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記憶域クラス・プロパティー
記憶域クラスにプロパティーを設定することができます。記憶域クラスは、z/OS® でのみ使用可能です。
下の表には、設定できるプロパティーがリストされています。
それぞれのプロパティーについて、その構成時に必要となる簡単な説明を記載しています。また、表には、DEFINE、ALTER、および DISPLAY STGCLASS コマンド用の同等の MQSC パラメーターも記載してあります。MQSC コマンドについて詳しくは、IBM® Knowledge Center 内の MQSC コマンドによる管理を参照してください。
「一般」ページ
下の表には、「記憶域クラス・プロパティー」ダイアログの「一般」ページで設定するプロパティーがリストされています。
プロパティー | 意味 | MQSC パラメーター |
---|---|---|
記憶域クラス名 | 読み取り専用。作成後には記憶域クラスの名前は変更できません。 | STGCLASS |
説明 | 記憶域クラスの目的についての分かりやすい説明を入力します。 MQ エクスプローラーでのストリングの入力を参照してください。 | DESCR |
ページ・セット ID | 記憶域クラスが関連付けられているページ・セット ID。 00 から 99 の 2 文字の数字を入力します。 このプロパティーがブランクの場合は、デフォルトの記憶域クラス SYSTEMST の値が使用されます。 | PSID |
QSG 処理 | 読み取り専用。記憶域クラスのキュー共用グループ処理。
作成後には記憶域クラスの処理は変更できません。
「キュー・マネージャー」 は、オブジェクト定義がそのオブジェクトをホストするキュー・マネージャーでのみ
使用可能であることを示しています。「グループ」 は、オブジェクト定義が共用リポジトリーに保管され、キュー共用グループの
各キュー・マネージャーに定義のコピーがあることを示しています。「コピー」 は、オブジェクト定義が、共用リポジトリー内の定義のキュー・マネージャーのコピーであることを
示しています。 |
QSGDISP |
XCF グループ名 | IMS ブリッジを使用している場合は、IMS システムが属している XCF グループの名前。 1 から 8 文字の名前を入力します。 先頭文字は A から Z の大文字である必要があります。 以降の文字には、A から Z の大文字または 0 から 9 の数字、あるいはその両方を使用します。 | XCFGNAME |
XCF メンバー名 | IMS ブリッジを使用している場合は、「XCF グループ名」 プロパティーで指定されている
XCF グループ内の IMS システムの XCF メンバー名。1 から 16 文字の名前を入力します。
先頭文字は A から Z の大文字である必要があります。
以降の文字には、A から Z の大文字または 0 から 9 の数字、あるいはその両方を使用します。 |
XCFMNAME |
パスチケット・アプリケーション名 | MQIIH ヘッダーに指定されているパスチケットの認証時に RACF® に渡されるアプリケーション名。 値を指定しない場合、検査プロセスでは、z/OS バッチ・ジョブ・プロファイル名が使用されます。 つまり、RACF は MVSxxxx という形式のプロファイルを使用して検査します。 xxxx はキュー・マネージャーが実行されている z/OS システムの SMFID です。 | PASSTKTA |
変更日付 | 読み取り専用。記憶域クラスのプロパティーが最後に変更された日付。 | ALTDATE |
変更時刻 | 読み取り専用。記憶域クラスのプロパティーが最後に変更された時刻。 | ALTTIME |