リモート・キュー・マネージャーの管理

IBM® MQ エクスプローラー で、リモート・コンピューター上の IBM MQ キュー・マネージャーをリモート管理用に使用可能にすることができます。

このタスクについて

IBM MQ エクスプローラーで、自分のコンピューターと TCP/IP 経由で接続されている他のコンピューター上の IBM MQ を管理することができます。異なるトランスポート・プロトコルを使用してリモート・キュー・マネージャーに接続することが可能です。異なるトランスポート・プロトコルを使用するには、IBM MQ エクスプローラーが接続されているのとは別のキュー・マネージャーを経由して接続する必要があります。IBM MQ のほとんどのオペレーティング・システムのバージョンは、以下の表に示されているコマンド・レベルであれば、リモート管理できます。

オペレーティング・システム コマンド・レベル
UNIXAIX®Linux® システム 500, 510, 520, 530, 600, 700, 701, 710, 750, 800, 900
IBM i 510, 520, 530, 600, 700, 701, 710, 800,900
VMS 510
z/OS® 600, 700, 701, 710, 800, 900
Windows システム 500, 510, 520, 530, 600, 700, 701, 710, 750, 800, 900
Tandem NSK 510
VSE/ESA™ 510

オペレーティング・システムおよびコマンド・レベルについて詳しくは、外部 IBM Web サイトの IBM MQ のシステム要件 を参照してください。

IBM MQ キュー・マネージャーがサポートするコマンド・レベルを調べるには、キュー・マネージャーのプロパティーを表示して CommandLevel (CMDLEVEL) プロパティーをチェックします。

IBM MQ エクスプローラーから、リモート・キュー・マネージャーを開始、停止、作成、または削除することはできません。

コンピューター B 上の IBM MQ エクスプローラーからコンピューター A 上のキュー・マネージャーを管理するには、以下のようにします。

手順

  1. コンピューター A 上で、IBM MQ エクスプローラーにキュー・マネージャーを表示します。
  2. コンピューター A 上で、キュー・マネージャーを開始します。
  3. オプション: キュー・マネージャーと接続するために、コンピューター A 上の SYSTEM.ADMIN.SVRCONN サーバー接続チャネルを使用するには、キュー・マネージャーでリモート管理を使用可能に設定します。
  4. コンピューター B 上で、IBM MQ エクスプローラーにリモート・キュー・マネージャーを表示します。

タスクの結果

コンピューター B 上の IBM MQ エクスプローラーからコンピューター A 上のキュー・マネージャーを 管理できます。