自動セットのフィルターの管理

セットの中にグループ化するキュー・マネージャーを定義するためのフィルターを使用します。フィルターの追加、編集、コピー、削除の操作によって、自動キュー・マネージャー・セットを構成できます。

始める前に

フィルターの追加、編集、コピー、削除の操作を行う前に、以下の手順を実行します。
  1. セットの表示を有効にします (キュー・マネージャー・セットの表示を参照してください)。
  2. 追加または除去の操作を行うキュー・マネージャーのセットを定義します (自動セットの定義を参照してください)。
  3. ナビゲーター」ビューで、フィルターを管理するセットを右クリックし、「セットの編集...」をクリックして、「セットの編集」ウィンドウを開きます。
  4. 「フィルターの管理」をクリックして、「フィルターの管理」ウィンドウを開きます。

このタスクについて

フィルターを管理するために選択できるオプションとして以下のものがあります。
  1. 新しいフィルターの追加
  2. フィルターの編集
  3. フィルターのコピー
  4. フィルターの削除

手順

  1. [オプション 1] 新しいフィルターの追加
    1. このトピックの冒頭の説明に従って、「フィルターの管理」ウィンドウを開きます。
    2. フィルターの管理」ウィンドウで「追加...」をクリックします。
      フィルターの追加」ウィンドウが開きます。
    3. フィルターの追加」ウィンドウの「フィルター名」フィールドにフィルターの名前を入力します。例えば、Queues containing more than 50 messages と入力します。
    4. 「以下の場合にキュー・マネージャーを含める」フィールドに、新しいフィルターに追加する基準を入力できます。 例えば、以下の情報を入力します。
      1. フィールドの最初の行では、キュー・マネージャーの名前に基づくフィルターを作成できます。 デフォルトでは、3 番目のフィールドにアスタリスク (*) が入っています。この場合は、キュー・マネージャーの名前にかかわらず、すべてのキュー・マネージャーがフィルターに組み込まれます。 例えば、jupiter で始まるキューのみを含めるには、jupiter* と入力します。
      2. オプショナル: オブジェクトの属性の値に基づいた別の基準をフィルターに入力することができます。 「- かつ -」というラベルの付いたチェック・ボックスを選択すると、フィールドを編集できるようになります。 例えば、「説明」フィールドが Payroll になっているキュー・マネージャーだけを組み込むには、属性「給与計算」 を選択し、2 番目のフィールドで「等しい」を選択し、3 番目のフィールドに Payroll と入力します。
    5. オプショナル: フィルターが適用されるときに既存の列方式が自動的に適用されるようにするには、 「このフィルターの適用時に列方式を自動的に適用」チェック・ボックスを選択し、 リストから列方式を選択します。
    6. 「OK」をクリックします。
      フィルターの追加」ウィンドウが閉じます。「フィルターの管理」ウィンドウに、他の使用可能なフィルターと共に新規フィルターが表示されます。
    7. フィルターの管理」ウィンドウで「OK」をクリックします。
      フィルターの管理」ウィンドウが閉じます。
    使用可能なフィルターのリストに、新規フィルターが追加されます。
  2. [オプション 2] フィルターの編集
    1. このトピックの冒頭の説明に従って、「フィルターの管理」ウィンドウを開きます。
    2. フィルターの管理」ウィンドウで「編集...」をクリックします。
      フィルターの編集」ダイアログが開きます。
    3. 「フィルターの編集」ダイアログで、フィルターに設定されている基準を追加、削除、または変更して、「OK」をクリックします。
      ダイアログのフィールドについて詳しくは、新しいフィルターの追加を参照してください。
    4. 「OK」をクリックして、「フィルターの管理」ウィンドウを閉じます。
    フィルターの変更が、フィルターを使用しているテーブルに自動的に適用されます。MQ エクスプローラーがフィルターをキュー・マネージャーに適用する処理に数秒の時間がかかる場合があります。
  3. [オプション 3] フィルターのコピー

    既存のフィルターとよく似たフィルターを作成するには、既存のフィルターをコピーして、必要な編集を加えるようにします。以前に作成した任意のフィルターをコピーできますし、Command level = 500 フィルターなど、IBM MQ エクスプローラーに用意されているフィルターもコピーできます。

    1. このトピックの冒頭の説明に従って、「フィルターの管理」ウィンドウを開きます。
    2. フィルターの管理」ウィンドウで、コピーするフィルターを選択し、「別名コピー...」をクリックします。
      フィルターのコピー」ダイアログが開きます。
    3. 「フィルターのコピー」ダイアログで新規フィルターの名前を入力して、「OK」をクリックします。
      コピー・フィルターの名前を既存のフィルター名と同じ名前にすることはできません。
    4. フィルターの管理」ウィンドウで「編集...」をクリックします。
      フィルターの編集」ダイアログが開きます。
    5. 「フィルターの編集」ダイアログで、フィルターに設定されている基準を追加、削除、または変更して、「OK」をクリックします。
      ダイアログのフィールドについて詳しくは、新しいフィルターの追加を参照してください。
    6. 「OK」をクリックして、「フィルターの管理」ウィンドウを閉じます。
    新しいフィルターを適用できる状態になります。
  4. [オプション 4] フィルターの削除
    1. このトピックの冒頭の説明に従って、「フィルターの管理」ウィンドウを開きます。
    2. フィルターの管理」ウィンドウで、削除するフィルターを選択し、「除去...」をクリックします。
      フィルターの除去」確認ダイアログが開きます。
    3. 「はい」をクリックして、フィルターを除去し、確認ダイアログを閉じます。
    4. 「OK」をクリックして、「フィルターの管理」ウィンドウを閉じます。
    選択したキュー・マネージャー・セットのフィルターのリストから、削除したフィルターが除去されます。そのフィルターによってセットに追加されていたキュー・マネージャーは、「ナビゲーター」ビューでそのセットのメンバーとして表示されなくなります。