JMS クライアントが JMS プロバイダーへの接続に使用するトランスポート・タイプを変更できます。
新しいトランスポート・タイプで必要なプロパティーと設定を変更する必要がある場合もあります。
このタスクについて
JMS クライアント (JMS API を使用する Java™ アプリケーション) は、接続ファクトリーを使用して JMS プロバイダーとの接続を作成します。JMS プロバイダーとして使用されるメッセージング・プロバイダーは、どのタイプのトランスポートが接続に使用可能かを判別します。
JMS クライアントが JMS プロバイダーと接続するのに使用するトランスポートを変更するには、以下の手順を実行します。
手順
- ナビゲーター・ビューで、トランスポート・タイプを変更する接続ファクトリーを含む「接続ファクトリー」フォルダーをクリックします。接続ファクトリーがコンテンツ・ビューに表示されます。
- コンテンツ・ビューで、接続ファクトリーを右クリックして、「トランスポートの切り替え」をクリックします。
- 以下の使用可能なトランスポート・タイプをクリックします。
- メッセージング・プロバイダーとして IBM® MQ を使用している場合、「バインド」または「クライアント」をクリックします。
- メッセージング・プロバイダーとしてリアルタイム・トランスポートを使用している場合、「直接」または「直接 HTTP」をクリックします。リアルタイム・トランスポートは IBM MQ 8.0 では使用できません。IBM MQ 8.0 を使用している場合には、リアルタイム・トランスポートは定義できますが、接続の作成を試みると失敗します。
- 新規のトランスポート・タイプに必要なプロパティーおよび設定値の変更が必要かどうか確認します。例えば、「バインド」から「クライアント」に変更する場合、クライアント接続をまだ行っていないときはこれをセットアップする必要があります。
タスクの結果
接続ファクトリーが JMS クライアント向けの接続を次回作成するとき、接続は新規のトランスポート・タイプを使用します。