初期コンテキストの除去
特定の JNDI 名前空間に存在する JMS オブジェクトについてアクセスおよび管理を行わなくなった場合は、JNDI 名前空間のルートを定義する初期コンテキストを IBM® MQ エクスプローラーの「JMS 管理対象オブジェクト」フォルダーから削除できます。
このタスクについて
IBM MQ エクスプローラーの「JMS 管理対象オブジェクト」フォルダーから初期コンテキストを削除しても、 JNDI 名前空間とそこに格納されているオブジェクトは、ネーミング・サービスおよびディレクトリー・サービスから削除されません。 後で IBM MQ エクスプローラーを使用して JMS オブジェクトを管理する場合は、再度初期コンテキストを追加できます。詳しくは、初期コンテキストの追加を参照してください。
JNDI 名前空間にある JMS オブジェクトを現時点ではなく後で管理する場合は、初期コンテキストを IBM MQ エクスプローラーから削除せずに、初期コンテキストから切断できます。詳しくは、初期コンテキストへの接続と切断を参照してください。
IBM MQ エクスプローラーから初期コンテキストを除去するには、次のようにします。
手順
- ナビゲーター・ビューで、初期コンテキストを右クリックし、次に「除去」をクリックします。
- プロンプトが出されたら、「はい」をクリックします。
タスクの結果
これで、IBM MQ エクスプローラーの「JMS 管理対象オブジェクト」フォルダーから初期コンテキストが除去されました。JNDI 名前空間はネーミングおよびディレクトリー・サービスからは削除されていないため、初期コンテキストを IBM MQ エクスプローラーに後で再度追加できます。