接続ファクトリーのプロパティー

「接続ファクトリー・プロパティー」ダイアログで、接続ファクトリー・プロパティーを表示および設定できます。 ダイアログで使用できるプロパティーは、接続ファクトリーが使用するメッセージング・プロバイダーにより異なります。

下の表には、設定できるすべてのプロパティーがリストされています。

それぞれのプロパティーについて、その構成時に必要となる簡単な説明を記載しています。 表には、JMS 管理コマンド行ツールで使用する場合に対応する長い名前と短い名前も付記しています。 「プロパティー」ダイアログで使用できるプロパティーは、接続ファクトリーが使用するメッセージング・プロバイダーにより異なります。 JMS 管理コマンド行ツールについて詳しくは、IBM® Knowledge Center管理ツールを使用した JMS オブジェクトの構成を参照してください。

「一般」ページ

下の表には、「接続ファクトリー・プロパティー」ダイアログの「一般」ページで設定できるプロパティーがリストされています。

プロパティー 意味 長い名前 短い名前
名前 オブジェクトの名前です。 NAME  
説明 オブジェクトの説明を入力します。 DESCRIPTION DESC
クラス名 接続ファクトリーによって実装されているクラス名を示します。    
メッセージング・プロバイダー 接続ファクトリーが MQ トランスポート (「バインド」または「クライアント」) と Real-time トランスポート (「直接」または「直接 HTTP」) のどちらを使用するかを示します。 リアルタイム・トランスポートは IBM MQ 8.0 では使用できません。IBM MQ 8.0 を使用している場合には、リアルタイム・トランスポートは定義できますが、接続の作成を試みると失敗します。    
トランスポート 接続に使用するトランスポート・タイプを示します。 「バインド」は、JMS クライアントと同じコンピューターに存在するキュー・マネージャーへの直接接続です。「クライアント」は、TCP/IP を使用するクライアント接続です (キュー・マネージャーの場所は同じコンピューター上でも異なるコンピューターでも構いません)。「直接」は、IBM Integration Bus のブローカーに対する直接接続です。「直接 HTTP」は、HTTP トンネリングを使用する直接接続です。 このフィールドは読み取り専用ですが、メッセージング・プロバイダーに使用可能な代わりのトランスポート・タイプがある場合は、トランスポート・タイプを変更できます。詳しくは、接続に使用するトランスポート・タイプの変更を参照してください。 TRANSPORT TRAN
プロバイダー・バージョン このクライアントの接続先となるキュー・マネージャーのバージョン、リリース、モディフィケーション・レベル、およびフィックスパックを選択または入力します。 値を入力する場合、以下のいずれかの形式を使用してください。
  • V.R.M.F
  • V.R.M
  • V.R
  • V
ここで V、R、M、F はゼロ以上の整数値です。

8 以上の値は、IBM MQ 8.0 キュー・マネージャーへの接続用の IBM MQ 8.0 ConnectionFactory であることを示します。7 以上の値は、IBM WebSphere® MQ 7.0 キュー・マネージャーへの接続用の IBM WebSphere MQ 7.0 ConnectionFactory であることを示します。 7 より低い値 (例えば 6.0.2.0) は、バージョン 7.0 より前のキュー・マネージャーと共に使用することを示します。 デフォルト値 unspecified を使用すると、すべてのレベルのキュー・マネージャーとの接続が可能です。 その際、キュー・マネージャーの機能に基づいて、適切なプロパティーと機能が決定されます。

PROVIDERVERSION PVER
 

特定のプロバイダー・バージョンでキュー・マネージャーに接続する場合に生じる可能性がある問題のトラブルシューティングについて詳しくは、IBM Knowledge Center 内の JMS プロバイダー・バージョンのトラブルシューティングを参照してください。

   
クライアント ID クライアント ID は、永続サブスクリプション用のアプリケーション接続を一意的に識別するために使用されます。

クライアントの ID を入力してください

CLIENTID CID
最大バッファー・サイズ クライアント・アプリケーションによる処理の待機中に内部のメッセージ・バッファーに保管できる受信メッセージの最大数を入力します。 このプロパティーが適用されるのは、「トランスポート」プロパティーの値が「直接」および「直接 HTTP」である場合に限られます。 デフォルトは 1000 です。 MAXBUFFSIZE MBSZ

「接続」ページ

下の表には、「接続ファクトリー・プロパティー」ダイアログの「接続」ページで設定できるプロパティーがリストされています。 この接続ファクトリーで作成した接続に対して接続の詳細を設定するには、「接続」ページのプロパティーを編集します。

プロパティー 意味 長い名前 短い名前
[V9.2.0 2020 年 7 月]アプリケーション名 アプリケーション自体を識別する名前を指定します。詳しくは、IBM Knowledge Center 内のサポートされるプログラミング言語でのアプリケーション名の指定を参照してください。 APPLICATIONNAME APPNAME
基本キュー・マネージャー 接続先にするキュー・マネージャーの名前を選択または入力します。 アプリケーションがクライアント・チャネル定義テーブルを使用してキュー・マネージャーに接続する場合は、IBM Knowledge Center 内のクライアント・チャネル定義テーブルを参照してください。 QMANAGER QMGR
ブローカー・キュー・マネージャー

