ヒストリー・ファイルの管理用ビューの使用

ヒストリー・ファイルと同様に、ビューはコンテキスト・メニューを使用して追加されます。「ビューの作成」メニュー項目を使用します。「ヒストリー・ファイルの表示」の章を確認してください。

ビューの追加

データ・セット名を指定するためのプロンプトが表示されます。

データ・セット名の指定

指定されたデータ・セットにあるビュー定義のリストがダウンロードされます。ヒストリー・ファイルの場合と同様に、右クリックして「開く」を選択するか、ダブルクリックすると、障害エントリーのリストが「レポート・リスト」ビューに開きます。

別のフォルダーにある定義を表示

列構成

列構成は変更が可能であり、デフォルトとして設定することができます。 デフォルト構成は、ヒストリー・ファイルおよびローカル・ビューにのみ適用されます。 ホストで定義されたビューは変更されません。

列構成

レポート・リスト・フィルター

ビューの列にフィルターが定義されている場合は、メニューにそれらの列のフィルター定義が表示されます。 各列を個別に変更しなくて済むように、すべてのフィルターをリセットするオプションが使用可能です。

列マッチングの表示

列マッチング・フィルターは、ISPF インターフェースの場合と同様に機能します。 スクリーン・ショットにワイルドカードの説明があります。 フィルターがビューで定義されたものでない場合は、フィルターをクリアするとフィルターが削除されます。

フィルターの指定

指定できる列フィルターには次の 5 種類があります。

  1. STRING - ワイルドカード * および % を使用してストリング値をフィルターします

  2. BOOLEAN - 「はい」または「いいえ」の値をフィルターします。

  3. INTEGER - 演算子付き整数値をフィルターします

    演算子 定義
    なし 次に等しい 20
    = 次に等しい =20
    < 次より小さい <20
    <= 次より小さいか等しい <=20
    > 次より大きい >20
    >= 次より大きいか等しい >=20
    != 次に等しくない !=20
  4. HEXADECIMAL - 演算子付き 16 進整数値をフィルターします

    演算子 定義
    なし 次に等しい F0
    = 次に等しい =F0
    < 次より小さい <F023
    <= 次より小さいか等しい <=AD1
    > 次より大きい >17A4D2
    >= 次より大きいか等しい >=C
    != 次に等しくない !=D12A
  5. DATE - 演算子付き日付値をフィルターします

    演算子 定義
    なし 次に等しい 2023/02/28
    = 次に等しい =2023/02/28
    < 次より小さい <2023/02/28
    <= 次より小さいか等しい <=2023/02/28
    > 次より大きい >2023/02/28
    >= 次より大きいか等しい >=2023/02/28
    != 次に等しくない !=2023/02/28

列の数に対して定義されたフィルターが可能で、列が表示されるかどうかが適用されます。

列に対するフィルターは、各フィルターをセミコロン (;) を使用して区切って、つなげることができます。例えば、JOBNAME 列に次のフィルター値を使用することができます。

SYS*;PENN;*PP1

これは、SYS で始まる、または PENN に等しい、あるいは PP1 で終わるジョブ名と同じになります。

ローカル・ビュー

プラグインでは、ローカルにビューを作成することができます。 これらのビューは現在、ホストに保管されていません。これらは、「システム情報」ビューの「local.views」フォルダーの下でのみ使用可能になります。

ビューの作成

ヒストリー・ファイルをビューに追加するには、ローカル・ビューを右クリックして「ローカル・ビューの編集」を選択します。その後で、既存のヒストリー・ファイル/ビュー定義をローカル・ビュー上にドラッグします。

ヒストリー・ファイルをローカル・ビューに追加

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