通常は、ローカルに保持されている、クラスターに関するすべての情報をリフレッシュ (廃棄) する必要はありませんが、IBM® サポート・センターによってリフレッシュするように求められることがあります。
始める前に
大規模クラスターでは、処理中のクラスターに REFRESH CLUSTER コマンドを使用すると、そのクラスターに悪影響が及ぶ可能性があります。その後、クラスター・オブジェクトが 27 日間隔で対象のキュー・マネージャーすべてに状況の更新を自動的に送信する際にも同様のことが起こり得ます。
IBM Knowledge Center 内のクラスタリング: REFRESH CLUSTER の使用のベスト・プラクティスを参照してください。
手順
- ナビゲーター・ビュー (「キュー・マネージャー・クラスター」フォルダー内) で、
キュー・マネージャーを右クリックし、「クラスター・メンバーシップのリフレッシュ...」を
クリックします。
「クラスター・キュー・マネージャーのリフレッシュ」ダイアログが開きます。
- リフレッシュの有効範囲を選択します。
- 以下の情報を除いて、クラスターに関するキュー・マネージャーの情報をすべてリフレッシュする場合は、「クラスターのリフレッシュ」をクリックします。
- ローカルで定義されているすべてのクラスター・キュー・マネージャーおよびクラスター・キューに関する
キュー・マネージャーのナレッジが保存されます。
- フル・リポジトリーであるすべてのクラスター・キュー・マネージャーに関するキュー・マネージャーの
ナレッジが保存されます。
- キュー・マネージャーがフル・リポジトリーの場合、クラスター内の他のクラスター・キュー・マネージャーに
関するナレッジが保存されます。
その他すべての情報は、リポジトリーのローカル・コピーから除去され、クラスター内の他のフル・リポジトリーから
再作成されます。
また、フル・リポジトリー・クラスター・キュー・マネージャーを表すオブジェクトもリフレッシュされるように
指定するには、「リポジトリー情報のクリア」を選択します。
このオプションは、部分リポジトリー・キュー・マネージャーに対してのみ使用可能です。
ただし、フル・リポジトリーを一時的に部分リポジトリーとなるよう構成して、そのリポジトリーもリフレッシュすることが
できます。
- キュー・マネージャーが属しているすべてのクラスターでこのキュー・マネージャーをリフレッシュするには、
「すべてのクラスターのリフレッシュ」をクリックします。
また、クラスター送信側チャネルがキュー・マネージャーを複数のクラスターに接続している場合に、強制的に
キュー・マネージャーで、ローカルのクラスター送信側チャネル定義の情報からのフル・リポジトリーの検索を再開するには、
「リポジトリー情報のクリア」を選択します。
- 「OK」をクリックします。
タスクの結果
キュー・マネージャーの、クラスターに関する情報がリフレッシュされます。
詳しくは、IBM Knowledge Center 内の分散キューイングとクラスターを参照してください。