「JMS 管理対象オブジェクト」フォルダーに表示されている初期コンテキストに IBM® MQ エクスプローラーを接続または切断することができます。
また、次回に IBM MQ エクスプローラーを閉じて再始動するときに IBM MQ エクスプローラーが初期コンテキストに自動的に再接続するように、それぞれの初期コンテキストを構成することもできます。
このタスクについて
IBM MQ エクスプローラーで IBM MQ classes for JMS オブジェクトを管理するには、JMS オブジェクトの格納場所である JNDI 名前空間のルートを定義する初期コンテキストに IBM MQ エクスプローラーを接続する必要があります。IBM MQ エクスプローラーが初期コンテキストから切断されている場合、初期コンテキストは引き続き「JMS 管理対象オブジェクト」フォルダーに表示されますが、JNDI 名前空間内にあるオブジェクトの表示や管理はできません。
手順
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[オプション 1]「JMS 管理対象オブジェクト」フォルダーに表示されている初期コンテキストを接続または切断する。
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JNDI 名前空間が IBM MQ エクスプローラーとは異なるコンピューターにある場合は、ネーミング・サービスとディレクトリー・サービスが使用可能であることを確認してください。
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ナビゲーター・ビューで、初期コンテキストを右クリックして、必要に応じて「接続」または「切断」をクリックします。
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JNDI サービス・プロバイダーが認証を要求する場合 (LDAP などの場合) は、プロンプトが表示されたら認証の詳細を入力します。
IBM MQ エクスプローラーが初期コンテキストに接続 (または初期コンテキストから切断) されます。
初期コンテキストの状況を示すアイコンの色が変化します。
切断された場合はグレー、接続された場合は青になります。
IBM MQ エクスプローラーから自動的に再接続するよう構成された初期コンテキストを切断した場合は、次回に IBM MQ エクスプローラーをクローズして再始動したときに、初期コンテキストが再接続されます。
IBM MQ エクスプローラーから初期コンテキストを完全に除去する場合は、初期コンテキストの除去を参照してください。
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[オプション 2] 初期コンテキストへの自動再接続を有効化またはキャンセルする。
次回に IBM MQ エクスプローラーを閉じて再始動するときに IBM MQ エクスプローラーが初期コンテキストに自動的に再接続するように、それぞれの初期コンテキストを構成できます。初期コンテキストが自動的に再接続するよう構成されていない場合は、IBM MQ エクスプローラーをクローズして再始動しても、初期コンテキストは再接続されません。
認証が必要なネーミングおよびディレクトリー・サービス (LDAP サーバーなど) に初期コンテキストがある場合、IBM MQ エクスプローラーを始動すると、認証が必要で自動再接続が設定されている初期コンテキストごとに認証の詳細を入力するよう求められます。
- IBM MQ エクスプローラーの「JMS 管理対象オブジェクト」フォルダーに初期コンテキストを追加するときに、「新規コンテキストの追加」ウィザードで「始動時に自動的に再接続する」チェック・ボックスを選択します。
- ナビゲーター・ビューで、「JMS 管理対象オブジェクト」フォルダーに既に表示されている初期コンテキストの場合は、初期コンテキストを右クリックして、「自動再接続」をクリックします。 メニュー項目の横にチェック・マークが表示され、始動時に初期コンテキストが IBM MQ エクスプローラーに自動的に再接続するよう設定されていることを示します。
- 自動再接続をキャンセルするには、初期コンテキストを右クリックし、次に「自動再接続」をクリックします。メニュー項目の横のチェック・マークが除去されます。