ストリーム

ストリームは IBM® WebSphere® MQ 6.0 キュー・マネージャーにのみ該当する概念で、さまざまなトピックの情報の流れを分ける手法です。 ストリームは複数のキューからなるセットとして実装されます (ストリームをサポートする各ブローカーに 1 つ)。 それぞれのキューは同じ名前 (ストリームの名前) になります。 ネットワーク内のすべてのブローカー間のデフォルト・ストリーム設定は SYSTEM.BROKER.DEFAULT.STREAM という名前です。

ストリームは、アプリケーションまたは管理者によって作成されます。 ストリーム名は大/小文字を区別し、ストリーム・キューは (別名キューではなく) ローカル・キューでなければなりません。 'SYSTEM.BROKER' という文字で始まるストリーム名は、IBM WebSphere MQ 用に予約されています。

ブローカーでサポートされる各ストリームごとに、別個のスレッドがあります。 複数のストリームを使用する場合、ブローカーは、異なるストリーム・キューに到着するパブリケーションを並列的に処理できます。 また、ストリームによって、トピックの上位グループを提供し、ブローカーの処理対象となるパブリケーションとサブスクリプションの範囲を制限し、アクセス制御を提供し、ブローカー間でのパブリケーション通信に関する特定のサービス品質を定義し、さまざまなストリームのパブリケーションに対して異なるキュー属性を割り当てることができます。