「DSG ディスパッチャー・グローバル (DSG Dispatcher global)」ビュー
「DSG ディスパッチャー・グローバル (DSG Dispatcher global)」ビューには、選択したアプリケーション ID に関するディスパッチャー・グローバル統計が表示されます。 これを使用して、CICS® タスク・ディスパッチャー・パフォーマンスの視覚化と、ディスパッチャー統計の分析ができます。
- シート・ビューのディスパッチャー概要統計データからレコードを右クリックし、「オープン」をクリックします。
- 「統計アラート (Statistics Alerts)」ビューの CICS ディスパッチャー・アラートから、必要なアラートをダブルクリックするか、またはそのアラートを右クリックしてから「オープン」をクリックします。
- 例えば「LDG ローダー・グローバル (LDG
Loader global)」ビューなどの統計視覚化ビューで、ビューのツールバーの「代替統計視覚化の表示 (Show alternative statistic visualizations)」
アイコンをクリックしてから、「DSG ディスパッチャー・グローバル (DSG Dispatcher global)」をクリックします。
情報行には、レコードのアプリケーション ID とインターバルが表示されます。
- 「代替の統計視覚化の表示 (Show alternative statistic visualizations)」
アイコン。代替のグローバル統計視覚化ビューを表示するには、以下のオプションにアクセスします。
- LDG ローダー・グローバル (LDG Loader global)
- MNG モニター・グローバル (MNG Monitoring global)
- SMS ストレージ・グローバル (SMS Storage global)
- XMG トランザクション・グローバル
- グラフ域
- グラフは、ディスパッチャー・タスク数の現行値とピーク値、アクティブ・ユーザー・トランザクション数の現行値とピーク値を、いくつかのインターバルにわたってグラフィカル表現で示します。 グラフには最大 12 個のインターバル (選択したインターバルの前に 6 つと後に 5 つ) が表示されます (表示可能なインターバルが 12 個存在する場合)。各インターバルはグラフ内で別々の列として示され、時刻、インターバル番号、および現在のディスパッチャー・タスク数が示されます。 現在選択されているインターバルの列は、網掛けされています。グラフ上の点は、実際の値ではなく、値の目安を示します。インターバルの実際の値を確認するには、列の上にカーソルを置いて、実際の値が表示されるツールチップを表示します。
- データ域
- データ域には、選択したインターバルにおけるトランザクションに関する特定の統計情報が示されます。
列をクリックしてインターバル選択を変更することができます。
「CICS TCB モード数」ハイパーリンクをクリックすると、「ディスパッチャー TCB モード」ビューが開いて、関連統計レコードが表示されます。
「CICS TCB プール数」ハイパーリンクをクリックすると、「ディスパッチャー TCB プール」ビューが開いて、関連統計レコードが表示されます。
CICS 領域の z/OS® ワークロード・マネージャー (WLM) 設定を表示するには、「z/OS WLM 設定 (z/OS WLM settings)」チェック・ボックスを選択します。
CICS 領域の CICS ディスパッチャー設定を表示するには、「CICS ディスパッチャー設定 (CICS Dispatcher settings)」チェック・ボックスを選択します。
データ域の値のうち 4 つは色分けされており、グラフ上の値の色に対応しています。 これらの色を変更するには、「チャートの色の構成」ハイパーリンクをクリックして、「設定」ウィンドウの「チャートの色」ペインにある「インターバル・トレース」を選択します。
領域に対してアクティブな CICS SM 接続が 確立されている場合は、「region_name の CICS 領域エディターを開く (Open CICS Region Editor for region_name)」ハイパーリンクをクリックして、CICS リソースを直接編集できます。詳しくは、「CICS Explorer ユーザー・ガイド」の『リソース・エディターの使用』を参照してください。
- CICS TCB モード数域
- 「CICS TCB モード数」表に、CICS TCB モードと、選択したインターバル中にその TCB モードで接続された現在の TCB 数のリストが示されます。