このプロパティーは IBM WebSphere MQ 7.0 JMS クライアントで使用できますが、IBM WebSphere MQ 7.0 キュー・マネージャーには影響を与えません。

ブローカーが稼働しているキュー・マネージャーの名前を選択または入力します。
BROKERQMGR BQM
接続リスト
HOSTNAME(PORT) 接続アドレスのコンマ区切りリスト。
接続を再試行するたびに 1 つずつ、このリストの項目が順番に試行されます。
HOSTNAME には DNS 名または IP アドレスを指定できます。
デフォルトの PORT は 1414 です。
CLIENTRECONNECTHOSTS CRHOSTS
ホスト名 キュー・マネージャーのホスト・コンピューターか、ブローカーへの直接接続の場合はブローカーのホスト・コンピューターについて、そのホスト名または IP アドレスを入力します。 HOSTNAME HOST
ポート キュー・マネージャーまたはブローカーが listen するポート番号を入力します。 「トランスポート」プロパティーを「クライアント」に設定している場合、デフォルトは 1414 です。一方、「トランスポート」プロパティーを「直接」または「直接 HTTP」に設定している場合、デフォルトは 1506 です。 PORT -
プロキシー・ホスト名 直接接続の場合のプロキシー・サーバーのホスト名を入力します。 PROXYHOSTNAME PHOST
プロキシー・ポート 直接接続の場合のプロキシー・サーバーのポート番号を入力します。 デフォルトは 443 です。 PROXYPORT PPORT
コード化文字セット ID 接続に使用するコード化文字セット ID (CCSID) を入力します。 パフォーマンスを最適にするため、このプロパティーの値は基本キュー・マネージャーの「コード化文字セット ID」属性 (キュー・マネージャー・プロパティー) と同じ値にします。 CCSID CCS
マルチキャスト

マルチキャスト・トランスポートを使用してメッセージをメッセージ・コンシューマーに配信するかどうかを指定します。 マルチキャスト・トランスポートはトピック宛先にのみ適用され、接続ファクトリーが直接 IP トランスポートを使用する場合にのみ使用可能です。 直接 IP トランスポートは、IBM MQ 8.0 では使用できません。IBM MQ 8.0 を使用している場合には、直接 IP トランスポートを定義できますが、接続の作成を試みると失敗します。

デフォルト値は「使用不可」です。つまり、メッセージはマルチキャスト・トランスポートによってメッセージ・コンシューマーに配信されません。

マルチキャスト・トランスポートを使ってメッセージ・コンシューマーにメッセージを配信するには、「使用可能」をクリックします。 この場合、ブローカー内の信頼性の高いマルチキャストに対してトピックを構成する必要があります。 信頼性の高いマルチキャストに対してトピックを構成すると、信頼性の高いサービス品質が使用されるためです。

MULTICAST MULTI
 

マルチキャスト・トランスポートと、信頼性の高いサービス品質を使用してメッセージ・コンシューマーにメッセージを配信するには、「高信頼性」をクリックします。 ブローカー内の信頼性の高いマルチキャストに対してトピックを構成する必要があります。信頼性の高いマルチキャストに対してトピックを構成していない場合は、このトピックに対してメッセージ・コンシューマーを作成できません。

マルチキャスト・トランスポートを使用してメッセージを配信するが、信頼性の高いサービス品質を使用しない場合は、「低信頼性」をクリックします。 ブローカー内のマルチキャストに対してトピックを構成する必要があります。 この場合、信頼性の高いマルチキャストに対してトピックを構成しても、信頼性の高いサービス品質は使用されません。

   
ローカル・アドレス キュー・マネージャーへの接続の場合は、使用するローカル・ネットワーク・インターフェースまたは使用する (1 つまたは一連の) ローカル・ポート、あるいはその両方を指定します。 チャネルはアドレスにローカルにバインドされます。 形式 ipaddress(low-port, high-port) を使用します。 ここで、ipaddress は、IPv4 小数点付き 10 進数、IPv6 16 進数、 または英数字ホスト名形式で指定された IP アドレスです。 例えば、127.0.0.1 は IPv4 アドレスと任意のポート、127.0.0.1(1000) は IPv4 アドレスと特定のポート、127.0.0.1(1000,2000) は IPv4 アドレスとポートの範囲、(1000) はポートのみを指定します。 ブローカーへの直接接続を使用している場合、このプロパティーが関係するのはマルチキャストを使用している場合に限られます。 使用するローカル・ネットワーク・インターフェースを IP アドレスまたはホスト名として指定します。ただし、ポート番号は指定しないでください。 LOCALADDRESS LA
接続オプション アプリケーションとキュー・マネージャーとの接続方式を選択します。

