新規サービス定義の作成

サービス定義ウィザードは、サービス定義の作成プロセスを簡素化し、IBM® MQ エクスプローラーに統合されています。サービス定義ウィザードは、IBM MQ 8.0 では非推奨となっています。

始める前に

サービス定義により、サービス指向アーキテクチャーでの IBM MQ アプリケーションの再利用が簡素化されます。従来の Web サービスと同じ形式を使用して、アプリケーションをサービスとして記述することにより、再利用を促進し、標準のサービス・ツールとの統合の 実現を図る同一の方法で、アプリケーションを管理できます。 サービス定義ウィザードは、正しくフォーマットされたサービス定義を作成する前に、必要な情報を検証します。 このことは、サービス定義を手動で作成するために必要となる WSDL および IBM MQ の両方のサービス定義仕様について、 ユーザーは詳細な知識を必要としないことを意味します。

サービス定義は、アプリケーションによって使用されるリソース (キューやキュー・マネージャーなど) を容易に照会し、実行時にサービスを動的に検索できるようにすることで、IBM MQ アプリケーションのカタログ化と管理を支援します。このことは、長期間にわたって開発され、文書化に一貫性がなく、信頼性の高いアプリケーション・インベントリーを持たない非管理 IBM MQ アプリケーション (CICS® またはアプリケーション・サーバーによってホストされておらず、Windows、UNIX、または System i® 上でスタンドアロンとして実行されているか、バッチ・メインフレーム・アプリケーションとして実行されているアプリケーション) を使用しているお客様に特に当てはまります。

新規サービス定義を定義するには、その前にサービス定義リポジトリーを作成しておく必要があります。 詳しくは、サービス定義リポジトリーの追加を参照してください。

このタスクについて

「ナビゲーター」ビューでリポジトリーを作成した後、以下を行います。

手順

  1. 新規サービス定義を定義するリポジトリーを右クリックし、メニューを開きます。
  2. 「新規」 > 「新規サービス定義」をクリックし、「新規サービス定義」ウィザードを開きます。 このウィザードを使用しているときに、F1 (Linux® 環境では Ctrl + F1) を押してコンテキスト・ヘルプを開くことができます。

タスクの結果

新規サービス定義が、選択されたリポジトリー内に作成されます。 各リポジトリー内に複数のサービス定義を作成できます。

次のタスク

サービス定義名は各リポジトリー内で固有である必要があります。ただし、他のリポジトリーで再使用できます。