キュー・マネージャーでの役割ベースの権限の付与
ユーザーは、オブジェクトの操作を実行するには、正しい権限を持つ必要があります。これらの権限を個別に割り当てることもできますが、キュー・マネージャーでホストされているすべてのオブジェクトに対する読み取り専用アクセス権限または完全な管理アクセス権限をユーザーが必要としている場合は、1 回のアクションでそれらを付与することができます。
このタスクについて
注: この手順は、ユーザーまたはグループが現在持っているアクセス権限に加えて、要求されたアクセス権限を付与します。ユーザーまたはグループに読み取り専用アクセス権限を付与した場合、そのユーザーまたはグループが既に持っている管理権限は失われません。
キュー・マネージャーでホストされているすべてのオブジェクトに対する読み取り専用アクセス権限または完全な管理アクセス権限をグループまたはユーザーに付与するには、以下の手順を実行します。
手順
- 「ナビゲーター」ビューでキュー・マネージャーを右クリックしてから をクリックします。「役割に基づく権限の追加」ダイアログが開きます。
- Windows キュー・マネージャーのみ: 個々のユーザーに権限を付与する場合、「ユーザー」をクリックして、ユーザー名を入力します。
- グループに権限を付与する場合は、「グループ」をクリックして、グループ名を入力します。
- 該当するラジオ・ボタンを選択して、読み取り専用アクセス権限または完全な管理アクセス権限を付与します。
- ユーザーまたはグループに、キュー・マネージャーでホストされているキューのメッセージの参照を許可する場合は、「キュー上のメッセージの読み取りを許可」チェック・ボックスを選択します。
- 要求された権限を付与するための同等のコマンドが、「コマンドのプレビュー」ペインに表示されます。 1 つ以上のコマンドをコピーして、スクリプト内またはコマンド行に貼り付けることができます。
- 「OK」をクリックします。
タスクの結果
要求された権限がユーザーまたはグループに付与されました。
注: IBM® i では、生成したコマンドをユーザーが実行できるようにするために、アクセス権限を変更する必要もあります。これには GRTOBJAUT コマンドを使用します。