クラスター・キュー・マネージャー・プロパティー
「クラスター・キュー・マネージャー・プロパティー」ダイアログには、選択されたクラスター・キュー・マネージャーのクラスター送信側チャネルおよびクラスター受信側チャネルのプロパティーが表示されます。「クラスター・キュー・マネージャー・プロパティー」ダイアログのプロパティーは編集できません。
クラスター・キュー・マネージャーは、クラスターのメンバーであるキュー・マネージャーです。 また、「クラスター・キュー・マネージャー」という用語は、クラスター内の他のキュー・マネージャーとオブジェクト、 その中でも特に、クラスター送信側チャネルとクラスター受信側チャネルに関して、クラスター内の各キュー・マネージャーが保持しているレコードも表します。
「クラスター・キュー・マネージャー・プロパティー」ダイアログには、選択されたクラスター・キュー・マネージャーのクラスター送信側チャネルおよびクラスター受信側チャネルのプロパティーが表示されます。下の表には、プロパティー・ダイアログに表示されるプロパティーが示されています。 これらのプロパティーは、チャネル・プロパティー・ダイアログで同じチャネルについて表示されているプロパティーとは異なります (チャネル・プロパティーを参照)。
「クラスター・キュー・マネージャー・プロパティー」ダイアログのプロパティーは編集できません。
表には、DISPLAY CLUSQMGR コマンド用の同等の MQSC パラメーターが記載してあります。 MQSC コマンドについて詳しくは、IBM® Knowledge Center 内の MQSC コマンドによる管理を参照してください。
「一般」ページ
下の表には、「クラスター・キュー・マネージャー・プロパティー」ダイアログの「一般」ページで設定するプロパティーがリストされています。
プロパティー | 意味 | MQSC パラメーター |
---|---|---|
チャネル名 | チャネル定義の名前。 | CHANNEL |
チャネル状況 | チャネルの現在の状態。 | STATUS |
接続名 | クラスター送信側チャネルの場合は、宛先キュー・マネージャーをホストするコンピューターの名前。 クラスター受信側チャネルの場合は、ローカル・キュー・マネージャーをホストするコンピューターの名前。 接続名の形式は、選択された伝送プロトコルに応じて異なります。 | CONNAME |
説明 | クラスター・チャネルの説明。 | DESCR |
ローカル通信アドレス | チャネルが TCP/IP を使用し、アウトバウンド通信に特定の IP アドレス、ポート、またはポート範囲を使用する場合、 チャネルのローカル通信アドレスを指定します。 チャネルはアドレスにローカルにバインドされます。 使用される形式は、ipaddress(low-port, high-port) です。 ここで、ipaddress は、IPv4 小数点付き 10 進数、IPv6 16 進数、または英数字ホスト名形式で指定された IP アドレスです。 例えば、192.0.2.1 は IPv4 アドレスと任意のポート、192.0.2.1(1000) は IPv4 アドレスと特定のポート、192.0.2.1(1000,2000) は IPv4 アドレスとポートの範囲、(1000) はポートのみを指定します。 | LOCLADDR |
中断 | キュー・マネージャーが (SUSPEND QMGR コマンドの結果として) クラスターで中断されているかどうかを示します。
「はい」 は、キュー・マネージャーが中断状態であることを示しています。 |
SUSPEND |
伝送プロトコル | チャネルが使用するトランスポート・タイプ。 | TRPTYPE |
バージョン | クラスター・キュー・マネージャーが関連付けられている IBM MQ インストールのバージョン。このバージョンの形式は次のとおりです。
|
バージョン |
「拡張」ページ
下の表には、「クラスター・キュー・マネージャー・プロパティー」ダイアログの「拡張」ページで設定するプロパティーがリストされています。
プロパティー | 意味 | MQSC パラメーター |
---|---|---|
最大メッセージ長 | チャネル上で伝送することができるメッセージの最大長 (バイト)。 | MAXMSGL |
ハートビート間隔 | ハートビート間隔の長さ (秒)。ゼロの値は、ハートビート交換が行われないことを意味します。 使用される値は、チャネルの送信側で指定された値と受信側で指定された値のうちどちらか大きい方です。 ハートビート間隔は、伝送キューにメッセージがない時に送信側 MCA から渡されるハートビート・フロー間の時間 (秒数) です。ハートビート交換により、受信側 MCA にチャネルを休止させる機会が与えられます。 | HBINT |
