IBM MQ エクスプローラーの拡張

1 つ以上の Eclipse プラグインを作成することによって、IBM® MQ エクスプローラーを拡張できます。

IBM MQ エクスプローラーは、Eclipse ベースであるため、そのすべての機能およびパースペクティブの情報を、IBM MQ に付属するさまざまなプラグインを使用して取得します。IBM MQ エクスプローラーを拡張するには、1 つ以上の Eclipse プラグインを作成する必要があります。 プラグインを作成することにより、IBM MQ エクスプローラーの機能を次のようにして拡張できます。
  • 既存のポップアップ・メニューにメニュー・オプションを追加して、これにアクションを関連付ける。
  • ナビゲーション・ビューおよび関連するコンテンツ・ページにツリー・ノードを追加する。
プラグインを作成する場合は、以下のリソースを準備する必要があります。
plugin.xml ファイル
plugin.xml ファイルに拡張ポイントを指定します。 拡張ポイントを使用して、IBM MQ エクスプローラー の機能を拡張します。 IBM MQ エクスプローラーおよび Eclipse 内には、使用可能なさまざまなタイプの拡張ポイントがあります。 拡張ポイントの各タイプは、IBM MQ エクスプローラー をさまざま方法で拡張するために使用されます。ほとんどの拡張ポイントは、Java™ アーカイブ (JAR) ファイルと関連付けられます。 使用可能な拡張ポイントについて詳しくは、拡張ポイントの使用を参照してください。
Java アーカイブ (JAR) ファイルのセット
plugin.xml ファイルで宣言した拡張ポイントによって指定された機能を実装するクラスを作成します。 JAR ファイルにクラスをパッケージし、すべての JAR ファイルが少なくとも 1 つの拡張ポイントに関連付けられるようにします。

IBM MQ には、simple (シンプル) および menu (メニュー) というサンプル Eclipse プラグインが提供されています。シンプル・プラグインは、IBM MQ エクスプローラーに用意されているすべての拡張ポイントを使用することにより、いくつかの基本的な方法でエクスプローラーを拡張します。シンプル・プラグインは、独自の Eclipse プラグインを作成するための基礎として使用できます。シンプル・プラグインをインポートする方法について詳しくは、IBM MQ エクスプローラー用の Eclipse プラグインの作成を参照してください。

Eclipse プラグインの作成方法の詳細は、Eclipse のオンライン・ヘルプの「Platform Plug-in Developers Guide」に記載されています。 詳細については、https://help.eclipse.org/latest/index.jsp?nav=%2F2を参照してください。