このタスクについて
ご使用のシステムにおけるより長い指定期間のデータ傾向を見るには、それらをレポートに表示することができます。
レポートでの作業を参照してください。
統計アラートは、CICS PA パースペクティブおよび CICS SM パースペクティブで表示できます。CICS SM パースペクティブ内でこのビュー内のデータを表示するには、CICS PA データベースにも接続されている必要があります。
CICS PA によって CICS Transaction Server または CICS Transaction Gateway から取り込まれた統計アラートを表示できます。
CICS PA ホストでの統計アラート・レポートの設定について詳しくは、CICS Performance Analyzer 製品資料の『統計アラート・レポート』を参照してください。
- 統計アラートを表示するには、「統計アラート」タブ
をクリックします。 デフォルトでは、現在選択されているアプリケーション ID に対する CICS PA データベース内のすべての統計アラートが表示されます。ビューが更新されない場合は、ビュー内のツールバーにある「選択へのリンク」アイコン
を使用します。
表示されるアラートの有効範囲を減らすこともできます。
データ選択の絞り込みを参照してください。
- 列のレイアウトの変更、列でのデータのソート、またはアラートのフィルター操作については、「シート」ビューでのレイアウトのカスタマイズを参照してください。
- アラートの視覚化が可能な場合、その視覚化を表示するには、対象のアラートをダブルクリックするか、またはそれを右クリックしてからメニューの「オープン」をクリックします。
視覚化は、シート・ビューの新しいタブに表示されます。視覚化ができない場合、「オープン」メニュー・オプションが使用できないため、アラートをダブルクリックすると、シート・ビューの新しいタブに、アラートを起動したレコードの詳細が表示されます。
- アラートをトリガーした個々の統計レコードを表示するには、それを右クリックしてからメニュー上の「アラート・トリガー」をクリックします。
シート・ビューの新しいタブに、Alert を起動したレコードの詳細が表示されます。
- 表示する統計アラートのタイプを選択するには、ビューのツールバーにある「ビュー・メニュー」アイコン
をクリックしてから、メニュー上で必要なアラート・タイプをクリックします。
- 一般的な期間から統計アラートを表示するには、ツールバーにある「Performance Analyzer の日付ダイアログ (Performance Analyzer date dialog)」アイコンの矢印
をクリックし、メニューから必要な期間をクリックします。 以下のいずれかのオプションを選択できます。
- 「昨日」。現在日付を基準にして、過去 24 時間に発生したすべてのアラートが表示されます。
- 「週」。正確に過去 7 日間に発生したすべてのアラートが表示されます。
- 「月」。前月 (カレンダー月) に発生したすべてのアラートが表示されます。
- 「四半期」。過去 3 カ月 (カレンダー月) の間に発生したすべてのアラートが表示されます。
- 「年」。昨年発生したすべてのアラートが表示されます。
- 特定の期間から統計アラートを表示するには、ツールバーにある「Performance Analyzer の日付ダイアログ (Performance Analyzer date dialog)」アイコン
をクリックして「日時の選択」ウィンドウを表示します。 このウィンドウの使用方法については、データ選択の絞り込みを参照してください。
- CICS PA パースペクティブ内のアラートを非表示にするには、それを右クリックして、メニュー上の「アラート非表示」をクリックします。
Shift キーと Ctrl キーを使用して複数のアラートを選択できます。選択されたアラートはビューで非表示にされ、ローカル・コピーはキャッシュから削除されます。
それでも、このアラートは PA ホスト・データベースに残ります。
そこにはフルのデータ・セットがあります (以前に非表示にしたアラートが他にもあればそれも含む)。
アラートを永久的に削除するには、ホストで削除しなければなりません。
非表示にしたアラートを再び表示するには、ツールバーにある「リフレッシュ」アイコン
をクリックします。
- アラートに関連した統計レコードの独自のビューを作成するには、アラートを右クリックしてから、メニュー上の「レポート方式を指定して実行する」をクリックします。
「レコード・タイプ レコードからの抽出 (Extract from record type records)」ウィンドウが表示されます。
選択された統計アラートに関連付けられたレコード・タイプがウィンドウ・タイトルとして表示されます。
このウィンドウを使用して抽出する統計レコードを選択することによって、アラートの原因になった状況を調べることができます。例えば、アラートの原因になった統計レコード、アラートが発生する前の期間の統計レコード、または比較用の統計レコードを抽出できます。
例えば、スレッドの数が 80 になった時にアラートが発生するよう構成されているとします。このアラートが発生した場合、時間を設定し、10 分前のスレッド・レベルを確認することができます。
あるいは、2 つのシステムが並行して作動しているかもしれません。アラートが 1 つのシステムで発生した場合、アプリケーション ID を変更して、もう一方のシステムで対応する統計値がどうだったかを確認することができます。結果として、そのシステムではさらに適切にバランスをとる必要があると判断する可能性があります。
ウィンドウの「日時コンテキスト」セクションにある以下のオプションを使用できます。
- 「開始日付」。指定された日時からファイルの終わりまでの間でレコードを抽出します。
- 「終了日付」。最初の入力レコードから指定された日時の間でレコードを抽出します。
- 「開始および終了日付」。「レコードの開始日 (Records from)」フィールドおよび「レコードの終了日 (Records to)」フィールドで指定された日時範囲内のレコードを抽出します。
- 「正確な日時」。指定された日時のレコードを抽出します。
- 「日付または時刻なし」。日時範囲を制限なしにして、レコードを抽出します。
抽出されたレコードは、シート・ビューの新しいタブに表示されます。
- アラート・ビューに取得するアラートの数を設定するには、ビューのツールバーにある「ビュー・メニュー (View Menu)」アイコン
をクリックし、次に「アラートの設定 (Alert preferences)」をクリックします。
CICS Performance Analyzer の設定を参照してください。