[z/OS]

カップリング・ファシリティー構造の状況属性

カップリング・ファシリティー (CF) 構造の状況属性。

各属性ごとに、属性が表示する情報の概要があります。表には、DISPLAY CFSTATUS コマンドに相当する MQSC パラメーターも示されています。 MQSC コマンドについて詳しくは、IBM® Knowledge Center 内の MQSC コマンドによる管理を参照してください。

要約

この表には、「要約状況」ダイアログ内の属性がリストされています。 このダイアログには、CF アプリケーション構造の要約状況情報が表示されます。

属性 意味 MQSC パラメーター
カップリング・ファシリティー名 CF 構造の名前。  
タイプ 表示される状況情報のタイプ。 要約とは、CF アプリケーション構造の要約状況情報のことです。 接続とは、活動キュー・マネージャーごとの CF アプリケーション構造の接続状況情報のことです。 バックアップとは、CF アプリケーション構造ごとのバックアップ状況情報のことです。 TYPE
状況 CF アプリケーション構造の状況。状況タイプの値が要約の場合:
  • アクティブは、構造がアクティブであることを意味します。
  • 失敗は、構造が失敗したことを意味します。
  • 検出不能は、構造体はカップリング・ファシリティーに割り振られていませんが、Db2® に対して定義されていることを意味します。
  • バックアップは、構造がバックアップ処理中であることを意味します。
  • リカバリーは、構造がリカバリー処理中であることを意味します。
状況タイプの値が接続の場合:
  • アクティブは、構造がアクティブであることを意味します。
  • 失敗は、構造が失敗したことを意味します。
  • なしは、構造がこのキュー・マネージャーに接続されたことがないことを意味します。
状況タイプの値がバックアップの場合:
  • アクティブは、構造がアクティブであることを意味します。
  • 失敗は、構造が失敗したことを意味します。
  • なしは、構造がバックアップされたことがないことを意味します。
  • バックアップは、構造がバックアップ処理中であることを意味します。
  • 回復中は、構造がリカバリー処理中であることを意味します。
STATUS
最大サイズ CF アプリケーション構造のサイズ (KB)。 SIZEMAX
使用サイズ 使用中の CF アプリケーション構造の割合。 SIZEUSED
最大項目数 この CF アプリケーション構造に対して定義されている CF リスト項目の数。 ENTSMAX
使用項目数 使用中の CF アプリケーション構造に対して定義されている CF リスト項目の数。 ENTSUSED
失敗日 この CF アプリケーション構造が失敗した日付。 状況タイプ接続の場合は、キュー・マネージャーでこのアプリケーション構造への接続が 失われた日付になります。状況タイプのその他の値の場合は、この CF アプリケーション構造が失敗した日付になります。この値は、状況の値が失敗または回復中の場合にのみ表示されます。 FAILDATE
失敗時刻 この CF 構造が失敗した時刻。 状況タイプ接続の場合は、キュー・マネージャーでこのアプリケーション構造への接続が 失われた時刻になります。状況タイプのその他の値の場合は、この CF アプリケーション構造が失敗した時刻になります。この値は、状況の値が失敗または回復中の場合にのみ表示されます。 FAILTIME
オフロード使用 オフロードされた大規模なメッセージ・データが、共有メッセージ・データ・セット、Db2、またはその両方に存在する可能性があるかどうかを示します。オフロード使用なしの場合、オフロードされた大規模なメッセージはありません。オフロード使用SMDS の場合、オフロードされた大規模なメッセージが、共有メッセージ・データ・セット内に存在する可能性があります。オフロード使用DB2 の場合、オフロードされたメッセージが Db2 に存在する可能性があります。最後に、オフロード使用両方の場合、オフロードされた大規模なメッセージが、共有メッセージ・データ・セットと Db2 の両方に存在する可能性があります。  

接続

この表には、「接続状況」ダイアログ内の属性がリストされています。 このダイアログには、活動キュー・マネージャーごとの CF アプリケーション構造の接続状況情報が表示されます。

