DB2 テンプレート・エディターの概要

DB2 テンプレート・エディターには、新規テンプレートの作成用および既存テンプレートの編集用のさまざまなオプションが用意されており、File Manager® DB2 エディターとともに使用できます。 テンプレートによって、DB2 オブジェクトに保管されたレコードの特定の解釈方法を指定できるため、File Manager® エディターの機能性が向上します。DB2 テンプレート・エディターを使用すると、テンプレートを容易に作成および変更するために欠かせないツールが提供されるため、そうした解釈方法をユーザーが指定できます。この機能により、データとの対話方法をさらに細かく制御できます。テンプレート・エディターには、File Manager® DB2 で使用できるものと同等レベルの編集機能があります。IBM File Manager の ISPF DB2 テンプレート・エディターの詳細については、『IBM File Manager® for z/OS® ユーザーズ・ガイドおよびリファレンス (DB2 データ用)』を参照してください。

DB2 テンプレート・エディターの起動

DB2 テンプレート・エディターを起動するには、DB2 オブジェクトまたは DB2 オブジェクト照会を表すノードを選択して、コンテキスト・メニューを表示します。 選択した項目が DB2 テンプレート・エディターを起動するために適している場合は、コンテキスト・メニューに「テンプレート・エディター」が表示されます。DB2 テンプレート・エディターの起動を選択すると、「DB2 テンプレート・エディター・オプション」ダイアログ (下のイメージを参照) が表示されます。

「DB2 テンプレート・エディター・オプション」ダイアログ
「DB2 テンプレート・エディター・オプション」ダイアログのイメージ

以下の情報を指定する必要があります。

「DB2 テンプレート・エディター」タブ

テンプレート・エディターは下記の 2 つのタブで構成されます。

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「レイアウト」タブ

「レイアウト」タブには、現在選択されている DB2 オブジェクトの列情報が表示されます。 このタブを使用して、以下のようにテンプレートに関するさまざまな情報を指定できます。

「レイアウト」タブ
DB2 テンプレート・エディターの「レイアウト」タブのイメージ

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フィールド別基準ビルダー

このダイアログは、識別、選択、または関連する識別の各基準として使用できる基準を構成するために役立ちます。

DB2 フィールド別基準エディター
DB2 フィールド別基準エディターのイメージ

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基準ビルダー (フリー・フォーマット)

このダイアログでは、独自の基準式を作成できます。 このダイアログには、基準式の作成を支援するために、現在選択されているレイアウトに関するフィールド情報が表示されます。

テーブル内のフィールドをダブルクリックすると、式で対応するフィールド番号を挿入できます。 Ctrl + Space を押して、説明付きのフィールドを一覧するコンテキスト・アシストを起動することもできます。

注: フリー・フォーマット基準はフィールド別式よりも表現が多様であるため、フリー・フォーマット基準とフィールド別基準とは交換可能ではありません。

基準エディター (フリー・フォーマット)
DB2 フリー基準エディターのイメージ

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「情報」タブ

「情報」タブには、テンプレートの作成日や変更日などのテンプレートに関する基本的な情報および DB2 オブジェクト情報が表示されます。 さらに、テンプレートの説明を指定できます。

「情報」タブ
DB2 テンプレート・エディターの「情報」タブのイメージ

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