CM バージョン 5.2 プラグインの新機能

CICS® CM バージョン 5.2 プラグインに対する機能強化をリストします。

新機能 説明
新しい配置分析用リッチ・テキスト・エディターと、エディターからレポートを直接実行する機能

配置分析レポートの作成にリッチ・テキスト・エディターを使用できるようになりました。 このエディターには 2 つのタブ付きページがあります。 リッチ・テキスト・エディター・ページは、配置分析を実行するために必要な情報の入力にプロンプト方式を使用しています。 ページは既存の JCL エディター・ページにリンクされているので、一方のページで行った変更はもう一方のページに反映されます。 レポートは、バッチ・ジョブとして実行することも、エディターから直接実行することもできます。

配置分析について詳しくは、資源定義の配置分析を参照してください。

CM プラグインで配置分析レポートを表示する機能

配置分析に必要な情報をすべて入力したら、JCL をサブミットせずに CM プラグインからタスクを実行することもできます。 その場合、配置分析レポートは CM プラグインに表示され、CICS Explorer® 内のデフォルトのジョブ・ライブラリーに保管されます。

配置分析レポートの表示について詳しくは、配置分析レポートを参照してください。

新しい「移行方式」ビューで移行方式を作成および編集する機能

CM プラグインを使用して、新しい移行方式の作成や既存の移行方式の編集を行えます。

移行方式に関する作業について詳しくは、移行方式の処理を参照してください。

新しい「Configuration Manager システム・オプション」ビューで新規および既存の CM システム・オプションが使用可能

CM システム・オプションが新規の「Configuration Manager システム・オプション」ビューに含められました。 これまでは ISPF パネルでしか使用できなかった追加のセキュリティー検査オプションが、このビューにも組み込まれました。

システム・オプションについて詳しくは、Configuration Manager システム・オプションの設定を参照してください。

変更パッケージ作成の改善

定義を右クリックして変更パッケージに追加することによって変更パッケージを作成できるようになりました。

変更パッケージに関する作業について詳しくは、変更パッケージでの作業を参照してください。

変更パッケージに対して CICS システム定義または CICS システム・グループ定義を追加および除去する機能

CICS システム・グループのすべてのメンバーを追加するか一部のメンバーのみを追加するかを選択できます。 定義のみ、関連のみ、あるいは関連と定義を追加し、それらを変更パッケージ・エディターで表示できます。

変更パッケージへの CICS システムまたは CICS システム・グループの追加について詳しくは、変更パッケージへの CICS システムまたは CICS システム・グループの追加を参照してください。

任意のワークロード定義タイプの資源を変更パッケージへ追加する機能

「検索結果」ビューから、任意のワークロード定義タイプの資源を変更パッケージに追加できます。 追加するワークロード定義タイプを検索した後、資源を右クリックして、「変更パッケージに追加」をクリックします。 「ワークロード仕様」ビューからワークロード仕様定義を変更パッケージに追加することもできます。 この場合は、名前を右クリックして、「変更パッケージに追加」をクリックします。

CM ジャーナルへのワークロード管理変更の記録

CICS Explorer で行われるどのようなワークロード管理変更も、CM ジャーナルに記録されるようになりました。

さまざまな外観上の変更
CM パースペクティブで以下の変更が行われました。
  • CICS CM とCICS Explorer のルック・アンド・フィールの整合性の改善。
  • Eclipse 標準との整合性を維持するための「変更パッケージ」メニューの改善。
  • 「変更パッケージ」ビューと「検索結果」ビューのデフォルトの場所が変わりました。