チャネル間隔値の検査


警告アイコン チャネル (<channel name>) のハートビート間隔 (HBINT <number>) の値が、切断間隔 (DISCINT <number>) の値を上回っています。

チャネルの「ハートビート間隔」属性を 使用して、伝送キューにメッセージがないときに 送信メッセージ・チャネル・エージェント (MCA) から ハートビート・フローを渡すおおよその間隔を指定します。

ハートビート・フローは、メッセージの到着または切断間隔の満了を待機している受信 MCA のブロック化を解除します。 受信 MCA のブロック化が解除されると、切断間隔の満了を待たずにチャネルを切断できます。

ハートビート間隔の値が最も効果があるのは、「切断間隔」属性の値と比べて大幅に小さい場合です。 そうでないと、次のハートビートが送信される前に、 チャネルが切断されてしまう可能性があります。

警告アイコン チャネル (<channel name>) のキープアライブ間隔 (KAINT <number>) の値が、ハートビート間隔 (HBINT <number>) の値を上回っています。

チャネルの「キープアライブ間隔」属性を使用して、 チャネルのタイムアウト値を指定します。

キープアライブ間隔が最も効果があるのは、「ハートビート間隔」属性の値と比べて大幅に小さい場合です。 そうでない場合は、メッセージが送信されなかった場合でも、 ハートビート・アクティビティーによってタイムアウトを回避し、 チャネルを活動状態に保つことができます。

情報アイコン z/OS 以外のプラットフォームでチャネル (<channel name>) にキープアライブ間隔 (KAINT <number>) が設定されています。

「キープアライブ間隔」属性はすべてのオペレーティング・システムに用意されていますが、 その設定が実装されるのは z/OS のみです。 z/OS 以外のオペレーティング・システムでは、この属性値にアクセスして変更することはできますが、その値は使用されません。

示されたチャネルの値は冗長であり、クリアできます。 キープアライブ値はクラスター・チャネルに対して有効です。 例えば、この値が Solaris 上のクラスター受信側チャネル定義に設定されている場合、 その値はクラスター内にある (またはクラスターに結合する) z/OS キュー・マネージャーに フローされます (そして z/OS キュー・マネージャーで実装されます)。

キープアライブ間隔の詳細については、「IBM MQ 相互通信」を参照してください。