未確定チャネルの解決

失われたリンクが復旧する可能性がない場合には、メッセージをバックアウトするかコミットすることにより、未確定チャネルを解決する必要があります。

このタスクについて

チャネルの送信側では、例えば、チャネルの受信側との接続が失われたために、メッセージが未確定で保留されることがあります。リンクが回復される見込みがない場合は、 チャネルを解決してメッセージをバックアウトする (メッセージを伝送キューに復元する) か、 またはメッセージをコミット (破棄) する必要があります。

チャネルを解決するには、以下の手順を実行します。

手順

  1. チャネルのそれぞれの側の最後にコミットされた作業論理単位 ID (LUWID) を検出します。
    1. 「コンテンツ」ビューで、チャネルの片側のチャネル定義を 右クリックし、「状況...」をクリックすると、そのチャネル定義の「状況」ダイアログが開きます。
    2. 「状況」ダイアログで、「最終 LUWID」列の値を検索します。 この値は、チャネルによって最後にコミットされた作業論理単位の ID を示します。 この値を書き留めます。
    3. チャネルのもう一方の終端のチャネル定義について、ステップ 1 と 2 を繰り返します。
  2. コンテンツ・ビューでチャネルの送信側を右クリックし、「解決...」を クリックすると、「解決」ダイアログが開きます。
  3. 「解決」ダイアログで、以下のようにしてチャネルを解決する方法を選択します。
    • チャネルの送信側の LUWID がチャネルの受信側の LUWID と同じ 場合は、「コミット」をクリックして、メッセージをコミットし、伝送キューのメッセージを 廃棄します。
    • チャネルの送信側の LUWID とチャネルの受信側の LUWID が異なる場合は、「バックアウト」をクリックして、作業単位をバックアウトし、メッセージを再送できるように伝送キューに保存します。

タスクの結果

チャネルが未確定ではなくなり、別のチャネルが伝送キューを使用してメッセージを再送することができます。

詳しくは、IBM® Knowledge Center 内の分散キューイングとクラスターを参照してください。