チャネル同期をリセットする

チャネルの両端でメッセージ・カウントが同期していないために同期エラーが報告された場合、チャネル同期をリセットすることができます。

このタスクについて

チャネルの両端のメッセージ・チャネル・エージェント (MCA) はそれぞれ、同期を維持できるように、 チャネルを介して送信されたメッセージ数を記録します。 例えば、1 つの終端のチャネル定義が削除された後、再作成されると、同期が失われる 可能性があります。 再作成されたチャネル定義によってそのカウントは 0 にリセットされます。それで、キュー・マネージャーがそのチャネルの使用を試みた場合、チャネルの両端が同期でないために同期エラーが報告されることになります。

チャネル同期の問題を修正するには、再作成されなかったチャネル定義のカウントをリセットする必要があります。

カウントをリセットするには、以下の手順を実行します。

手順

  1. コンテンツ・ビューで、再作成されなかったチャネル定義を右クリックし、「リセット」をクリックすると、「リセット」ダイアログが開きます。
  2. 「リセット」ダイアログで、以下のようにチャネル定義をリセットするシーケンス番号を入力します。
    • チャネルのもう一方の側が削除され、再作成された場合は、0 を入力します。
    • チャネルが送信側またはサーバー・チャネルである場合、0 からチャネルのシーケンス番号折り返し属性で 定義された値 (デフォルト値は 999,999,999) までの任意の数値を入力します。 新規のメッセージ・シーケンス番号が自動的にチャネルの他の終端に送られ、次にチャネルが開始したときに、終端は その番号に一致するように設定します。
    • 他のすべてのチャネル・タイプの場合は、他の終端の現行シーケンス番号と同じ番号を入力します。 チャネルの他方の側の現行シーケンス番号を検索するには、チャネル名を 右クリックして「状況」をクリックします。
  3. 「はい」をクリックして、「メッセージ・シーケンス番号」フィールドに入力したメッセージ・カウントにチャネル定義をリセットします。

タスクの結果

これで、チャネルの両端のメッセージ・カウントが同じになり、同期化されます。

詳しくは、IBM® Knowledge Center 内の分散キューイングとクラスターを参照してください。