複数インスタンス・キュー・マネージャーの管理

リモート接続を使用して複数インスタンス・キュー・マネージャーを管理するには、IBM® MQ エクスプローラーを構成する必要があります。

「キュー・マネージャー」 > 「リモート・キュー・マネージャーの追加」メニュー項目を使用して、複数インスタンス・キュー・マネージャーへの接続を追加します。あるいは、キュー・マネージャーへのリモート接続を既に構成している場合は、IBM MQ エクスプローラーのナビゲーターのリモート・キュー・マネージャー・ノードを右クリックし、「接続詳細」 > 「インスタンスの管理」とクリックして、接続の追加、除去、テスト、または再配列を行います。

キュー・マネージャーのすべてのインスタンスをそのリモート・キュー・マネージャー・ノードに接続する必要があります。これにより、ノードはキュー・マネージャーのすべてのインスタンスの状況をモニターすることができます。どのインスタンスが現在アクティブ状況か、また、どのインスタンスが待機状況あるいは切断されているかを確認できます。

待機状況およびアクティブ状況において、キュー・マネージャーのすべてのインスタンスに対する接続をテストすることが重要です。 キュー・マネージャーのアクティブ・インスタンスおよび待機インスタンスの両方でリスナーが実行されていることを確認します。待機インスタンスのキュー・マネージャーは、キュー・マネージャーのファイル・システムへのアクセス権限を持たず、アクティブになるまではリスナーを自動的に開始しません。 アクティブ・インスタンスおよび待機インスタンスの両方の接続をテストするために、両方のインスタンス用のリスナーをコマンド行から開始することを検討してください。

キュー・マネージャーと一緒に開始されるよう構成されているリスナーを手動で開始しないでください。キュー・マネージャーが開始されたときに、ポートが既に使用されているためリスナー・サービスが失敗し、エラーが発生します。