このタスクについて
フィルターは、チャネル、キュー、リスナー、サービスなど、任意の IBM® MQ オブジェクト用に作成することができます。フィルターは、1 つのタイプのオブジェクトにのみ適用することができます。
これは、さまざまなタイプのオブジェクトには、さまざまな属性があるためです。
以下の手順は、キュー用のフィルターの作成例です。
jupiter で始まる名前を持ち、50 を超えるメッセージが含まれているローカル・キューのみが
コンテンツ・ビューに表示されるようにします。
他のタイプのオブジェクト用のフィルターを作成する場合にも、この手順を適用することができます。
新規のフィルターを作成する方法は次のとおりです。
手順
- コンテンツ・ビュー、またはテーブルを含むダイアログで、現在のフィルター名の横にある小さな矢印をクリックします。メニューが表示されます。
- メニューから、「フィルターの管理...」をクリックします。「フィルターの管理」ダイアログが開き、オブジェクト・タイプに対して存在するフィルターが表示されます。
- 「フィルターの管理」ダイアログで「追加」をクリックします。「フィルターの追加」ダイアログが開きます。
- 「フィルターの追加」ダイアログの「フィルター名」フィールドにフィルターの名前を入力します。例えば、Queues containing more than 50 messages と入力します。
- 「フィルター名」フィールドの
次に「以下の場合にオブジェクト を含める」フィールドがあります。
このフィールドに、新規フィルターに追加する基準を入力できます。
例えば、キュー用のフィルターを作成する場合、このフィールドに
「次の場合にキューを含める」というラベルが付きます。以下の情報を入力します。
- フィールドの最初の行を使用して、オブジェクトの名前をフィルターに掛けることができます。
デフォルトでは、フィルターが、オブジェクトの名前にかかわらずにすべてのオブジェクトを組み込むように、
3 番目のフィールドにアスタリスク (*) が入っています。
例えば、jupiter で始まるキューのみを含めるには、jupiter* と入力します。
- キューおよびチャネルのみ: フィールドの次の行を使用して、
オブジェクトのタイプをフィルターに掛けることができます。
デフォルトでは、フィルターは、オブジェクトのすべてのタイプを組み込みます。
例えば、ローカル・キューのみを含めるには、「ローカル・キュー」を選択します。
- オプショナル: オブジェクトの属性の値に基づいた別の基準をフィルターに入力することができます。
「- および -」というラベルの付いたチェック・ボックスを選択すると、
フィールドを編集することができます。例えば、50 を超えるメッセージが含まれているキューのみを含めるには、最初のフィールドで
属性「現行キュー項目数」を、2 番目の
フィールドで「より大」を選択し、3 番目のフィールドに 50 と入力します。
- オプショナル: フィルターが適用されるときに既存の列方式が自動的に適用されるようにするには、
「このフィルターの適用時に列方式を自動的に適用」チェック・ボックスを選択し、
リストから列方式を選択します。
- 「OK」をクリックします。
「フィルターの追加」ダイアログが閉じます。
「フィルターの管理」ダイアログに、他の使用可能なフィルターと共に新規フィルターが表示されます。
- 「フィルターの管理」ダイアログで「OK」をクリックします。
「フィルターの管理」ダイアログが閉じます。
タスクの結果
これで、テーブルにフィルターを適用できます。