アプリケーションとキュー・マネージャー間の接続の種類を、キュー・マネージャーが稼働しているプラットフォームとキュー・マネージャーの構成方法に応じて変更する場合は、「標準」をクリックします。

アプリケーションおよびローカル・キュー・マネージャー・エージェントを別個の実行単位で実行するが、一部のリソースを共用する場合は、「共用」をクリックします。

アプリケーションおよびローカル・キュー・マネージャー・エージェントを別個の実行単位で実行する場合は、「分離」をクリックします。

アプリケーションおよびローカル・キュー・マネージャー・エージェントを同じ実行単位で実行する場合は、「ファースト・パス」をクリックします。

アプリケーションで、キュー・マネージャーの有効範囲内の接続タグの排他使用を要求する場合は、「シリアル・キュー・マネージャー」をクリックします。

アプリケーションでキュー・マネージャーの帰属先のキュー共用グループの有効範囲内で接続タグの排他使用を要求する場合は、「シリアル・キュー共用グループ」をクリックします。

CONNOPT CNOPT
 

アプリケーションで接続タグの共用を要求するが、キュー・マネージャーの有効範囲内では接続タグの共用を制限する場合は、「制限付きキュー・マネージャー」をクリックします。

アプリケーションで接続タグの共用を要求するが、キュー・マネージャーの帰属先のキュー共用グループの有効範囲内では接続タグの共用を制限する場合は、「制限付きキュー共用グループ」をクリックします。

JMS アプリケーションがクライアント接続を使用して接続している場合、「標準」「共用」「分離」「ファースト・パス」の各オプションは無視されます。 [z/OS]    共用」、「分離」、「ファースト・パス」の各オプションは、IBM MQ for z/OS® キュー・マネージャーによって無視されます。「シリアル・キュー・マネージャー」、「シリアル・キュー共用グループ」、「制限付きキュー・マネージャー」、および「制限付きキュー共用グループ」の各オプションをサポートしているのは、IBM MQ for z/OS キュー・マネージャーのみです。

   
[z/OS]    接続タグ [z/OS]    アプリケーションがキュー・マネージャーに接続されているときに、作業単位の範囲内でアプリケーションによってリフレッシュされるリソースにキュー・マネージャーが関連付けるタグのことです。 接続タグをサポートしているのは、IBM MQ for z/OS キュー・マネージャーのみです。 [z/OS]    CONNTAG [z/OS]    CNTAG
会話の共有を許可 「はい」(デフォルト値) をクリックして指定すると、クライアント接続は、チャネル定義が一致する場合に同じプロセスから同じキュー・マネージャーへの他の JMS 接続との間でソケットを共有できます。 これを指定しない場合は「いいえ」をクリックします。 SHARECONVALLOWED SCA

再接続ページ

プロパティー 意味 長い名前 短い名前
オプション
再接続しない
アプリケーションは再接続されません。
再接続
アプリケーションは任意のキュー・マネージャーに再接続できます。
再接続オプションは、クライアント・アプリケーションと、それが最初に接続を確立したキュー・マネージャーとの間に類縁性がない場合にのみ使用してください。
同じキュー・マネージャーに再接続
アプリケーションは再接続できますが、最初に接続したキュー・マネージャーにのみ再接続できます。
クライアントが再接続可能であるが、クライアント・アプリケーションと、それが最初に接続を確立したキュー・マネージャーとの間に類縁性がある場合には、この値を使用してください。
この値は、クライアントを、可用性の高いキュー・マネージャーの待機インスタンスに自動的に再接続したい場合に選択してください。
クライアントの自動再接続機能は、IBM MQ classes for Java™ ではサポートされていません。
CLIENTRECONNECTOPTIONS CROPT
タイムアウト 再接続の再試行が行われなくなるまでの、秒単位の間隔。 デフォルトは 1800 秒 (30 分) です。 CLIENTRECONNECTTIMEOUT CRT

「チャネル」ページ

下の表には、「接続ファクトリー・プロパティー」ダイアログの「チャネル」ページで設定できるプロパティーがリストされています。 JMS クライアントとキュー・マネージャーとの接続方式を構成するには、「チャネル」ページのプロパティーを編集します。

プロパティー 意味 長い名前 短い名前
チャネル クライアントをキュー・マネージャーに接続するときに使用するサーバー接続チャネルの名前を選択または入力します。 「選択」を使用して名前を入力するには、「接続」ページ「基本キュー・マネージャー」プロパティーの値をあらかじめ入力してあることと、選択済みのキュー・マネージャーが稼働していることが必要です。 「チャネル」プロパティーか「クライアント・チャネル定義テーブル URL」プロパティーのいずれかの値を設定する必要がありますが、両方設定する必要はありません。 CHANNEL CHAN
クライアント・チャネル定義テーブル URL クライアント・チャネル定義テーブルが格納されているファイルの名前と場所を識別し、そのファイルにアクセスできる方法を指定する URL を入力します。 「チャネル」プロパティーか「クライアント・チャネル定義テーブル URL」プロパティーのいずれかの値を設定する必要がありますが、両方設定する必要はありません。 CCDTURL CCDT
ヘッダー圧縮 「編集」をクリックし、接続においてヘッダー・データを圧縮するときに使用できる手法のリストを選択します。 COMPHDR HC
メッセージ圧縮 「編集」をクリックし、接続においてメッセージ・データを圧縮するときに使用できる手法のリストを選択します。 COMPMSG MC