属性 意味 MQSC パラメーター
カップリング・ファシリティー名 CF 構造の名前。  
キュー・マネージャー名 キュー・マネージャーの名前。 QMNAME
システム名 CF アプリケーション構造に最後に接続したキュー・マネージャーの z/OS® イメージの名前。これは、構成セットアップに応じてキュー・マネージャー間で異なる場合があります。 SYSNAME
状況 CF アプリケーション構造の状況。状況タイプの値が要約の場合:
  • アクティブは、構造がアクティブであることを意味します。
  • 失敗は、構造が失敗したことを意味します。
  • 検出不能は、構造体はカップリング・ファシリティーに割り振られていませんが、Db2 に対して定義されていることを意味します。
  • バックアップは、構造がバックアップ処理中であることを意味します。
  • リカバリーは、構造がリカバリー処理中であることを意味します。
状況タイプの値が接続の場合:
  • アクティブは、構造がアクティブであることを意味します。
  • 失敗は、構造が失敗したことを意味します。
  • なしは、構造がこのキュー・マネージャーに接続されたことがないことを意味します。
状況タイプの値がバックアップの場合:
  • アクティブは、構造がアクティブであることを意味します。
  • 失敗は、構造が失敗したことを意味します。
  • なしは、構造がバックアップされたことがないことを意味します。
  • バックアップは、構造がバックアップ処理中であることを意味します。
  • 回復中は、構造がリカバリー処理中であることを意味します。
STATUS
失敗日 この CF アプリケーション構造が失敗した日付。 状況タイプ接続の場合は、キュー・マネージャーでこのアプリケーション構造への接続が 失われた日付になります。状況タイプのその他の値の場合は、この CF アプリケーション構造が失敗した日付になります。この値は、状況の値が失敗または回復中の場合にのみ表示されます。 FAILDATE
失敗時刻 この CF 構造が失敗した時刻。 状況タイプ接続の場合は、キュー・マネージャーでこのアプリケーション構造への接続が 失われた時刻になります。状況タイプのその他の値の場合は、この CF アプリケーション構造が失敗した時刻になります。この値は、状況の値が失敗または回復中の場合にのみ表示されます。 FAILTIME

バックアップ

この表には、「バックアップ状況」ダイアログ内の属性がリストされています。 このダイアログには、CF アプリケーション構造のバックアップ状況情報が表示されます。

属性 意味 MQSC パラメーター
カップリング・ファシリティー名 CF 構造の名前。  
キュー・マネージャー名 キュー・マネージャーの名前。 QMNAME
状況 CF アプリケーション構造の状況。状況タイプの値が要約の場合:
  • アクティブは、構造がアクティブであることを意味します。
  • 失敗は、構造が失敗したことを意味します。
  • 検出不能は、構造体はカップリング・ファシリティーに割り振られていませんが、Db2 に対して定義されていることを意味します。
  • バックアップは、構造がバックアップ処理中であることを意味します。
  • リカバリーは、構造がリカバリー処理中であることを意味します。
状況タイプの値が接続の場合:
  • アクティブは、構造がアクティブであることを意味します。
  • 失敗は、構造が失敗したことを意味します。
  • なしは、構造がこのキュー・マネージャーに接続されたことがないことを意味します。
状況タイプの値がバックアップの場合:
  • アクティブは、構造がアクティブであることを意味します。
  • 失敗は、構造が失敗したことを意味します。
  • なしは、構造がバックアップされたことがないことを意味します。
  • バックアップは、構造がバックアップ処理中であることを意味します。
  • 回復中は、構造がリカバリー処理中であることを意味します。
STATUS
バックアップ日 この CF アプリケーション構造に対して最後にバックアップが正常に実行された日付。 BKUPDATE
バックアップ時刻 この CF アプリケーション構造に対して最後に実行されたバックアップの終了時刻。 BKUPTIME
バックアップ・サイズ この CF アプリケーション構造に対して最後に実行されたバックアップのサイズ (MB)。 BKSIZE
開始 RBA この CF アプリケーション構造に対して最後に正常に実行されたバックアップの開始用の バックアップ・データ・セット開始 RBA。 BKUPSRBA
終了 RBA この CF 構造に対して最後に正常に実行されたバックアップの終了用の バックアップ・データ・セット終了 RBA。 BKUPERBA
キュー・マネージャー名の記録 キュー・マネージャーのリスト。この記録は、リカバリーを実行する場合に必要となります。 LOGS
失敗日 この CF アプリケーション構造が失敗した日付。 状況タイプ接続の場合は、キュー・マネージャーでこのアプリケーション構造への接続が 失われた日付になります。状況タイプのその他の値の場合は、この CF アプリケーション構造が失敗した日付になります。この値は、状況の値が失敗または回復中の場合にのみ表示されます。 FAILDATE
失敗時刻 この CF 構造が失敗した時刻。 状況タイプ接続の場合は、キュー・マネージャーでこのアプリケーション構造への接続が 失われた時刻になります。状況タイプのその他の値の場合は、この CF アプリケーション構造が失敗した時刻になります。この値は、状況の値が失敗または回復中の場合にのみ表示されます。 FAILTIME

