ビューでのリソースのソート

リソース・ビューを開くと、リソース属性 (ビューの列) に基づいてリソースがソートされます。CICS® TS バージョン 4.2 以降では、ビューの任意の列でリソースをソートしたり、ソート順を変更したりできます。

始める前に

CICS TS バージョン 4.2 以降のシステムへの CMCI 接続が必要です。 CICS TS の旧バージョンに接続されている状態で列を基準にソートを試みても、効果はありません。

他のいくつかの CICS システム接続 (CICSPlex® SM データ・インターフェースなど) では、列によるソートがサポートされていません。そのような接続を使用している場合に、ソートが指定されているビューを開くと、エラー・メッセージが表示されます。「ソートのクリア」オプションを使用してソートを削除してからビューを開くことはできますが、ソートを変更することはできません。

このタスクについて

デフォルトでは通常、最初の列のリソース属性値に基づいて、昇順でリソースがソートされます。構成済みのビューの場合は、ビュー構成で指定されているソートでリソースがソートされます。

ビューでリソースのソートが既に構成されている場合は、ビューのステータス・バーで、レコードがソートされていることを確認できます。ステータス・バーの上にマウスを移動すると、適用されているソートの詳細を示したツールチップが表示されます。

ほとんどの CICS リソース・テーブル・ビューでは、ビューの列でリソースをソートするために、ビューの列ヘッダーを使用できます。この方法でソートを変更すると、ビューの現在のソートはオーバーライドされますが、ビュー構成は変更されません。

ビューを構成する時に、1 つ以上の列や、ビューに当てはまる任意の属性によって、リソースをソートできます。CICS リソース・テーブル・ビューの構成を参照してください。

特定のリソース・ビューの変更のリストに示されているように、以下の手順は「リソース・グループ定義」ビュー、「グループ・リスト定義」ビュー、およびいくつかの古いスタイルのビューには該当しません。これらのビューに該当する手順については、特定のビューでの列によるデータのソートを参照してください。

手順

  1. ソートするリソース・ビューから始めます。
  2. ソートで使用する列がビュー内に表示されるようにします (必要であれば、スクロール・バーを使用します)。 ソートで使用する列がビューに表示されない場合は、追加することができます。 ビュー内の列の変更を参照してください。
  3. 列見出しをクリックして、リソースを必要な順序で表示します。列見出しをクリックするたびにリソースは更新され、新しいソート順で表示されます。ソート順は次のローテーションで入れ替わります。
    • 昇順。 列見出しに上矢印が表示されます。
    • 降順。 列見出しに下矢印が表示されます。
    • 元のソート順。
  4. オプション: ビューの元のソート順に戻すには、ビューのツールバーにある「ビュー・メニュー」アイコン 「ビュー・メニュー」アイコン をクリックし、「ソートのクリア」をクリックします。
  5. オプション: 列やフィルターやソートの構成設定にビューをリセットする場合は、ビューのツールバー すべてのオプション にある「構成にリセット」ボタン 「構成にリセット」オプション をクリックします。

タスクの結果

指定したソート順がビュー内のリソースに適用されます。 ビューのステータス・バーには、収集されたレコード数が表示され、レコードがソートされたことが示されます。 ステータス・バー上にマウスを置くと、適用されているすべてのソートがツールチップに表示されます。 リソースのソートに使用された属性の列見出しに、ソート順を示す矢印が表示されます。

ビューを最新表示する場合は、現行のソート順が保持されます。 ビューを閉じる場合、ソート順は記憶され、次回ビューを開くときに再び表示されます。