シーケンス番号折り返し | シーケンス番号は、チャネルを介して送信されたメッセージのカウントです。 シーケンス番号は、チャネルを介してメッセージが送信されるたびに大きくなります。 このプロパティーは、メッセージのシーケンス番号が 1 から再開する前に到達することができる一番大きいシーケンス番号を示します。 チャネルの両端は、チャネルの開始時に同じシーケンス番号折り返し値を持っていなければなりません。 そうでない場合は、エラーを受け取ります。 | SEQWRAP |
非持続メッセージ速度 | トランザクションの一部として非持続メッセージが送信されるかどうかを示します。
「高速」 は、トランザクションの一部として非持続メッセージが送信されていないため、トランザクションの一部である場合よりも迅速に検索可能となることを示しています。「通常」 は、トランザクションの一部として非持続メッセージが送信され、メッセージの転送中にチャネルが停止した場合にメッセージが失われるリスクが削減されることを示しています。 |
NPMSPEED |
バッチ・サイズ | 同期点に達する前に送信されるメッセージの最大数。 メッセージは、常に個別に転送されますが、バッチとしてコミットまたはバックアウトされます。 | BATCHSZ |
切断間隔 (秒) | バッチの終了後にチャネルがクローズするまでの秒数。 z/OS® を除くすべてのプラットフォーム上で、0 の値はチャネルが切断されないことを意味します。z/OS 上では、0 の値はチャネルが即時に切断されることを意味します。 | DISCINT |
データ変換 | メッセージが伝送前に受信システムで必要なフォーマットに変換されているかどうかを示します。
「はい」 は、伝送前にメッセージが変換されていることを示しています。「いいえ」 は、メッセージが受信側アプリケーションによって、受信システムで必要なフォーマットに変換されていることを示しています (これは便利な方法です)。 |
CONVERT |
バッチ間隔 (ミリ秒) | 伝送キューにメッセージがない場合でもチャネルがバッチを開いておく時間 (ミリ秒)。 | BATCHINT |
バッチ・ハートビート間隔 (ミリ秒) | バッチ・ハートビート間隔は、チャネルの送信側がメッセージのバッチをコミットする直前に、 チャネルの受信側がアクティブであることをチャネルの送信側が確認できるようにします。 チャネルの受信側がアクティブでなかった場合、バッチを未確定にせずにバックアウトすることができます。 バッチをバックアウトすることにより、メッセージが使用可能な状態で維持され、別のチャネルにリダイレクトするなどの処理が可能となります。 このプロパティーは、チャネルの受信側を非アクティブと見なす前に、チャネルの送信側がチャネルの受信側からの応答を待機する秒数を示します。 0 の値は、バッチ・ハートビートが使われないことを意味します。 詳しくは、チャネルが未確定となる機会の削減を参照してください。 | BATCHHB |
書き込み権限 | このプロパティーは、MQPUT コマンドを宛先キューに対して実行するとき、または MQI 呼び出しを実行するときに、
メッセージ・チャネル・エージェント (MCA) によって実行されるセキュリティー処理のタイプを指定します。
「デフォルト」 は、デフォルトのユーザー ID が使用されることを示しています。「コンテキスト」 は、メッセージに関連付けられているコンテキスト情報の代替ユーザー ID が使用されることを示しています。 |
PUTAUT |
メッセージ圧縮 | チャネル定義でサポートされているメッセージの圧縮法を優先順に示します。
チャネルのもう一方の終端でサポートされている最初の技法が使用されます。
「なし」 は、メッセージの圧縮が行われないことを示します。
「RLE」 は、ラン・レングス・エンコードを使用してメッセージ・データの圧縮を行うことを示します。
「ZLIBFAST」 は、zlib 圧縮法を使用してメッセージ・データの圧縮を行うことを示し、この場合短時間で圧縮が行われます。
「ZLIBHIGH」 は、zlib 圧縮法を使用してメッセージ・データの圧縮を行うことを示し、この場合高水準の圧縮が行われます。
「ANY」 は、キュー・マネージャーでサポートされている任意の圧縮法を使用できることを示します。
詳しくは、IBM Knowledge Center 内の分散キューイングとクラスターを参照してください。
|
COMPMSG |
ヘッダー圧縮 | チャネル定義でサポートされているヘッダーの圧縮法を優先順に示します。
チャネルのもう一方の終端でサポートされている最初の技法が使用されます。
「なし」 はヘッダーの圧縮を行わないことを、「システム」 はヘッダーの圧縮を行うことをそれぞれ示しています。
詳しくは、IBM Knowledge Center 内の分散キューイングとクラスターを参照してください。
|
COMPHDR |
