遠隔測定チャネル

遠隔測定チャネルは、IBM® MQ 上のキュー・マネージャーと MQTT クライアントの間の通信リンクです。各チャネルに 1 つ以上の遠隔測定装置が接続されることがあります。

IBM MQ から MQTT クライアントへのメッセージ・フローの場合、メッセージはデフォルトの MQTT 送信キューから取り出され、遠隔測定チャネル経由で送信されます。特定の MQTT クライアントに定義されたメッセージは、その特定のクライアント ID を使用してルーティングされます。

「拡張」オプション

遠隔測定チャネルには、「チャネル状況コンテンツ」ビューに表示可能なクライアント接続の最大数を設定するためのオプションがあります。このオプションの名前は「最大応答数」です。デフォルト値は 500 です。 キュー・マネージャーを開始する前に、このオプションを構成することを検討してください。 キュー・マネージャーが実行中の場合、拡張オプションの変更を適用するには、キュー・マネージャーを再始動する必要があります。

最大応答数オプションを構成するには、以下の操作を実行します。
  1. 「ウィンドウ」 > 「プリファレンス」をクリックします。
  2. IBM MQ エクスプローラー」を展開し、「遠隔測定」をクリックします。
  3. 「最大応答数」フィールドに、一度に表示するクライアント接続数を入力します。
  4. 「OK」をクリックします。

すべての遠隔測定チャネル上のクライアント接続が、最大応答制限までの範囲で「チャネル状況コンテンツ」ビューに表示されます。 クライアント接続がこの制限を超えた場合は、「コンテンツ」ビューの中に警告が表示されます。 例えば、最大応答数を 10 に設定した場合、この数に達するかこの数を超えると、「表示は最初の 10 応答に制限されています。応答のサブセットを選択するには、フィルターを使用してください。」という警告が表示されます。

「遠隔測定チャネル状況」ウィンドウに、そのチャネル固有のクライアント接続が表示されます。 最大応答数オプションによる制限は、このチャネル上のクライアント接続にのみ適用されます。