ユーザー識別

セットに含まれているすべてのキュー・マネージャーのユーザー識別を変更できます。ユーザー識別は、新しいリモート・キュー・マネージャーを追加するときにオーバーライドできます。

ユーザー識別のセキュリティー設定は、「設定」ダイアログに含まれています。そのダイアログを開くには、以下のようにします。
  1. 「ウィンドウ」 > 「設定...」をクリックします。「設定」ダイアログが開きます。
  2. 「MQ エクスプローラー」を展開します。
  3. 「ユーザー識別」を展開します。デフォルトのユーザー識別設定のダイアログにアクセスできるようになります。

「ユーザー ID」フィールドと「パスワード」フィールドを有効にする場合は、「デフォルト・ユーザー識別を使用可能にする」を選択します。

項目 説明
ユーザー識別を使用可能にする このダイアログのフィールドを有効にする場合は、「ユーザー識別を使用可能にする」を選択します。
ユーザー ID の互換モード これを選択すると、 IBM® MQ 8.0 より前に作成されたセキュリティー出口と互換性のある方法で、ユーザー ID とパスワードがサーバーに渡されます。
ユーザー ID ユーザー ID とパスワードを指定すると、これらはサーバーに渡されて、以下のいずれかによって使用できるようになります。
  • キュー・マネージャー (接続認証を使用するように構成されている場合)
  • サーバー・セキュリティー出口 (クライアント接続を使用する場合)
これにより、IBM MQ エクスプローラーのユーザーの ID が設定されます。
パスワードなし (No password) これを選択すると、パスワードがユーザー ID と一緒にサーバーに渡されることはなくなります。
パスワードのプロンプト (Prompt for password) これを選択すると、ユーザー ID と一緒にサーバーに渡すパスワードを入力するよう求めるプロンプトがユーザーに対して表示されます。プロンプトは接続操作の一環として表示されます。
保存されているパスワードを使用 (Use saved password) これを選択すると、保存されているパスワードがユーザー ID と一緒にサーバーに渡されます。
保存されたパスワード (Saved password) ユーザー ID と一緒にサーバーに渡される、保存済みのパスワード。