プロセス定義プロパティー
プロセス定義にプロパティーを設定することができます。プロパティーによっては、すべてのタイプのプロセス定義に適用されるわけではないものもあります。 一部のプロパティーは、z/OS® プロセス定義に固有です。
下の表には、プロセス定義に設定できるすべてのプロパティーがリストされています。
それぞれのプロパティーについて、その構成時に必要となる簡単な説明を記載しています。また、表には、DEFINE、ALTER、および DISPLAY PROCESS コマンド用の同等の MQSC パラメーターも記載してあります。詳しくは、IBM® Knowledge Center 内の ALTER PROCESS および DISPLAY PROCESS を参照してください。
「一般」ページ
下の表には、「プロセス定義プロパティー」ダイアログの「一般」ページで設定するプロパティーがリストされています。
プロパティー | 意味 | MQSC パラメーター |
---|---|---|
プロセス名 | 読み取り専用。作成後にはプロセス定義の名前は変更できません。 | PROCESS |
説明 | プロセス定義の目的についての分かりやすい説明を入力します。MQ エクスプローラーでのストリングの入力を参照してください。 | DESCR |
アプリケーション・タイプ | 開始キューがトリガー・メッセージを受信するときに始動するアプリケーションのタイプを選択します。
システム定義のアプリケーションは、ゼロから 65 535 の範囲です。ユーザー定義のアプリケーションの場合には、65 536、から 999 999 999 の範囲で入力します。 コマンドが実行されるプラットフォームでサポートされているアプリケーション・タイプ (ユーザー定義のタイプ以外) だけを指定します。
|
APPLTYPE |
アプリケーション ID | 始動するアプリケーションの名前を入力します。 通常、これは実行可能オブジェクトの完全修飾ファイル名です。最大長は 256 文字です。 CICS アプリケーションの場合は CICS トランザクション ID を入力し、IMS アプリケーションの場合は IMS トランザクション ID を入力します。 | APPLICID |
環境データ | 始動するアプリケーションに関連した環境情報を入力します。最大長は 128 文字です。 | ENVRDATA |
ユーザー・データ | 始動するアプリケーションに関連したユーザー情報を入力します。 最大長は 128 文字です。 | USERDATA |
QSG 処理 | 読み取り専用。プロセス定義のキュー共用グループ処理。
作成後にはプロセス定義の処理を変更できません。
「キュー・マネージャー」 は、オブジェクト定義がそのオブジェクトをホストするキュー・マネージャーでのみ
使用可能であることを示しています。「グループ」 は、オブジェクト定義が共用リポジトリーに保管され、キュー共用グループの
各キュー・マネージャーに定義のコピーがあることを示しています。「コピー」 は、オブジェクト定義が、共用リポジトリー内の定義のキュー・マネージャーのコピーであることを
示しています。 |
QSGDISP |
「統計」ページ
下の表には、「プロセス定義プロパティー」ダイアログの「統計」ページで設定するプロパティーがリストされています。「統計」ページは、プロセス定義のヒストリーについての情報を表示します。 これらのプロパティーはいずれも編集できません。
プロパティー | 意味 | MQSC パラメーター |
---|---|---|
変更日付 | 読み取り専用。プロセス定義のプロパティーが最後に変更された日付。 | ALTDATE |
変更時刻 | 読み取り専用。プロセス定義のプロパティーが最後に変更された時刻。 | ALTTIME |