プロパティー制御 | これは、V6 以前のキュー・マネージャーに送信されようとしているメッセージのプロパティーをどのように処理するかを定義します。呼び出し側に RFH2 を伝搬する V6 の動作を保持するには、値を「互換性」から「強制」に変更する必要があります。有効な値は以下のとおりです。 「すべて」は、メッセージをリモート・キュー・マネージャーに送信するときに、そのメッセージのすべてのプロパティーがメッセージに組み込まれることを意味します。メッセージ記述子 (または拡張) に含まれるものを除き、プロパティーはメッセージ・データ内の 1 つ以上の MQRFH2 ヘッダーに入れられます。 「互換性」。 これがデフォルト値です。JMS 関連プロパティーがメッセージ・データの MQRFH2 ヘッダーに含まれていることを前提とするアプリケーションは、変更なしで引き続き実行できます。 接頭部として、mcd.、jms.、usr.、mqext. のいずれかが付いているプロパティーがメッセージに含まれている場合は、メッセージ記述子 (または拡張) に含まれているプロパティー以外のすべてのオプショナル・メッセージ・プロパティー (「サポート」値が MQPD_SUPPORT_OPTIONAL のプロパティー) がメッセージ・データの 1 つ以上の MQRFH2 ヘッダーに組み込まれてから、メッセージがリモート・キュー・マネージャーに送信されます。そうでなければ、メッセージ記述子 (または拡張) に含まれているプロパティー以外のすべてのメッセージ・プロパティーがメッセージから除去されてから、メッセージがリモート・キュー・マネージャーに送信されます。 |
PROPCTL |
プロパティー記述子の「サポート」フィールドが MQPD_SUPPORT_OPTIONAL に設定されていないプロパティーがメッセージに含まれていると、そのメッセージは拒否され、レポート・オプションの設定に基づいて処理されます。プロパティー記述子の「サポート」フィールドが MQPD_SUPPORT_OPTIONAL に設定されていても、プロパティー記述子の他のフィールドがデフォルト以外の値に設定されているプロパティーがメッセージに 1 つ以上含まれていると、メッセージからそれらのプロパティーが除去されてから、メッセージがリモート・キュー・マネージャーに送信されます。 「なし」は、メッセージ記述子 (または拡張) に含まれているプロパティー以外のすべてのメッセージ・プロパティーがメッセージから除去されてから、メッセージがリモート・キュー・マネージャーに送信されることを意味します。プロパティー記述子の「サポート」フィールドが MQPD_SUPPORT_OPTIONAL に設定されていないプロパティーがメッセージに含まれていると、そのメッセージは拒否され、レポート・オプションの設定に基づいて処理されます。 |
||
バッチ・データ制限 | 同期点を取得するまでに、1 つのチャネルを通じて送信するデータ量の制限を、0 から 999999 の範囲のキロバイト数で指定します。0 の値は、このチャネルを通じて送信されるバッチにデータ制限が適用されないことを意味します。 | BATCHLIM |
送達不能キューを使用 | チャネルでメッセージを配信できない場合に、送達不能キューを使用するかどうかを指定します。指定可能な値は以下の 2 つです。
|
USEDLQ |
「MCA」ページ
下の表には、「クラスター・キュー・マネージャー・プロパティー」ダイアログの「MCA」ページで設定するプロパティーがリストされています。このプロパティーは、選択されたチャネル用のメッセージ・チャネル・エージェント (MCA) の実行方法を示します。
プロパティー | 意味 | MQSC パラメーター |
---|---|---|
MCA ユーザー ID | リモート・メッセージ・チャネル・エージェントとのセキュア LU 6.2 セッションを開始するときに、 メッセージ・チャネル・エージェントが使用するユーザー ID。 | USERID |
MCA タイプ | メッセージ・チャネル・エージェント (MCA) プログラムの実行方法を示します。
「スレッド」 は MCA がスレッドとして実行されることを、「プロセス」 は MCA がプロセスとして実行されることを示しています。 |
MCATYPE |
MCA 名 | メッセージ・チャネル・エージェント名。 | MCANAME |
「出口」ページ
下の表には、「クラスター・キュー・マネージャー・プロパティー」ダイアログの「出口」ページで設定するプロパティーがリストされています。以下のプロパティーによって、選択されたチャネルによって実行されるユーザー出口が構成されます。
プロパティー | 意味 | MQSC パラメーター |
---|---|---|
セキュリティー出口名 | セキュリティー出口プログラムの名前。 | SCYEXIT |
メッセージ出口名 | メッセージ出口プログラムの名前。 | MSGEXIT |
送信出口名 | 送信出口プログラムの名前。 | SENDEXIT |
受信出口名 | 受信出口プログラムの名前。 | RCVEXIT |
