比較ユーティリティーを使用すると、ユーザーは次のことができます。
- あるリソースからのデータを他のリソース内のデータと比較する。
- ロード・モジュールを比較する。
- フィールド・レベルの比較を実行する。「旧」コピーブックまたはテンプレートを「新規」コピーブックまたはテンプレートと一緒に使用すると、選択したフィールドをフィールド内のデータのタイプを反映する比較結果と比較できます。
- 「新規」リソースで挿入、削除、または変更が行われた場所などの情報を示す比較報告書を生成する。
このページでは、フィールドからバッチ・パラメーターへのマッピングと、その他の注意事項について説明します。各パラメーターの詳細については、『IBM File Manager ユーザーズ・ガイドおよびリファレンス』を参照してください。
基本設定

パラメーター・マッピング:
- 旧リソース: DSNOLD。 ここでは単一のメンバーを指定でき、オプションでワイルドカードを含めることができます。
- 旧ボリューム: VOLSEROLD
- 新規リソース: DSNNEW。 ここでは単一のメンバーを指定できます。
- 新規ボリューム: VOLSERNEW
- 同期: 「1 対 1」の場合は SYNCH=ONETOONE、「先読み」の場合は SYNCH=READAHEAD、「キー順」の場合は SYNCH=KEYED、「ロード・モジュール」の場合は SYNCH=LMOD
- 結果リスト要約、差分、一致、すべて: それぞれ、LIST=SUMMARY、LIST=DELTA、LIST=MATCHING、および LIST=LONG
- 結果リスト・レコードの 16 進形式を表示: HEX
先頭に戻る旧リソース設定
「旧リソース」がメンバーの存在するデータ・セットではない場合、「メンバー指定」のオプションは使用不可になります。

パラメーター・マッピング:
- メンバー: 単一のメンバーまたはワイルドカードが指定されたメンバーが入力された場合は MEMOLD、複数のメンバーが入力された場合は MEMLIST
- 名前: 開始および終了: 「開始」と「終了」の両方を指定すると、それぞれ MEMSTART と MEMEND が使用されます。 「開始」を指定し、「終了」を空にしておくと、MEMBER パラメーターの値として「開始」値が使用されます。「開始」フィールドまたは「終了」フィールドに * を指定すると、それぞれ、もう一方で指定した値より前または後のすべての項目が選択されます。
- 作成: 開始および終了: CRESTART と CREEND のいずれかまたは両方
- 変更: 開始および終了: CHGSTART と CHGEND のいずれかまたは両方
- ユーザー ID: 開始および終了: 「開始」と「終了」の両方を指定すると、それぞれ UIDSTART と UIDEND が使用されます。 「開始」を指定し、「終了」を空にしておくと、USERID パラメーターの値として「開始」値が使用されます。「開始」フィールドまたは「終了」フィールドに * を指定すると、それぞれ、もう一方で指定した値より前または後のすべての項目が選択されます。
- 入出力出口: USEIOXOLD (チェック・マークを付けた場合) および IOXOLD (オプションでフィールドに入出力出口を指定した場合)
- 2 進レコード長: BINRECOLD
- KSDS キー/RRDS スロット: KEYOLD
- スキップするレコード: SKIPOLD
- 比較するレコード: CMPOLD
先頭に戻る新規リソース設定

パラメーター・マッピング:
- メンバー: DSNNEW のメンバー・コンポーネントとして使用されます (ワイルドカードは使用できません)
- 入出力出口: USEIOXNEW (チェック・マークを付けた場合) および IOXNEW (オプションでフィールドに入出力出口を指定した場合)
- 2 進レコード長: BINRECNEW
- KSDS キー/RRDS スロット: KEYNEW
- スキップするレコード: SKIPNEW
- 比較するレコード: CMPNEW
- 報告する相違数: NUMDIFF
- 変更されたフィールドを強調表示: HILIGHT
- レコード長の不一致を無視: IGNLEN
- ISPF パッキング・アンパック、スキップ、および無視: PACK=UNPACK、PACK=SKIP、および PACK=NONE
先頭に戻るテンプレート設定

パラメーター・マッピング:
- 旧テンプレート: TCOLD
- 旧フィールド・オフセット: OFFSETOLD
- 旧フィールド・マッピング: FIELDOLD
- 新規テンプレート: TCNEW
- 新規フィールド・オフセット: OFFSETNEW
- 新規フィールド・マッピング: FIELDNEW
- 対応するフィールドの自動マップを試行: CORRESP=YES (チェック・マークを付けた場合)
- 属性情報を表示: SHOWATTR
- 報告書のレイアウトと基準: PBK
- 使用される報告書フィールド・マッピング: MAP=ALL (チェック・マークを付けた場合)
- 報告書配列エレメント: ARRAY
- 16 進数の報告書フィールド: HEXLEN および HEXLOC
- 定様式比較: TYPE=FORMATTED
- 数値フィールドの左寄せ: JUST
- ブランクを無視: MATCHREF の反対 (つまり、チェック・マークを付けた場合は MATCHREF=NO、チェック・マークを外した場合は MATCHREF=YES)
- 大/小文字を区別しない: IGNORECASE
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パラメーター・マッピング:
- 限度: LIMIT
- 長さ: LENGTH
- 旧テンプレートから取得したキー・セグメント情報を使用: KEYTCOLD
- 旧テンプレート・キー・フィールド: KEYFLDOLD
- 旧キー・ロケーション: KEYLOCOLD
- 新規テンプレートから取得したキー・セグメント情報を使用: KEYTCNEW
- 新規テンプレート・キー・フィールド: KEYFLDNEW
- 新規キー・ロケーション: KEYLOCNEW
- キー長: KEYLEN
- キー・タイプ: KEYTYPE
先頭に戻るロード・モジュール比較オプション
このページは、「基本設定」ページで「ロード・モジュール」同期を選択した場合にのみ表示されます。
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- 比較レベル: 「ロード・モジュールのみ」の場合は CMPLVL=LMOD、「ロード・モジュールと CSECT」の場合は CMPLVL=CSECT
- 日付形式: DATEFORM
- ロード・モジュールの比較基準: LMODC:
- サイズ: SIZE
- エントリー・ポイント・アドレス: ADDRESS
- 使用したリンカーのバージョン: LINKER / BINDER
- リンク日時: DATE / TIME
- AMODE および RMODE: MODE
- 許可コード: AC / AUTH
- リンク属性: ATTR
- CSECT の比較基準: CSECTC:
- サイズ: SIZE
- アドレス: ADDRESS
- 使用したコンパイラーのバージョン: COMPILER
- リンク日時: DATE
- AMODE および RMODE: MODE
- AMSPZAP IDR: IDRZAP / ZAP
- テキスト内容: TEXT
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