テンプレート・エディターの RUNTEMP

RUNTEMP 基本コマンドは、変更を永続的に保管せず、編集/表示セッション中に一時的な変更を使用して、テンプレートに「オンザフライ」で変更を加えることです。ユーザーは、必要に応じて編集/表示セッションの終了時に変更を保管できます。

テンプレート・エディターでは、この機能は、リソースの編集/表示セッションに関連付けられたテンプレート・エディターを起動する場合にのみ使用可能になります。

File Manager® for Eclipse プラグインを使用すると、以下の RUNTEMP に関する作業を行うことができます。

エディター・オプション:

編集/表示セッションを開始する前に、テンプレート・エディターで変更を加え、テンプレート・エディターに保管せずに、その変更を次の編集/表示セッションに適用することができます。

ユーザーがエディター・オプション・ダイアログからテンプレート・エディターを起動すると、テンプレートに変更を加えて「適用」ボタンをクリックします。変更はテンプレート・エディターには保管されず、エディター・ダイアログが閉じて、エディター・オプション・ダイアログに戻ります。

エディター・オプションのテンプレート・エディター

ユーザーが編集/表示セッションを開始すると、一時的なテンプレートの変更が適用された状態で定様式エディターが開きます。

ユーザーが「エディター・オプション」ダイアログで「キャンセル」をクリックした場合、RUNTEMP の変更はテンプレートに保管されません。

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定様式エディター:

定様式エディターのセッション中に、ユーザーがテンプレートを編集してテンプレート・エディターの「適用」ボタンをクリックすると、テンプレート・エディターのダイアログが閉じ、適用されたテンプレートの変更を使用して定様式エディターが再ロードされます。

編集セッションを終了するか変更をキャンセルするまで、一時的な変更を表示および更新することができます。

リソースのデータを変更し、RUNTEMP の変更を適用しようとすると、以下のダイアログが表示され、ユーザーはデータの変更を保管または破棄できます。

RunTemp 適用時のデータ保管プロンプト

ユーザーが変更を破棄するために「はい」を選択した場合、データ・エディターの変更は失われ、適用された RUNTEMP 変更を使用して定様式エディターが再ロードされます。

ユーザーが「いいえ」をクリックすると、現在のデータの変更を保管するための定様式エディターのウィンドウが表示されます。保管後、RUNTEMP の変更をエディターに適用できます。

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エディターを閉じるまたは変更を破棄

ユーザーが「ファイル」 - 「閉じる」を選択するか、タイトル・バーの「X」ボタンをクリックして編集/表示セッションを閉じると、通常の処理が行われます。(つまり、定様式エディター・セッションが閉じます)。エディターを閉じる前に、エディターはセッションに RUNTEMP 変更が存在するかどうかを確認します。変更がある場合は、以下のダイアログが表示され、ユーザーはデータの変更を保管または破棄できます。

存在する場合は RunTemp 保管プロンプト

ユーザーが「OK」をクリックすると、通常のテンプレート・エディターが表示され、ユーザーは変更を保管できるようになります。「キャンセル」オプションを選択すると、RUNTEMP 変更が破棄されます。

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