SYSTEM.FTE トピックへの永続サブスクリプションの識別

企業が IBM® MQ エクスプローラーで提供される ファイル転送管理 プラグインを使用している場合、このプラグインを使用して、ファイル転送管理ネットワーク上でさまざまな機能をモニターできます。

プラグインが調整キュー・マネージャーの SYSTEM.FTE トピックへの永続サブスクリプションを使用するように構成されている場合、そのサブスクリプションには、IBM MQ エクスプローラー インスタンスとそれを作成したユーザーを識別できる一意の名前が付けられます。

ファイル転送管理 プラグインによって使用されるサブスクリプション名は常に以下の形式になります。
MQExplorer_MFT_Plugin_hostname_UUID
hostname は、サブスクリプションを作成した IBM MQ エクスプローラー が実行されているシステムの名前であり、UUID は、そのユーザーと IBM MQ エクスプローラー インスタンスに固有の識別子です。
ファイル転送管理 プラグインは、次のディレクトリーにある dialog_settings.xml というファイルで使用されている永続サブスクリプションの名前を持続します。
  • [Windows] User_home¥IBM¥WebSphereMQ¥workspace-installation_name¥.metadata¥.plugins¥com.ibm.wmqfte.explorer¥
  • [Linux]   $HOME/IBM/WebSphereMQ/workspace-installation_name/.metadata/.plugins/com.ibm.wmqfte.explorer
このファイル内で、UI_SETTINGS_SUBSCRIPTIONS セクションを検索します。サブスクリプション名は value 属性の後に表示されます。以下のコードは、表示内容の例です。

<xml version="1.0"  encoding="UTF-8"?> 
<section name = "Workbench">
   <section name = "UI_SETTINGS_TRANSFER_LOG">
      <item key = "LOCALE"  value="en">
          <list key ="COLUMNS">
              <item value =""/>
              <item value ="Source"/>
              <item value ="Destination"/>
              <item value ="Completion State"/>
              <item value ="Owner"/>
          </list>
    </section>
    <section name = "UI_SETTINGS_SUBSCRIPTIONS" 
       <item key = "LOG_SUBNAME" value= "MQExplorer_MFT_Plugin_host1_a14d17fe-58ff-430b-bae5-5a944917f537"/>
    </section>
    <section name = "TRANSFER_PROGRESS_VIEW_SETTINGS">
      <item key = "LOCALE"  value="en">
          <list key ="COLUMNS">
              <item value =""/>
              <item value ="Source"/>
              <item value ="Destination"/>
              <item value ="Current File"/>
              <item value ="File Number"/>
              <item value ="Progress"/>
              <item value ="Rate"/>
              <item value ="Started"/>
          </list>
    </section>
</section>
    
注: IBM MQ エクスプローラー を使用して複数のファイル転送管理ネットワークをモニターする場合、作成される永続サブスクリプションごとに同じ永続サブスクリプション名が使用されます。

例えば、ファイル転送管理 プラグインを使用して、2 つの ファイル転送管理 ネットワークを管理しており、ネットワークの調整キュー・マネージャーの名前がそれぞれ your_IDFTEQM および your_IDMFTQM である場合、調整キュー・マネージャーごとにサブスクリプションを表示できます。

IBM MQ エクスプローラー ナビゲーター・ペインで、「キュー・マネージャー」ドロップダウンを展開すると、2 つの調整キュー・マネージャー your_IDFTEQM および your_IDMFTQM が表示されます。

これらのキュー・マネージャーのドロップダウンを展開すると、「サブスクリプション」を含む、各キュー・マネージャーのオブジェクトのリストが表示されます。これらの各キュー・マネージャーの「サブスクリプション」を順にクリックして「内容」ペインを表示すると、各キュー・マネージャーに、以下の名前を持つ SYSTEM.FTE トピックへの永続サブスクリプションが含まれていることがわかります: MQExplorer_MFT_Plugin_host1_a14d17fe-58ff-430b-bae5-5a944917f537

これは、両方の永続サブスクリプションが、ホスト名 host1 を持つシステムで ファイル転送管理 プラグインを使用している同じユーザーによって使用されていることを示します。