「SSL」ページ

下の表には、「接続ファクトリー・プロパティー」ダイアログの「SSL」ページで設定できるプロパティーがリストされています。 クライアント接続とブローカーへの直接接続のセキュリティーを確保するために TLS の詳細を構成する場合は、「SSL」ページのプロパティーを編集します。

プロパティー 意味 長い名前 短い名前
直接 SSL 認証 直接接続の TLS 認証を使用可能にするには、「証明書」をクリックします。 認証、ユーザー名認証、およびパスワード認証を使用不可にするには、「基本」をクリックします。 DIRECTAUTH DAUTH
CipherSuite TLS 接続に使用する CipherSuite を選択します。 この CipherSuite は、「チャネル」ページ「チャネル」プロパティー で指定したサーバー接続チャネルの CipherSpec と一致している必要があります。 CipherSuite を選択しない場合、「FIPS が必要」「証明書取り消しリスト」「ピア名」「リセット・カウント」の各プロパティーは無視されます。 SSLCIPHERSUITE SCPHS
FIPS が必要 TLS 接続には IBM Java JSSE FIPS プロバイダー (IBMJSSEFIPS) によってサポートされている CipherSuite を使用する必要があることを指定するには、「はい」をクリックします。 TLS 接続が任意の CipherSuite を使用できる場合は、「いいえ」をクリックします。 SSLFIPSREQUIRED SFIPS
証明書取り消しリスト TLS 証明書取り消しの有無を確認するための証明書取り消しリスト・サーバーのリストを入力します。 SSLCRL SCRL
ピア名 キュー・マネージャーによって用意されたものと一致させる必要がある識別名 スケルトンを入力します。 この TLS ピア名は、「チャネル」ページの「チャネル」プロパティーで指定した TLS ピア名にも一致させる必要があります。 SSLPEERNAME SPEER
リセット・カウント 暗号化に使用される秘密鍵がネゴシエーションされる前に接続によって送信および受信されるバイト数の合計を入力します。 SSLRESETCOUNT SRC

「出口」ページ

下の表には、「接続ファクトリー・プロパティー」ダイアログの「出口」ページで設定できるプロパティーがリストされています。 ユーザー出口とは、メッセージ・データに対して追加の処理 (例えば、暗号化やデータの圧縮) を実行するためにユーザー自身が準備するコード・モジュールのことです。 呼び出すと実行されるクライアント出口コード・モジュールのデフォルトの場所を変更するには、「出口」ページのプロパティーを編集します。

プロパティー 意味 長い名前 短い名前
送信出口名 チャネル送信出口または連続して実行する一連の送信出口の名前を入力します。 リストの各項目は、IBM MQ Java インターフェース MQSendExit を実装するクラスの名前 (Java で記述されたチャネル送信出口の場合) か、libraryName(entryPointName) という形式のストリング (Java で記述されていないチャネル送信出口の場合) にする必要があります。 SENDEXIT SDX
送信出口初期化 チャネル送信出口を呼び出したときにチャネル送信出口に渡されるユーザー・データを入力します。 ユーザー・データの項目は、コンマで区切ることにより 1 つ以上入力できます。 SENDEXITINIT SDXI
受信出口名 呼び出しの対象となる、チャネル受信出口または一連の受信出口の名前を入力します。 リストの各項目は、IBM MQ Java インターフェース MQReceiveExit を実装するクラスの名前 (Java で記述されたチャネル受信出口の場合) か、libraryName(entryPointName) という形式のストリング (Java で記述されていないチャネル受信出口の場合) にする必要があります。 RECEXIT RCX
受信出口初期化 チャネル受信出口を呼び出したときにチャネル受信出口に渡されるユーザー・データを入力します。 ユーザー・データの項目は、コンマで区切ることにより 1 つ以上入力できます。 RECEXITINIT RCXI
セキュリティー出口名 リストの各項目は、IBM MQ Java インターフェース MQSecurityExit を実装するクラスの名前 (Java で記述されたチャネル・セキュリティー出口の場合) か、libraryName(entryPointName) という形式のストリング (Java で記述されていないチャネル・セキュリティー出口の場合) にする必要があります。 SECEXIT SCX
セキュリティー出口初期化 チャネル・セキュリティー出口を呼び出したときにチャネル・セキュリティー出口に渡されるユーザー・データを入力します。 SECEXITINIT SCXI

「ブローカー」ページ

下の表には、「接続ファクトリー・プロパティー」ダイアログの「ブローカー」ページで設定できるプロパティーがリストされています。 パブリッシュ/サブスクライブ・ブローカーの詳細を指定するには、「ブローカー」ページのプロパティーを編集します。

