CICS Explorer ワークスペースの場所の変更

CICS Explorer® はローカル・ワークスペース・フォルダーを使用して、そのデータと構成ファイルを保存します。デフォルトでは、ワークスペース・フォルダーはユーザー・ディレクトリーに保存されます。 CICS Explorer のワークスペースの保存場所を変更することができます。

このタスクについて

デフォルトのワークスペース・フォルダーの名前は、以下のとおりです。
  • CICS Explorer バージョン 5.3 以降: .zosexplorer
  • CICS Explorer バージョン 5.2 以前: .cicsexplorer
以下の状況では、一般に、CICS Explorer ワークスペースの場所を変更する必要があります。
  • 新しいバージョンの CICS Explorer を開始したいが、デフォルトのワークスペースはアップグレードしたくない。

    一部のリリースでは、CICS Explorer を新しいリリースにアップグレードし、新しいリリースで既存のワークスペースを使用すると、既存のワークスペースに保存されていたデータが自動的に新しいデータ形式に移行されます。それらのワークスペースは、以前のリリースの CICS Explorer では使用できなくなります。

    ワークスペースの場所を変更して新しいバージョンの CICS Explorer を開始すれば、デフォルトのワークスペースは変更されません。

  • 所有ユーザーだけがワークスペースにアクセスできるようにしたい。

    CICS Explorer のワークスペース内のデータ・ファイルおよび構成ファイルには、接続情報とユーザー ID が含まれています。 このため、ワークスペースの場所をデフォルトから変更した方がよい場合があります。

CICS Explorer が既に開始されているときにワークスペースの場所を変更するには、ワークスペースの切り替えを参照してください。

CICS Explorer を開始する前にワークスペースの場所を変更する 1 つの方法は、使用するオペレーティング・システムに応じて、アプリケーション・ランチャー、Automator アプリケーション、またはアプリケーション・ショートカットを新規作成し、コマンドまたはターゲット・パスを変更することです。 これを行うには、以下の手順を使用します。

手順

タスクの結果

作成したアプリケーション・ランチャー、Automator アプリケーション、またはアプリケーション・ショートカットを使用して CICS Explorer を次回開始したときに、新しい場所に CICS Explorer ワークスペースが作成されます。