セキュリティー出口ユーザー・データ | チャネル・セキュリティー出口の呼び出し時にチャネル・セキュリティー出口に渡されるデータ。 | SCYDATA |
メッセージ出口ユーザー・データ | チャネル・メッセージ出口プログラムの呼び出し時にチャネル・メッセージ出口に渡されるデータ。 | MSGDATA |
送信出口ユーザー・データ | 送信出口プログラムの呼び出し時にチャネル送信出口に渡されるデータ。 | SENDDATA |
受信出口ユーザー・データ | 受信出口プログラムの呼び出し時にチャネル受信出口に渡されるデータ。 | RCVDATA |
「LU6.2」ページ
下の表には、「クラスター・キュー・マネージャー・プロパティー」ダイアログの「LU6.2」ページで設定するプロパティーがリストされています。
プロパティー | 意味 | MQSC パラメーター |
---|---|---|
モード名 | LU 6.2 モード名。 | MODENAME |
TP 名 | リンクの遠端で実行される MCA プログラムの名前または総称名。 | TPNAME |
ユーザー ID | リモート MCA とのセキュア LU 6.2 セッションを開始するときに、MCA が使用するユーザー ID。 | USERID |
パスワード | リモート MCA とのセキュア LU 6.2 セッションを開始しようとするときに、MCA が使用するパスワード。 | PASSWORD |
「再試行」ページ
下の表には、「クラスター・キュー・マネージャー・プロパティー」ダイアログの「再試行」ページで設定するプロパティーがリストされています。以下のプロパティーによって、チャネルがリモート・キュー・マネージャーに接続できない場合のチャネルの動作方法が構成されます。
プロパティー | 意味 | MQSC パラメーター |
---|---|---|
短期再試行カウント | チャネルがリモート・キュー・マネージャーに接続を試行できる最大回数。 | SHORTRTY |
短期再試行間隔 | 短期再試行カウント時に、リモート・キュー・マネージャーへの接続の再試行をチャネルが待機する概算間隔 (秒)。 0 の値は、チャネルが即時に再試行することを意味します。 | SHORTTMR |
長期再試行カウント | チャネルがリモート・キュー・マネージャーに接続を試行できる最大回数。
このプロパティーの値は、「短期再試行カウント」 プロパティーで指定されたカウントを超えているが、チャネルがリモート・キュー・マネージャーにまだ正常に接続していない場合にのみ使用されます。 |
LONGRTY |
長期再試行間隔 | 長期再試行カウント時に、リモート・キュー・マネージャーへの接続の再試行をチャネルが待機する概算間隔 (秒)。 0 の値は、チャネルが即時に再試行することを意味します。 | LONGTMR |
キープアライブ間隔 | 「キープアライブ間隔」 プロパティーの値は、チャネルのタイムアウト値を指定します。「自動」は、キープアライブ値がネゴシエーションされた「ハートビート間隔」 の値に基づいていることを示しています。値が指定され、ネゴシエーションされたハートビート間隔 がゼロより大きい場合、キープアライブ間隔 は、ネゴシエーションされたハートビート間隔 に 60 秒を加えた値になります。ネゴシエーションされたハートビート間隔 がゼロの場合は、キープアライブ間隔 もゼロになります。0 の値は、このチャネルのキープアライブが使用不可であることを意味します。 |
KAINT |
「メッセージ再試行」ページ
下の表には、「クラスター・キュー・マネージャー・プロパティー」ダイアログの「メッセージ再試行」ページで設定するプロパティーがリストされています。以下のプロパティーによって、チャネルがリモート・キューにメッセージを初回に書き込んだときに失敗した場合のチャネルの動作方法が 構成されます。
プロパティー | 意味 | MQSC パラメーター |
---|---|---|
メッセージ再試行カウント | チャネルがリモート・キューへのメッセージの送達は不可能であると判断するまで、
リモート・キュー・マネージャーへの接続を再試行する回数。
このプロパティーは、「メッセージ再試行出口名」 プロパティーがブランクの場合にのみ MCA のアクションを制御します。「メッセージ再試行出口名」プロパティーがブランクでない場合、「メッセージ再試行カウント」 プロパティーの値は出口で
使用するために出口に渡されますが、チャネルが接続を再試行する回数はその出口によって
制御され、「メッセージ再試行カウント」 プロパティーでは制御されません。 |
MRRTY |
メッセージ再試行間隔 | チャネルがリモート・キューへのメッセージの書き込みを再試行するまでに待機する最小時間 (ミリ秒)。 | MRTMR |
メッセージ再試行出口名 | チャネル・メッセージ再試行出口プログラムの名前。 | MRDATA |
メッセージ再試行出口ユーザー・データ | チャネル・メッセージ再試行出口の呼び出し時にチャネル・メッセージ再試行出口に渡されるデータ。 | MREXIT |