プロパティー 意味 長い名前 短い名前
ブローカー・サブスクリプション・メッセージ・キュー

このプロパティーは、IBM WebSphere MQ 7.0 以降で使用できますが、JMS クライアントは IBM WebSphere MQ 7.0 以降のキュー・マネージャーには影響を与えません。

非永続サブスクリプション・メッセージの受信元のキューの名前を選択または入力します。 デフォルトのキューは SYSTEM.JMS.ND.SUBSCRIBER.QUEUE です。 「選択」を使用して名前を入力するには、「接続」ページ「基本キュー・マネージャー」プロパティーの値をあらかじめ選択してあることと、選択済みのキュー・マネージャーが稼働していることが必要です。
BROKERSUBQ BSUB
ブローカー CC サブスクリプション・メッセージ・キュー

このプロパティーは、IBM WebSphere MQ 7.0 以降で使用できますが、JMS クライアントは IBM WebSphere MQ 7.0 以降のキュー・マネージャーには影響を与えません。

ConnectionConsumer に合致する非永続サブスクリプション・メッセージの検索場所にするキューの名前を選択または入力します。 デフォルトのキューは SYSTEM.JMS.CC.SUBSCRIBER.QUEUE です。 「選択」を使用して名前を入力するには、「接続」ページ「基本キュー・マネージャー」プロパティーの値をあらかじめ選択してあることと、選択済みのキュー・マネージャーが稼働していることが必要です。

詳しくは、IBM Knowledge Center 内の BROKERSUBQ プロパティーを参照してください。

BROKERCCSUBQ CCSUB
ブローカー制御キュー

このプロパティーは、IBM WebSphere MQ 7.0 以降で使用できますが、JMS クライアントは IBM WebSphere MQ 7.0 以降のキュー・マネージャーには影響を与えません。

ブローカーの制御キューの名前を選択または入力します。 「選択」を使用して名前を入力するには、「接続」ページ「ブローカー・キュー・マネージャー」プロパティーの値をあらかじめ選択してあることと、選択済みのキュー・マネージャーが稼働していることが必要です。
BROKERCONQ BCON
パブリケーション・ストリーム

このプロパティーは、IBM WebSphere MQ 7.0 以降で使用できますが、JMS クライアントは IBM WebSphere MQ 7.0 以降のキュー・マネージャーには影響を与えません。

パブリッシュ済みメッセージの送信先キュー (ストリーム・キュー) の名前を選択または入力します。 デフォルトのキューは SYSTEM.BROKER.DEFAULT.STREAM です。 「選択」を使用して名前を入力するには、「接続」ページ「ブローカー・キュー・マネージャー」プロパティーの値をあらかじめ選択してあることと、選択済みのキュー・マネージャーが稼働していることが必要です。
BROKERPUBQ BPUB
ブローカー・バージョン

このプロパティーは、IBM WebSphere MQ 7.0 以降で使用できますが、JMS クライアントは IBM WebSphere MQ 7.0 以降のキュー・マネージャーには影響を与えません。

使用するブローカーのバージョンを選択します。 「V1」をクリックすると、IBM MQ パブリッシュ/サブスクライブ・ブローカーまたは IBM Integration Bus を互換モードで使用します。「トランスポート」プロパティーが「バインディング」または「クライアント」に設定されている場合には、これがデフォルト値です。 「V2」をクリックすると、IBM Integration Bus がネイティブ・モードで使用されます。「トランスポート」プロパティーが「直接」または「直接 HTTP」に設定されている場合には、これがデフォルト値です。
BROKERVER BVER
パブリケーション確認通知間隔

このプロパティーは、IBM WebSphere MQ 7.0 以降で使用できますが、JMS クライアントは IBM WebSphere MQ 7.0 以降のキュー・マネージャーには影響を与えません。

IBM MQ JMS クライアントがブローカーからの確認通知を要求する前にパブリッシャーがパブリッシュするメッセージの数を入力します。 このプロパティーの値を小さくすると、クライアントによる確認通知の要求頻度が高くなるため、パブリッシャーのパフォーマンスは低下します。 この値を大きくすると、ブローカーに障害が発生した場合、 クライアントが例外を throw するのに要する時間が長くなります。 このプロパティーが関係するのは、「トランスポート」プロパティーの値が「バインド」または「クライアント」である場合に限られます。 デフォルト値は 25 です。
PUBACKINT PAI

「一時キュー」ページ

下の表には、「接続ファクトリー・プロパティー」ダイアログの「一時キュー」ページで設定できるプロパティーがリストされています。 JMS 一時キューの動的な定義方法を指定するには、「一時キュー」ページのプロパティーを編集します。