SMDS

この表には、「バックアップ状況」ダイアログ内の属性がリストされています。 このダイアログには、CF アプリケーション構造のバックアップ状況情報が表示されます。

属性 意味 MQSC パラメーター
カップリング・ファシリティー名 CF 構造の名前。  
キュー・マネージャー名 キュー・マネージャーの名前。 QMNAME
アクセス 共有メッセージ・データ・セットの現在の可用性状態。有効な可用性状態は、使用可能中断状態、または使用不可です。 ACCESS
失敗日 この CF アプリケーション構造が失敗した日付。 状況タイプ接続の場合は、キュー・マネージャーでこのアプリケーション構造への接続が 失われた日付になります。状況タイプのその他の値の場合は、この CF アプリケーション構造が失敗した日付になります。この値は、状況の値が失敗または回復中の場合にのみ表示されます。 FAILDATE
失敗時刻 この CF 構造が失敗した時刻。 状況タイプ接続の場合は、キュー・マネージャーでこのアプリケーション構造への接続が 失われた時刻になります。状況タイプのその他の値の場合は、この CF アプリケーション構造が失敗した時刻になります。この値は、状況の値が失敗または回復中の場合にのみ表示されます。 FAILTIME
リカバリー日 リカバリーの開始日。データ・セットで現在リカバリーが使用可能になっている場合、リカバリーがアクティブ化された日を示します (yyy-mm-dd の形式)。 RCVDATE
リカバリー時刻 リカバリーの開始時刻。データ・セットで現在リカバリーが使用可能になっている場合、リカバリーがアクティブ化された時刻を示します (hh.mm.ss の形式)。 RCVTIME
状況 CF アプリケーション構造の状況。状況タイプの値が要約の場合:
  • アクティブは、構造がアクティブであることを意味します。
  • 失敗は、構造が失敗したことを意味します。
  • 検出不能は、構造体はカップリング・ファシリティーに割り振られていませんが、Db2 に対して定義されていることを意味します。
  • バックアップは、構造がバックアップ処理中であることを意味します。
  • リカバリーは、構造がリカバリー処理中であることを意味します。
状況タイプの値が接続の場合:
  • アクティブは、構造がアクティブであることを意味します。
  • 失敗は、構造が失敗したことを意味します。
  • なしは、構造がこのキュー・マネージャーに接続されたことがないことを意味します。
状況タイプの値がバックアップの場合:
  • アクティブは、構造がアクティブであることを意味します。
  • 失敗は、構造が失敗したことを意味します。
  • なしは、構造がバックアップされたことがないことを意味します。
  • バックアップは、構造がバックアップ処理中であることを意味します。
  • 回復中は、構造がリカバリー処理中であることを意味します。
STATUS