「クラスター」ページ
下の表には、「クラスター・キュー・マネージャー・プロパティー」ダイアログの「クラスター」ページで設定するプロパティーがリストされています。
プロパティー | 意味 | MQSC パラメーター |
---|---|---|
クラスター名 | 選択されたチャネル定義が共用されているクラスターの名前。 | |
Cluster queue manager (クラスター・キュー・マネージャー) | 選択されたチャネル定義をホストするキュー・マネージャーの名前。 | |
定義タイプ | チャネルの定義方法を示します。
「クラスター送信側」 は、チャネルが明示的定義からクラスター送信側チャネルとして定義されていることを
示しています。「自動クラスター送信側」 は、チャネルが自動定義のみによってクラスター送信側チャネルとして定義されていることを示しています。「自動明示クラスター送信側」 は、チャネルが自動定義および明示的定義によってクラスター送信側チャネルとして定義されていることを示しています。「クラスター受信側」 は、チャネルが明示的定義からクラスター受信側チャネルとして定義されていることを示しています。 |
DEFTYPE |
キュー・マネージャーのタイプ | クラスター内のキュー・マネージャーの機能を示します。
「リポジトリー」 はキュー・マネージャーがクラスターのフル・リポジトリーである
ことを、「通常」 はキュー・マネージャーがクラスターの部分リポジトリーであることを示しています。 |
QMTYPE |
QMID | クラスター・キュー・マネージャーの、内部生成の固有の名前。 | QMID |
ネットワーク優先順位 | このプロパティーの値は、ネットワーク接続のチャネル優先順位を示します。0 が最低優先順位です。 | NETPRTY |
CLWL チャネル・ランク | クラスター内のチャネルのランク。0 が最低ランクです。 詳しくは、IBM Knowledge Center 内の分散キューイングとクラスターを参照してください。 | CLWLRANK |
CLWL チャネル優先順位 | クラスター内のチャネルの優先順位。0 が最低優先順位です。 詳しくは、IBM Knowledge Center 内の分散キューイングとクラスターを参照してください。 | CLWLPRTY |
CLWL チャネル・ウェイト | チャネルに適用される加重。これによってチャネルを介して送信されるメッセージの比率を制御します。1 が最低の加重です。 詳しくは、IBM Knowledge Center 内の分散キューイングとクラスターを参照してください。 | CLWLWGHT |
伝送キュー | クラスター送信側チャネルは、この伝送キューからメッセージを転送します。
名前は、以下の伝送キューのうちのいずれかです。
|
XMITQ |
「SSL」ページ
下の表には、「クラスター・キュー・マネージャー・プロパティー」ダイアログの「SSL」ページで設定するプロパティーがリストされています。以下のプロパティーによって、TLS セキュリティーを使用するようにチャネルが構成されます。
プロパティー | 意味 | MQSC パラメーター |
---|---|---|
SSL CipherSpec | TLS 接続の CipherSpec の名前。両端の IBM MQ TLS チャネル定義の「SSL CipherSpec」プロパティーに同じ値が指定されている必要があります。 | SSLCIPH |
これらの値と一致する識別名を持つ証明書のみを受け入れる | ピア・キュー・マネージャーまたは IBM MQ チャネルのもう一方の終端のクライアントからの証明書の識別名の値。 チャネルが開始するときに、このプロパティーの値は、証明書の識別名と比較されます。 | SSLPEER |
接続を開始する相手先の認証 | このパラメーターは、チャネルでの TLS クライアントの認証方法を指定します。「必須 」は、チャネルが TLS クライアントから TLS 証明書を受け取り、認証する必要があることを示しています。「オプション 」は、チャネルが TLS クライアントからの TLS 証明書を受け取って認証する必要がないことを示しています。値が「オプション 」である場合、ピア TLS クライアントが証明書を送信すると、チャネルは証明書を通常どおり認証します。 |
SSLCAUTH |
「統計」ページ
下の表には、「クラスター・キュー・マネージャー・プロパティー」ダイアログの「統計」ページで設定するプロパティーがリストされています。「統計」ページには、クラスター・キュー・マネージャーが最後に変更された日時が 表示されます。
プロパティー | 意味 | MQSC パラメーター |
---|---|---|
変更日付 | キューのプロパティーが最後に変更された日付。 | ALTDATE |
変更時刻 | キューのプロパティーが最後に変更された時刻。 | ALTTIME |