サンプル構成の定義

サンプル構成の定義」ウィザードを使用して、MQ Telemetry フィーチャーに適応するようにキュー・マネージャーを再構成することができます。MQXR サービスの定義および開始、送信キューの定義、サンプル遠隔測定チャネルの作成が、サンプル構成により行われます。

始める前に

「サンプル構成の定義」ウィザードを実行するにあたって、以下の前提条件があります。
  • コンピューターに IBM® MQ Telemetry フィーチャーをインストールする必要があります。
  • ウィザードにキュー・マネージャーを再構成させる必要があります。 その影響がよく分からない場合は、この目的のためだけに新規キュー・マネージャーを作成するか、サンプル構成を実行することの影響を参照してください。

このタスクについて

まず始めにサンプル構成を使用することによって、コンピューターに基本構成をセットアップし、遠隔測定機能を探索できるようにします。作成された IBM MQ オブジェクト定義を 1 つ以上削除しない限り、同じキュー・マネージャーに対してサンプル構成を 2 回実行することはできません。サンプル構成によって作成されたオブジェクト定義を削除した場合、ウィザードを再度実行すると、その欠落オブジェクトのみが再作成されます。

手順

  1. Telemetry ウェルカム・ページから、「サンプル構成の定義」をクリックします。「サンプル構成の定義」ウィザードが開きます。
  2. このウィザードの完了時に行われるアクションのリストを検討してから、「終了」をクリックします。

タスクの結果

「サンプル構成の定義」ウィザードは、以下のアクションを実行して、該当するリソースを作成します。
  • MQXR サービスを定義して開始します。
  • デフォルト送信キューを定義します。
  • MQTT リスナーに接続されたクライアントに Guest (Windows システムの場合) および nobody (Linux® システムの場合) がメッセージを送信することを許可します。
  • Guest (Windows システムの場合) および nobody (Linux システムの場合) が任意のトピックにパブリッシュおよびサブスクライブすることを許可します。
  • サンプル遠隔測定チャネルを定義します。

また、Telemetry ウェルカム・ページの「サンプル構成の定義」リンクが、「サンプル構成がこのキュー・マネージャー用にセットアップされました」に置き換えられます。これは、サンプル構成が適切にセットアップされたことを視覚的に確認するための最初の方法です。

次のタスク

ウィザードによって作成されたサンプル遠隔測定チャネルを表示するには、「Telemetry」フォルダーを展開し、「チャネル」フォルダーをクリックします。

サンプル構成ウィザードによって作成された定義のいずれかを削除した場合は、ウィザードを再度実行できます。 ウィザードは削除されたリソースと同じリソースを作成し、要約セクションで通知します。