遠隔測定オブジェクトのフィルター処理

「コンテンツ」ビューに定義済み遠隔測定オブジェクトがいくつも表示される場合は、それらのオブジェクトの検索有効範囲を絞り込む手段が必要になることがあります。 これにはフィルターを使用します。

始める前に

このタスクについて

「遠隔測定チャネル状況」ビューには、フィルター処理オプションがあります。 Telemetry におけるフィルター処理は、「遠隔測定チャネル状況」コンテンツ・ビューにクライアント接続を表示するときに使用するのが最も適しています。複数の遠隔測定チャネルのそれぞれに複数のクライアントが接続されている場合があります。 これらの接続がすべて、「チャネル状況」フォルダーに表示されます。 例えば、ibm_client と同種のクライアント ID を持つ MQTT クライアントを表示したい場合があります。 この場合は、ibm_client1ibm_client2ibm_client3 のようなクライアント ID を持つクライアントが返されます。

同じフィルター処理ステップを使用して、遠隔測定チャネルをフィルターに掛けることもできます。 このタスクの場合、「遠隔測定チャネル状況」コンテンツ・ビューでフィルターに掛けることになります。

手順

遠隔測定オブジェクトをフィルターに掛けるには、以下のステップを実行します。

  1. Telemetry 用にキュー・マネージャーをインストールしてセットアップ済みであるとします。「チャネル状況」フォルダーをクリックします。
  2. 「遠隔測定チャネル状況」コンテンツ・ビューで、「フィルター」名の隣にある矢印をクリックします。
    • 定義済みフィルターのリストからフィルター処理オプションを選択するには、「フィルターの選択」をクリックします。 「チャネル状況コンテンツ」ビューのデフォルト・フィルターは、「遠隔測定チャネル状況の標準」です。
    • 現行フィルターのオプションを変更するには、「現行フィルターの編集」をクリックします。
    • フィルターを追加、コピー、または編集するには、「フィルターの管理」をクリックします。
    1. フィルターを追加するには、「フィルターの管理」ウィンドウで「追加」をクリックします。
    2. 「フィルター名」フィールドに、意味のある名前を入力します。 例えば、Clients belonging to my IBM channel と入力します。
    3. 遠隔測定チャネルに適用する条件を設定します。 例えば、Channel name like IBM.CHANNEL のように設定します。
    4. 別の規則を追加するには、「および」 を選択します。
    5. フィルターに掛ける属性を変更するには、「選択」をクリックします。
    6. 適切な規則を入力し、「OK」をクリックします。
  3. そのコンテンツ・ビューに適用するフィルター名を選択し、「OK」をクリックします。

タスクの結果

フィルターが適用され、フィルター処理オプションで設定した基準に基づいてオブジェクトがフィルターに掛けられます。