IMS テンプレート・エディターには、新規テンプレート/ビュー作成用および既存テンプレート/ビュー編集用のさまざまなオプションが用意されており、File Manager® IMS エディターとともに使用できます。 テンプレートによって、IMS データベースに保管されたレコードの特定の解釈方法を指定できるため、File Manager® エディターの機能性が向上します。IMS テンプレート・エディターを使用すると、テンプレートまたはビューを容易に作成および変更するために欠かせないツールが提供されるため、そうした解釈方法をユーザーが指定できます。この機能により、データとの対話方法をさらに細かく制御できます。テンプレート・エディターには、File Manager® IMS で使用できるものと同等レベルの編集機能があります。IBM File Manager の ISPF IMS テンプレート・エディターの詳細については、『IBM File Manager® for z/OS® ユーザーズ・ガイドおよびリファレンス (IMS データ用)』を参照してください。
IMS テンプレート・エディターを起動するには、IMS データベースを表すノードを選択して、コンテキスト・メニューを開きます。 選択した項目が IMS テンプレート・エディターを起動するために適している場合は、コンテキスト・メニューに「テンプレート・エディター」が表示されます。IMS テンプレート・エディターの起動を選択すると、「IMS テンプレート・エディター・オプション」ダイアログ (下のイメージを参照) が表示されます。
「IMS テンプレート・エディター・オプション」ダイアログ |
---|
![]() |
以下の情報を指定する必要があります。
新しいテンプレートを作成するとき、または既存のテンプレートを編集するときは、PDS または PDSE の完全修飾データ・セット名をメンバー名なしで指定する必要があります。 指定したデータベース名は、メンバー名として使用されます。File Manager の制限として、テンプレート・メンバー名は IMS データベース名と一致する必要があります。
新しいビューを作成するとき、または既存のビューを編集するときは、PDS または PDSE の完全修飾データ・セット名をメンバー名ありで指定する必要があります。 メンバー名は、任意の有効なデータ・セット・メンバー名にすることができ、データベース名と一致する必要はありません。File Manager ビューは、選択したデータベースの関連テンプレートに格納されている情報に基づいて作成されます。データベースの関連テンプレートは、選択した IMS サブシステムの関連テンプレート・ライブラリーのリストから選択されます。テンプレート・ライブラリーのリストは、IMS サブシステムのオプションの一部として構成できます。
テンプレート・エディターは下記の 2 つのタブで構成されます。
「レイアウト」タブには、現在選択されている IMS データベース・セグメントおよびレイアウト情報に関する列情報が表示されます。 このタブを使用して、以下のようにテンプレートまたはビューに関するさまざまな情報を指定できます:
「レイアウト」タブ |
---|
![]() |
「セグメント」タブには、選択したデータベース内の IMS セグメント、および各セグメントの関連コピーブックの仕様に関する情報が表示されます。 このタブで、セグメントのコピーブック関連を追加/削除/変更できます。このタブは、テンプレートを編集しているときにのみ編集できます。このタブの情報が更新された場合は、変更を有効にするためにテンプレートを再作成する必要があります。「再作成」ボタンをクリックし、テンプレートを保管します。
「セグメント」タブ |
---|
![]() |
「情報」タブには、テンプレートの作成日や変更日などのテンプレートに関する基本的な情報および IMS データベース情報が表示されます。 さらに、テンプレートの説明を指定できます。
「情報」タブ |
---|
![]() |