送達不能キューは、メッセージを正しい宛先に経路指定できない場合に、そのメッセージが書き込まれるキューです。 デフォルトでは、メッセージを宛先キューに送達できないときに、そのメッセージがこのキューに書き込まれます。
「IBM MQ Administering」では、各キュー・マネージャーに 送達不能キューとして使用するローカル・キューを作成することを推奨しています。 これにより、正しい宛先に送達できないメッセージを後で 取得できるように保管することができます。
ただし、送達不能キューを使用すると、 メッセージが送達される順序に影響を及ぼす可能性があります。 そのため、送達不能キューを使用しないことを選択することもできます。
キュー・マネージャーの「送達不能キュー」属性で指定されるキューが見つかりませんでした。 非常に類似した名前のキューが見つかりました。 文字の大小が 1 文字以上異なる点を除けば同一です。
メッセージを受け取っても送達できず、送達不能キューが見つからない場合には、 チャネルが停止し、メッセージは伝送キュー上に残ります。
「送達不能キュー」属性の値にエラーがあるか、または対象となる送達不能キューの名前が誤っている可能性が あります。
キュー・マネージャーの「送達不能キュー」属性で指定されるキューが存在しません。 メッセージを受け取っても送達できず、送達不能キューが見つからない場合には、チャネルが停止し、メッセージは伝送キュー上に残ります。
「送達不能キュー」属性の値にエラーがあるか、または対象となる送達不能キューの名前が誤っている可能性が あります。
キュー・マネージャーの「送達不能キュー」属性で指定されるキューは、ローカル・キューではありません。 メッセージを受け取っても送達できず、送達不能キューが見つからない場合、チャネルは停止し、メッセージは伝送キュー上に 留まります。
「送達不能キュー」属性の値にエラーがある可能性があります。 そうでない場合は、対象となる送達不能キューをローカル・キューとして再作成する必要があります。
IBM MQ 送達不能キュー・ハンドラーは、ハンドラーの始動時に構成された一連の規則に基づいて、 送達不能キューに到達したメッセージに対して自動的にアクションを実行できます。 詳しくは、IBM MQ インフォメーション・センターを参照してください。
実行中の送達不能キュー・ハンドラーを検出できませんでした。 これは、ハンドラーが存在しないか、またはハンドラーが現在実行されていないことが原因であると考えられます。
メッセージが長すぎて送達不能キューに収まらない場合、チャネルは停止し、メッセージは伝送キュー上に留まります。 送達不能キューは、キュー・マネージャーが処理しなければならない可能性がある 最大のメッセージが収まる大きさでなければなりません。 この大きさには、送達不能ヘッダーに必要なスペースも含まれます。
送達不能キューにメッセージが存在することは、 IBM MQ 環境に何らかの問題があることを示しており、 詳細を調べる必要があります。
メッセージを受け取っても送達できず、送達不能キューがいっぱいである場合、チャネルは停止し、メッセージは伝送キュー上に留まります。 送達不能キュー上のメッセージを処理するか、またはより多くのメッセージを受け入れられるように、キューの最大項目数を 大きくしてください。
送達不能キューにメッセージが存在することは、 IBM MQ 環境に何らかの問題があることを示しており、 詳細を調べる必要があります。
キュー・マネージャーの「送達不能キュー」属性で指定されているキューが書き込み可能になっていないため、このキューにメッセージを書き込むことができません。メッセージを受け取っても送達できず、送達不能キューが使用不可である場合、 チャネルは停止し、メッセージは伝送キュー上に留まります。
キューが書き込み可能であることを確認するか、または送達不能キューとして別のキューを使用するように選択してください。