ブローカーのネットワークおよびトピックが正常に機能することを検査するために、テスト・パブリケーション (メッセージ) を送信 (パブリッシュ) および受信 (サブスクライブ) できます。
サブスクライバーにパブリッシュされた後のパブリケーションのコピーをブローカーで保存するよう、パブリケーションを構成できます。
そのようにすれば、パブリケーションのパブリッシュ後にそのパブリケーションにサブスクライブした新しいサブスクライバーも、そのパブリケーションをすぐに受け取れるようになります。
始める前に
注: この情報は IBM® WebSphere® MQ 6.0 キュー・マネージャーのみに関するものです。
テスト・パブリケーションの送受信を開始する前に:
このタスクについて
テスト・パブリケーションを送信および受信するには、次のようにします。
手順
- 次のようにして、テストするトピックにサブスクライブします。
- 「ナビゲーター」ビューで、ブローカーをホストするキュー・マネージャーを展開します。
- 「トピック」フォルダーを右クリックし、「サブスクリプションのテスト...」をクリックします。
サブスクライブ・アプリケーションが開きます。
- 次のようにして、同じトピックにメッセージをパブリッシュします。
- 「ナビゲーター」ビューで、ブローカーをホストするキュー・マネージャーを展開します。
- 「トピック」フォルダーを右クリックし、「パブリケーションのテスト...」をクリックします。
「テスト・メッセージのパブリッシュ」アプリケーションが開きます。
- オプション: 「ストリーム」フィールドで、別のストリームを選択します。
- 「トピック」フィールドに、メッセージをパブリッシュするトピックの名前を入力します。
このパブリッシャーまたは他のパブリッシャーが、このトピックに関してパブリッシュするよう登録済みかもしれません。
または、新しいトピック名を入力することもできます。
メッセージをパブリッシュすると、そのトピックのパブリッシャーとして自動的に登録されます。
- 「メッセージ・データ」フィールドに、パブリケーションで送信するメッセージを入力します。
例えば、Hello, world!
と入力します。
- 「メッセージのパブリッシュ」をクリックして、メッセージをブローカーに送信します。
サブスクライバーがメッセージ (パブリケーション) を受け取ります。
- サブスクライブ・アプリケーションのインスタンスをもう 1 つ開始します。
2 番目のサブスクライブ・アプリケーションは、パブリケーションがブローカーに送られた時点でトピックにサブスクライブ済みでなかったため、「テスト・メッセージのパブリッシュ」アプリケーションによってパブリッシュされたメッセージを受信しません。
- 2 番目のサブスクライブ・インスタンスをトピックからアンサブスクライブします。
- 2 番目のサブスクライブ・アプリケーションで、「アンサブスクライブ」をクリックします。
2 番目のサブスクライブ・アプリケーションは、そのトピックのパブリケーションを受け取れなくなります。
最初のサブスクライブ・アプリケーションは、引き続きそのトピックのパブリケーションを受信できます。
- トピックに保存パブリケーションをパブリッシュします。
- パブリッシュ・アプリケーションで、「保存済みメッセージ」チェック・ボックスを選択します。
- 「メッセージ・データ」フィールドのテキストを変更します。
例えば、Hi, I'm home
と入力します。
- 「メッセージのパブリッシュ」をクリックします。
保存パブリケーションがブローカーにパブリッシュされます。
最初のサブスクライブ・アプリケーションは、保存パブリケーションを受け取ります。
2 番目のサブスクライブ・アプリケーションは、現時点でサブスクライブしていないので、そのパブリケーションを受け取りません。
- 次のようにして、2 番目のサブスクライブ・アプリケーションをトピックに対して再びサブスクライブします。
- 2 番目のサブスクライブ・アプリケーションで、「サブスクライブ」をクリックします。
2 番目のサブスクライブ・アプリケーションがトピックに再びサブスクライブされます。
保存パブリケーションのコピーをブローカーが保持していたため、2 番目のサブスクライブ・アプリケーションは保存パブリケーションを受信します。
タスクの結果
保存パブリケーションも含めて、テスト・パブリケーションのパブリッシュとサブスクライブの操作を実行できました。