ファイルに権限をエクスポートする

オブジェクト権限は IBM® MQ エクスプローラーからテキスト・ファイルにエクスポートできます。

このタスクについて

権限はテキスト・ファイルにフォーマット設定されるため、コマンド行でファイルから行を使用するか、またはスクリプトで行を使用して、ご使用の IBM MQ ネットワークの他のコンピューターに権限を設定できます。例えば、ファイルには以下の行が含まれることがあります。


setmqaut -m QM_A -n Q1 -t queue -p user@domain +browse +chg +clr +dlt +dsp +put +inq +get +passall +passid +set +setall +setid
setmqaut -m QM_A -n Q1 -t queue -g mqm +browse +chg +clr +dlt +dsp +put +inq +get +passall +passid +set +setall +setid 

オブジェクト権限の異なるサブセットをエクスポートすることができます。以下のいずれかのタスクを実行します。

  1. キュー・マネージャーとそのオブジェクト用の全オブジェクト権限のエクスポート
  2. キュー・マネージャー用のすべての作成権限のエクスポート
  3. オブジェクト・タイプによる権限のエクスポート

手順

  • [オプション 1] キュー・マネージャーとそのオブジェクト用の全オブジェクト権限のエクスポート
    1. ナビゲーター・ビューで、キュー・マネージャーを右クリックしてから「オブジェクト権限」 > 「すべて保管...」をクリックします。 ダイアログが開きます。
    2. テキスト・ファイルの名前を入力して権限を保管します。

    キュー・マネージャー用の全オブジェクト権限およびそのオブジェクトは、テキスト・ファイルで保管されます。

  • [オプション 2] キュー・マネージャー用のすべての作成権限のエクスポート
    1. ナビゲーター・ビューで、キュー・マネージャーを右クリックしてから「オブジェクト権限」 > 「作成権限の管理...」をクリックします。
      「作成権限の管理」ダイアログが開きます。 作成権限の管理について、詳しくは作成権限の付与を参照してください。
    2. 「別名保管...」をクリックします。
      ダイアログが開きます。
    3. テキスト・ファイルの名前を入力して権限を保管します。

    キュー・マネージャー用のすべての作成権限は、テキスト・ファイルで保管されます。

  • [オプション 3] オブジェクト・タイプによる権限のエクスポート
    1. ナビゲーター・ビューでキュー・マネージャーを右クリックしてから「オブジェクト権限」 > 「権限の検索...」をクリックします。「権限の検索」ダイアログが開きます。
    2. 必要な検索パラメーターを入力して「検索」をクリックします。詳細は、ユーザーまたはグループの権限の検索を参照してください。
    3. 「別名保管...」をクリックします。ダイアログが開きます。
    4. テキスト・ファイルの名前を入力して権限を保管します。

    検索したレコードのオブジェクト権限すべてがテキスト・ファイルで保管されます。