保管されたレポートの表示

ヒストリー・ファイルから表示されるレポートは、通常、JES スプール上のジョブ出力内に挿入されるリアルタイム・レポートと同じです。ただし、最初に作成されたときにレポートが障害エントリーに書き込まれなかった場合は、ユーザーにヒストリー・ファイルへの更新アクセスがあれば、疑似バッチ再分析レポートが、'V' または 'S' ライン・コマンドを使用して最初に表示しようとしたときに、可能ならばいつでも追加されます。リアルタイム・レポートのない障害エントリーは、実質的には DeferredReport オプションを使用して作成されたものか、リカバリー障害記録の障害エントリーです。表示できるレポートはリアルタイム・レポートであるか、またはバッチ再分析レポートで後のステージで保管されたものである可能性があるので、共通用語の「保管されたレポート」は障害エントリーに含まれるレポートを指すのに使用します。 インタラクティブ再分析オプションではなく、バッチ再分析オプションは、保存されたレポートを作成するときに使用されることに注意してください。

クライアント側で保管されたレポートを開くには、保管されたレポートが含まれる障害エントリーを右クリックして、「保管されたレポートを開く」オプションをクリックする必要があります。

「保管されたレポートを開く」メニュー

これで、バッチ再分析オプションを使用して作成された保管されたレポートが開きます。

保管されたレポート

ビューからローカルに保管されたレポートを削除する場合、障害エントリーを再度右クリックし、「保管されたレポートの削除」オプションを選択することができます。

保管されたレポートの削除

Fault Analyzer plug-in for Eclipse