プロキシー・サブスクリプションのリフレッシュ

IBM® MQ キュー・マネージャーでは、プロキシー・サブスクリプションをリフレッシュすることができます。

このタスクについて

プロキシー・サブスクリプションのリフレッシュは、すべてのプロキシー・サブスクリプションを、このキュー・マネージャーが参加しているすべてのクラスターまたは階層内の直接接続される他のすべてのキュー・マネージャーと再同期させます。 プロキシー・サブスクリプションをリフレッシュする必要があるのは、送信されるべきでないサブスクリプションをキュー・マネージャーが受信している、また受信すべきサブスクリプションをキュー・マネージャーが受信していないといった、例外的な事情がある場合だけです。 以下のリストは、プロキシー・サブスクリプションをリフレッシュするいくつかの例外的な理由を示しています。
  • 災害時回復
  • REFRESH QMGR TYPE(REPOS) コマンドが発行されたことを知らせるメッセージがキュー・マネージャーのエラー・ログで識別される問題。
  • オペレーター・エラー (例えば、プロキシー・サブスクリプションでの DELETE SUB コマンドの発行など)。

最も良くマッチングするトピック定義を指定したときに、サブスクリプション有効範囲「キュー・マネージャー」に設定した場合、あるいはその定義におけるクラスター名が空または間違っている場合、プロキシー・サブスクリプションの欠落が生じることがあります。パブリケーション有効範囲は、プロキシー・サブスクリプションの送信を防止するためのものではなく、パブリケーションがそれらに配信されることを防止するためのものである点に注意してください。

最も良くマッチングするトピック定義を指定したときに、プロキシー・サブスクリプション動作「強制」に設定した場合、無関係なプロキシー・サブスクリプションが生じることがあります。

構成エラーが原因で欠落している、または無関係なプロキシー・サブスクリプションは、再同期を実行しても変更されません。 リストされている例外の理由の結果として欠落している、または無関係なパブリケーションは、再同期によって解決されます。

キュー・マネージャーのプロキシー・サブスクリプションをリフレッシュするには、次のようにします。

手順

  1. 「ナビゲーター」ビューで、プロキシー・サブスクリプションのリフレッシュを行うキュー・マネージャーを選択します。
  2. キュー・マネージャーを右クリックしてから、「パブリッシュ/サブスクライブ」 > 「プロキシー・サブスクリプションのリフレッシュ」をクリックします。

タスクの結果

「プロキシー・サブスクリプションのリフレッシュ」ダイアログが開きます。 ここで、プロキシー・サブスクリプションをリフレッシュするには「はい」を、ダイアログを閉じるには「いいえ」をクリックすることができます。