プロパティー 意味 長い名前 短い名前
一時モデル・キュー JMS 一時キューの作成元にするモデル・キューの名前を選択または入力します。 「選択」を使用して名前を入力するには、「接続」ページ「基本キュー・マネージャー」プロパティーの値をあらかじめ選択してあることと、選択済みのキュー・マネージャーが稼働していることが必要です。 TEMPMODEL TM
一時キュー接頭部 IBM MQ 動的キューの名前を作成するときに使用する接頭部を入力します。接頭部を作成する場合の規則は、IBM MQ オブジェクト記述子 (MQOD) の「DynamicQName」フィールドの内容を作成する場合の規則と同じですが、最後の非ブランク文字はアスタリスク (*) にする必要があります。このプロパティーに値を指定しなかった場合、AMQ.* という値が使用されます。[z/OS]    z/OS システムでは、CSQ.* という値が使用されます。 TEMPQPREFIX TQP

「一時トピック」ページ

下の表には、「接続ファクトリー・プロパティー」ダイアログの「一時トピック」ページで設定できるプロパティーがリストされています。 JMS 一時トピックの動的な定義方法を指定するには、「一時トピック」ページのプロパティーを編集します。

プロパティー 意味 長い名前 短い名前
一時トピック接頭部 一時トピックの名前を作成するときに使用する接頭部を入力します。 一時トピックの作成時に、JMS は TEMP/TEMPTOPICPREFIX/unique_id という形式のトピック・ストリングを生成します (このプロパティーでデフォルト値を使用する場合は、単に TEMP/unique_id)。 TEMPTOPICPREFIX TTP

「サブスクライバー」ページ

下の表には、「接続ファクトリー・プロパティー」ダイアログの「サブスクライバー」ページで設定できるプロパティーがリストされています。 サブスクライバーおよびサブスクリプションを管理するには、「サブスクライバー」ページのプロパティーを編集します。

プロパティー 意味 長い名前 短い名前
メッセージ選択

このプロパティーは IBM WebSphere MQ 7.0 JMS クライアントで使用できますが、IBM WebSphere MQ 7.0 キュー・マネージャーには影響を与えません。

メッセージ選択を JMS クライアント・アプリケーションで実行するように指定するには、「クライアント」をクリックします。 メッセージ選択をブローカーで実行するように指定するには、「ブローカー」をクリックします。 「一般」ページ「トランスポート」プロパティーの値が「直接」である場合、メッセージ選択は必ずブローカーによって行われ、「メッセージ選択」プロパティーの値は無視されます。 「ブローカー」ページ「ブローカー・バージョン」プロパティーの値が「V1」である場合、ブローカーによるメッセージ選択はサポートされません。
MSGSELECTION MSEL
低頻度サブスクリプション

このプロパティーは IBM WebSphere MQ 7.0 JMS クライアントで使用できますが、IBM WebSphere MQ 7.0 キュー・マネージャーには影響を与えません。

このプロパティーは、TopicSubscriber オブジェクトのメッセージ検索ポリシーを制御します。 頻繁に一致するメッセージをサブスクリプションが受信することを指定するには、「いいえ」をクリックします。 一致する頻度の低いメッセージをサブスクリプションが受信することを指定するには、「はい」をクリックします。
SPARSESUBS SSUBS
サブスクリプション・ストア

このプロパティーは IBM WebSphere MQ 7.0 JMS クライアントで使用できますが、IBM WebSphere MQ 7.0 キュー・マネージャーには影響を与えません。

アクティブなサブスクリプションに関連する持続データを IBM MQ JMS が格納する場所を選択します。サブスクリプション情報をキュー SYSTEM.JMS.ADMIN.QUEUE および SYSTEM.JMS.PS.STATUS.QUEUE に格納するには、「キュー」をクリックします。 サブスクリプション情報をキューではなくパブリッシュ/サブスクライブ・ブローカーに格納するには、「ブローカー」をクリックします。 IBM MQ のリリース・レベルと、インストールされているパブリッシュ/サブスクライブ・ブローカーに応じて、キュー・ベースまたはブローカー・ベースのサブスクリプション・ストアを動的に選択するには、「移行」をクリックします。このオプションはデフォルトで選択されています。 サブスクリプション・ストアについて詳しくは、IBM Knowledge Center 内の IBM MQ classes for JMS アプリケーションの作成を参照してください。
SUBSTORE SS
クリーンアップ・レベル

このプロパティーは IBM WebSphere MQ 7.0 JMS クライアントで使用できますが、IBM WebSphere MQ 7.0 キュー・マネージャーには影響を与えません。

「ブローカー」ページ「サブスクリプション・ストア」プロパティーを「ブローカー」または「移行」に設定した場合の、サブスクリプション・ストアのクリーンアップ・レベルを選択します。
CLEANUP CL
クリーンアップ間隔

このプロパティーは IBM WebSphere MQ 7.0 JMS クライアントで使用できますが、IBM WebSphere MQ 7.0 キュー・マネージャーには影響を与えません。

