汎用および特定プロファイル

「権限レコードの管理」ダイアログを使用してオブジェクトのフォルダー (「キュー」フォルダーなど) についての権限を管理するとき、特定オブジェクトに権限を付与する代わりにプロファイルに権限を付与します。

プロファイルは、権限を適用するオブジェクトの名前およびタイプを定義します。特定プロファイルはオブジェクトの名前と正確に一致しますが、汎用プロファイルはワイルドカード文字を使用して 1 つ以上のオブジェクトと一致します。

特定プロファイル

特定プロファイルは、その名前およびタイプのオブジェクトにのみ適用されます。単一オブジェクトの権限を付与または取り消すには、関連する特定プロファイルを選択して、そのプロファイルの権限レコードを作成または編集します。

例えば、グループ AppDev6 について、キュー Q.STOCKS.5 にメッセージを書き込む権限を付与するには、Q.STOCKS.5 と呼ばれる特定プロファイルを選択して、グループ AppDev6 のための権限レコードを作成または編集します。権限レコードは Q.STOCKS.5 と呼ばれるキューにのみ適用されます。

タイプが「キュー」または「トピック」で、プロファイル名と名前が一致するオブジェクトは、コマンドの発行時に存在する必要がありません。

汎用プロファイル

汎用プロファイルは、同じタイプの複数のオブジェクトに関連付けるために作成したプロファイルです。 権限レコードを汎用プロファイルに対して作成することで、オブジェクトのセットに同時に権限を付与できます。例えば、Q.STOCKS. で開始する名前を持つ任意のキューにメッセージを書き込む権限をグループ AppDev6 に付与するには、Q.STOCKS.* という名前の汎用プロファイルを使用して権限を付与します。ワイルドカードについて詳しくは、汎用プロファイルで使用されるワイルドカードを参照してください。

プロファイル名と名前が一致するオブジェクトは、コマンドの発行時に存在する必要がありません。