ワークステーション・トレース・レベル
ワークステーションのトレース・レベルを設定するには、「ワークステーション・トレース・レベル」パネルを使用します。ワークステーションと各 z/OS システム上のホスト処理では、別個のトレースを使用します。ワークステーションのトレース・レベルと z/OS システムのトレース・レベルは、別個に設定します。ワークステーション・トレースの設定については、ホスト・トレース・レベルを参照してください。
はじめに:
- 高いトレース・レベルのトレースは、大量の処理を必要とするため、パフォーマンスに悪影響を及ぼすことがあります。IBM サポートからの指示があった場合にだけ、トレース・レベルをデフォルトのレベル 2 から変更してください。
- 選択トレース機能を使用すると、個々のサービス・インスタンスや個々の要求にトレース
の範囲を絞ることができます (選択トレースを参照)。
- msys for Setup フレームワークのワークプレース・トレース情報はトレース・ファイル CimWorkplace.trc に、個別のサービスのワークプレース・トレース情報はトレース・ファイル <サービス名>.trc に書き込まれます。これらのファイルはワークプレース・ディレクトリーに書き込まれます。サービス・トレース・ファイルは、ワークプレースが開始されるごとに上書きされます。CimWorkplace.trc については、直前のトレースが CimWorkplace.old として常に保持されています。トレース・ファイルを保持したい場合には、ファイル名を変更するかまたはファイルを別のディレクトリーにコピーします。
ワークステーション・トレース・レベルを設定するためのステップ:
- メニューで「オプション」 --> 「プリファレンス...」を順にクリックします。「ワークプレース・プリファレンス」パネルが表示されます。
- 「ワークステーション・トレース・レベル」タブをクリックします。
- トレース・レベルを設定するには、「トレースなし」(レベル 0) と「完全な
トレース」(レベル 9) の間の希望する位置までスライダーをドラッグします。スライダーを移動するのに応じて、現在のレベルとそのレベルでトレースされる対象の説明が、スライダー・スケールの左方に表示されます。
- 「了解」をクリックします。ホスト・トレース・レベルも設定するには、「ホスト・トレース・レベル」タブをクリックします。
フィールド
プッシュボタン
- 選択したトレース・レベルを保管するには、「了解」をクリックします。
- すべての変更内容を破棄してパネルを閉じるには、「取り消し」をクリックします。
- 現在のパネルについてのヘルプを表示するには、「ヘルプ」をクリックします。