[z/OS]

ESM クラスのリフレッシュ (z/OS のみ)

IBM® MQ for z/OS® はそれ自体で権限検査は行いません。その代わり、権限検査の要求を外部セキュリティー・マネージャー (ESM) に送付します。

このタスクについて

IBM MQ の製品資料では、z/OS Security Server Resource Access Control Facility (RACF®) を ESM として使用していることを前提としています。

IBM MQ がすべての権限検査のために RACF に接続する必要がないようにするために、IBM MQ は、ユーザーおよびユーザーの権限についての情報をキャッシュに書き込みます。以下のクラスのいずれかで保持された RACF リソース・プロファイルを追加、削除、または変更する場合、
  • MQADMIN
  • MQNLIST
  • MQPROC
  • MQQUEUE
  • MXADMIN
  • MXNLIST
  • MXPROC
  • MXQUEUE
  • MXTOPIC
IBM MQ に ESM クラスのリフレッシュを強制して、キャッシュした情報を廃棄し、RACF からキャッシュの再ビルドを始めるようにします。

MQSC コマンドについて詳しくは、IBM Knowledge Center 内の MQSC コマンドによる管理を参照してください。

z/OS クラスをリフレッシュするには、以下のようにします。

手順

  1. ナビゲーター・ビューで、クラスをリフレッシュするキュー・マネージャーを右クリックして、次にすべてのクラスをリフレッシュするには、「セキュリティー」 > 「ESM クラスのリフレッシュ」 > 「ALL」をクリックします。代替として、「ALL」をクリックする代わりに、リフレッシュする以下のクラスのタイプをクリックします。
  2. プロンプトが出されたら、「はい」をクリックします。

タスクの結果

選択したクラスはリフレッシュされます。プロファイルはストレージ内にある表から削除されるため、次回必要なときに RACF から直接取得する必要があります。