パブリッシュ/サブスクライブ・クリーンアップ・ユーティリティーのバックグラウンド実行間隔をミリ秒単位で入力します。
CLEANUPINT CLINT
複製サポート 永続トピック・サブスクライバーが同一の複数のインスタンスを同時に実行できるかどうかを指定します。 複製サポートを有効にすると、JMS 1.1 規格に違反することに注意してください。 一度に実行できる永続トピック・サブスクライバーのインスタンスの数を 1 つのみに指定するには、「使用不可」をクリックします。 これがデフォルト値です。 永続トピック・サブスクライバーが同一の複数のインスタンスを同時に実行し、それぞれを別個の Java 仮想マシン (JVM) で実行できることを指定するには、「使用可能」をクリックします。 CLONESUPP CLS
状況のリフレッシュ間隔

このプロパティーは IBM WebSphere MQ 7.0 JMS クライアントで使用できますが、IBM WebSphere MQ 7.0 キュー・マネージャーには影響を与えません。

サブスクライバーがキュー・マネージャーとの接続を切断された時刻を検出する長時間稼働トランザクションのリフレッシュ間隔をミリ秒単位で入力します。 このプロパティーが適用されるのは、「ブローカー」ページ「サブスクリプション・ストア」プロパティーの値が「キュー」である場合に限られます。 サブスクリプション・ストアについて詳しくは、IBM Knowledge Center 内の IBM MQ classes for JMS アプリケーションの作成を参照してください。
STATREFRESHINT SRI
ワイルドカード形式 どのバージョンのワイルドカード構文を使用するかを指定します。

ブローカー・バージョン 1 を使用していたアプリケーションとの整合性を保つために (「ブローカー・バージョン」プロパティーを参照)、文字ワイルドカードだけを使用するには、「文字ワイルドカードのみ」をクリックします。

ブローカー・バージョン 2 で使用される、トピック・レベルのワイルドカードだけを使用するには、「トピック・ワイルドカードのみ」をクリックします。

WILDCARDFORMAT WCFMT

「拡張」ページ

下の表には、「接続ファクトリー・プロパティー」ダイアログの「拡張」ページで設定できるプロパティーがリストされています。 接続ファクトリー・オブジェクトのプロパティーをさらに変更する場合は、「拡張」ページのプロパティーを編集します。

プロパティー 意味 長い名前 短い名前
メッセージ・バッチ・サイズ

このプロパティーは IBM WebSphere MQ 7.0 JMS クライアントで使用できますが、IBM WebSphere MQ 7.0 キュー・マネージャーには影響を与えません。

非同期のメッセージ配信方式を使用した場合に、1 パケット内のキューから取り出すメッセージの最大数を入力します。 デフォルトは 10 です。
MSGBATCHSZ MBS
メッセージ保存 接続コンシューマーが入力キュー上に不要なメッセージを保存するかどうかを指定します。 不要なメッセージを入力キュー上に保存するには、「はい」をクリックします。 不要なメッセージをその処理オプションに従って処理するには、「いいえ」をクリックします。 MSGRETENTION MRET
ポーリング間隔

このプロパティーは IBM WebSphere MQ 7.0 JMS クライアントで使用できますが、IBM WebSphere MQ 7.0 キュー・マネージャーには影響を与えません。

セッション内の各メッセージ・リスナーのキューに適切なメッセージが存在しない場合、各メッセージ・リスナーがそのキューから再度メッセージを読み出そうとするまでに経過する時間間隔の値をミリ秒単位で入力します。 デフォルトは 5000 です。 セッション中のすべてのメッセージ・リスナーで適切なメッセージが存在しない状態が頻繁に発生する場合は、このプロパティーの値を増やすことを検討してください。
POLLINGINT PINT
再スキャン間隔

このプロパティーは IBM WebSphere MQ 7.0 JMS クライアントで使用できますが、IBM WebSphere MQ 7.0 キュー・マネージャーには影響を与えません。

