれらの CICS 領域が単一の CICS 領域であるかのように単一のセッションから制御できることです。これにより、 CICS Explorer は CICS 操作のための強力なツールになっています。

以下のサンプル画面に示すように、ワークベンチのメインメニューの「操作」メニューから操作ビューを選択して、ワークベンチに操作ビューを追加します。 使用できるメニュー・オプションは、現在のパースペクティブによって異なります。

「操作」メニューを示す CICS Explorer のメニュー・バー

操作ビューを使用して、データをフィルタリングし、1 つ以上のリソースに対してアクションを実行することができます。 現行パースペクティブが SM 管理パースペクティブの場合、ワークロード管理に WLM ビューを使用することができます。 アクションを実行するには、1 つ以上のリソースを選択して右クリックし、メニューからアクションを選択します。 使用可能なアクションは選択したリソースによって異なりますが、「開く (Open)」、「使用可能 (Enable)」、「使用不可 (Disable)」、「接続 (Connect)」、「獲得 (Acquire)」、「破棄 (Discard)」、「閉じる (Close)」などがあります。 リソース・ビューが自動的に更新されて変更内容が表示されます。

属性を選択して F1 (Linux では Ctrl+F1) を押すと、フィールド・レベルのヘルプが表示されます。