File Manager® IMS エディターの開始

File Manager® IMS エディターを使用すると、さまざまな IMS データベースを表示したり編集したりすることができます。 エディターは、File Manager® プラグインに用意されている「システム・ビュー」から起動します。以下のいずれかの方法で、選択した IMS データベースまたは PSB に対してエディターを起動できます:

File Manager® IMS エディターのオプション・ダイアログ
動的 PSB を使用した IMS エディター・オプションのイメージ

動的 PSB を使用して編集: 編集または表示するデータベースを選択します。 オプションで、2 次索引を指定します。

静的 PSB を使用した IMS エディター・オプションのイメージ

静的 PSB を使用して編集: PSB を選択してデータベースを編集または表示します。 オプションで、PCB の選択を絞り込むためにデータベース名フィルターを指定できます。

上記のいずれかの方法でエディターを起動すると、エディターのオプション・ダイアログが表示されます。 このダイアログでは、エディターの起動方法を制御するさまざまなオプションを指定することができます。主なオプションについては、以下に説明があります (使用可能なオプションの詳細な説明については、File Manager® for z/OS® IMS の解説書を参照してください)。

エディター・オプションで編集または表示を選択すると、「IMS データベース位置」ダイアログが表示されます。このダイアログでは、編集/表示するデータの開始位置を指定できます (下のピクチャーを参照)。 セグメントを選択してキー値および位置を指定できます。動的 PSB オプションを選択した場合、選択したデータベースについてすべてのセグメントのリストがダイアログに表示されます。静的 PSB を選択した場合は、代わりに選択した PSB についてすべてのセグメント・タイプのリストが表示されます。編集/表示セッションに含めるセグメントを選択/選択解除することもできます。

「IMS データベース位置」ダイアログ
「IMS 位置」ダイアログ

データベース位置情報を指定した場合、選択したデータが File Manager® IMS エディターに表示されます (以下の図を参照)。 エディターは次の 2 つのメイン・ウィンドウで構成されます。

  1. セグメントと各セグメントの連結キー値を表示するエディター自体 (下図の上部分)
  2. テンプレートまたはビューで指定したレイアウト情報に従った定様式データを確認できる単一表示ビュー (下図の下部分)。

エディターでセグメントを選択すると、データ値が単一表示ビューに定様式モードで表示されます。

File Manager® IMS エディターの概要
IMS エディターの概要

エディターそのものには、データベースおよびセグメントが階層表示されて、データベース内のその他のセグメントとの関係が示されます。 表示オプションを変更することで、セグメントの表示方法を制御できます。つまり、(「データベース位置」ダイアログでセグメントを選択/選択解除する機能だけでなく) 抑制レコードをグループ化することも、個別に表示することもできます。

編集セッション中に、「データベース位置」オプションを指定して (コンテキスト・メニュー、またはツールバーから実行します)、データベース位置を再設定できます。

データの変更はすべて単一表示から実行します。 値は直接入力することも、16 進値で指定することもできます。

オプションで、セグメントの文字形式表示に切り替えることができます (下のピクチャーを参照)。 この表示モードでは、セグメントの連結キー値ではなくセグメント値が表示されます。セグメント値は、編集セッションに指定されたエンコード値に従って解釈されます。オプションで 16 進を選択することで、セグメントの 16 進値を表示できます。

File Manager® IMS エディターの概要と、セグメントの文字表示オプション
IMS エディターの概要とセグメントの文字表示

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