適切なメッセージを検索する場合、IBM MQ JMS クライアントがキューの先頭に戻るまでの時間間隔をミリ秒単位で入力します。 Point-to-Point ドメイン内のメッセージ・コンシューマーがメッセージ・セレクターを使用して受信するメッセージを選択する場合、IBM MQ JMS クライアントは、適切なメッセージの有無について、キューの「メッセージ・デリバリー・シーケンス」プロパティーで指定した順序で IBM MQ キューを検索します (キュー・プロパティーを参照)。 クライアントは、適切なメッセージを検出してコンシューマーに配信すると、キュー内部の現在の位置から次の適切なメッセージの検索を再開します。 クライアントは、キューの端に到達するか、このプロパティーの値で指定されるミリ秒単位の時間間隔が経過するまで、このようにしてキューを検索し続けます。 いずれの場合も、クライアントはキューの先頭に戻って検索を継続し、新しい時間間隔が開始されます。
RESCANINT RINT
静止時の失敗 キュー・マネージャーが静止状態である場合に、特定のメソッドの呼び出しが失敗するよう指定するには、「はい」をクリックします。 キュー・マネージャーが静止状態であることをアプリケーションが検出すると、アプリケーションはその即時タスクを完了して接続を切断し、これによってキュー・マネージャーが停止できます。 キュー・マネージャーが静止状態である場合に、メソッド呼び出しが失敗しないことを指定するには、「いいえ」を指定します。 「いいえ」をクリックすると、アプリケーションはキュー・マネージャーが静止状態であることを検出できないため、キュー・マネージャーに対して操作を継続するので、キュー・マネージャーの停止を防ぐことができます。 FAILIFQUIESCE FIQ
同期点でのすべての読み取り 同期点ですべての読み取りを実行することを指定するには、「はい」をクリックします。 同期点ですべての読み取りを実行しないことを指定するには、「いいえ」をクリックします。 SYNCPOINTALLGETS SPAG
ターゲット・クライアント・マッチング 着信メッセージに MQRFH2 ヘッダーがある場合にのみ、着信メッセージの JMSReplyTo ヘッダー・フィールドで識別されるキューに送信される応答メッセージに MQRFH2 ヘッダーを付けるかどうかを指定します。 着信メッセージに MQRFH2 ヘッダーがない場合、宛先キューの「ターゲット・クライアント」プロパティーを「MQ」に設定することを指定するには、「はい」をクリックします。 着信メッセージに MQRFH2 ヘッダーがある場合、「ターゲット・クライアント」プロパティーには代わりに「JMS」が設定されます。 宛先キューの「ターゲット・クライアント」プロパティーを常に「JMS」に設定することを指定するには、「いいえ」をクリックします。 TARGCLIENTMATCHING TCM
非同期エラー・チェック間隔 1 つの非トランザクション JMS セッション内で、非同期書き込みエラーを検査するまでの間に許可する送信呼び出し数を入力します。 この値には任意の正整数を指定でき、最小値は 0 です。 SENDCHECKCOUNT SCC

「高度な調整」ページ

下の表には、「接続ファクトリーのプロパティー」ダイアログの「高度な調整」ページで設定できるプロパティーを示しています。 高度な設定を構成するには、「高度な調整」ページのプロパティーを編集します。 大半のシステムの場合は、デフォルトの設定が適切です。

プロパティー 意味 長い名前 短い名前
処理期間

このプロパティーは IBM WebSphere MQ 7.0 JMS クライアントで使用できますが、IBM WebSphere MQ 7.0 キュー・マネージャーには影響を与えません。

受信したメッセージをどの程度迅速に処理できるかをサブスクライバーが保証できないことを指定するには、「不明」 (デフォルト値) をクリックします。 受信したすべてのメッセージを、IBM MQ JMS クライアントに制御が戻る前に処理することをサブスクライバーが保証するという内容を指定するには、「短時間」をクリックします。
PROCESSDURATION PROCDUR
オプティミスティック・パブリケーション

このプロパティーは IBM WebSphere MQ 7.0 JMS クライアントで使用できますが、IBM WebSphere MQ 7.0 キュー・マネージャーには影響を与えません。

パブリッシャーがメッセージをパブリッシュする場合、IBM MQ JMS クライアントが、呼び出しに関連するすべての処理を完了して結果をパブリッシャーに通知できるまでパブリッシャーに制御を戻さないことを指定するには、「いいえ」 (デフォルト値) をクリックします。パブリッシャーがメッセージをパブリッシュする場合、IBM MQ JMS クライアントが、呼び出しに関連するすべての処理を完了して結果をパブリッシャーに通知できる段階に到達する前に、パブリッシャーに制御をすみやかに戻すことを指定するには、「はい」をクリックします (IBM MQ JMS クライアントは、パブリッシャーがメッセージをコミットした場合にのみ、結果を通知します)。
OPTIMISTICPUBLICATION OPTPUB
結果通知

このプロパティーは IBM WebSphere MQ 7.0 JMS クライアントで使用できますが、IBM WebSphere MQ 7.0 キュー・マネージャーには影響を与えません。

サブスクライバーがメッセージを確認したかコミットする場合、IBM MQ JMS クライアントが、呼び出しに関連するすべての処理を完了して結果をサブスクライバーに通知できるまで制御をサブスクライバーに戻さないことを指定するには、「はい」 (デフォルト値) をクリックします。サブスクライバーがメッセージを確認したかコミットする場合、IBM MQ JMS クライアントが、呼び出しを完了して結果をサブスクライバーに通知できる段階に到達する前にサブスクライバーに制御をすみやかに戻すことを指定するには、「いいえ」をクリックします。
OUTCOMENOTIFICATION NOTIFY
受信分離

このプロパティーは IBM WebSphere MQ 7.0 JMS クライアントで使用できますが、IBM WebSphere MQ 7.0 キュー・マネージャーには影響を与えません。

サブスクライバー・キューにある、コミットされているメッセージのみをサブスクライバーが受信することを指定するには、「コミット済み」 (デフォルト値) をクリックします。 サブスクライバー・キューにある、コミットされていないメッセージをサブスクライバーが受信できることを指定するには、「未コミット」をクリックします。 「未コミット」の値が有効なのは、「処理期間」プロパティーの値が「短時間」である場合に限られます。
RECEIVEISOLATION RCVISOL