一時ファイル・システムとは、ストレージ内のマウント可能ファイル・システムをサポートする、 メモリー内の物理ファイル・システムです。 /tmp に TFS がマウントされると、一時ファイルの高速ファイル・システムとして使用することができます。 これは、多くのシェル・ユーザーが使用する大規模システムに役立ちます。
TFS の範囲は 1MB から 1GB です。
/tmp を HFS の代わりに TFS にするときの問題点は、ファイル・システムが破損したとき、 vi エディターで作成されたものも含め、一時ファイルすべてが失われるということです。 デフォルトで、vi エディターは一時ファイルを /tmp に書き込みます。 この問題を避けるには、/tmp 以外のディレクトリーを指定するよう /etc/rc ファイルに TMP_VI シェル環境変数を設定してください。