メッセージ・チャネルでの相互通信の維持
メッセージ・チャネルでの相互通信を維持するために処置を施す必要が生じることがあります。 例えば、メッセージをバックアウトするかコミットして未確定チャネルを解決することや、 チャネルの両端でメッセージ・カウントが同期していない場合にチャネル同期をリセットすることが必要となることがあります。 また、送信側チャネルが未確定になって使用できなくなる可能性を減らすためにチャネルを構成することもできます。
このタスクについて
チャネルの受信側が使用可能ではない場合、チャネルが作業論理単位のコミットを試行すると、 チャネルの送信側は未確定になります。これは、 チャネルの送信側が伝送キューのメッセージがコミットされたかどうかを判別することができないためです。 メッセージは、伝送キューに保留され、チャネルの状況が解決されるまでチャネルを介して送信されません。 多くの場合、未確定チャネルは、チャネルの両側の接続が再度確立されると、IBM® MQ によって自動的に解決されます。ただし、これにより、特に、(チャネルの受信側が削除されたなどの理由で) 接続が再度確立されなかった場合、 遅延が発生することがあります。
メッセージ・チャネル・エージェント (MCA) は、 送受信されたメッセージ数 (シーケンス番号) および最後にコミットされた作業論理単位の ID (LUWID) のレコードを保持します。
詳しくは、IBM Knowledge Center 内の分散キューイングとクラスターを参照してください。