このトピックでは、msys for Setup へのログオン方法と、msys for Setup 自体をワークプレースからセットアップするために実行する必要のある事項の概要について説明します。セキュリティー・セットアップの種類によっては、作業したい個別のシステムへのログオンが必要になることもあります (z/OS システムへのログオンを参照)。
開始する場所
ワークプレースを開始すると、作業を開始するために必要なパネルが自動的に表示されます。
このパネルを手動で表示するには、メニューで「ファイル」-->「ログオン...」を順にクリックします。これは、まだログオンしていない場合のみ実行できます。
LDAP へ接続する理由
msys for Setup のデータは、管理ディレクトリーと呼ばれる中央リポジトリーに格納されます。管理ディレクトリーには、LDAP サーバーを経由してアクセスします。LDAP サーバーには、以下の種類があります。
msys for Setup ワークプレースに表示されるデータは、管理ディレクトリー内部の特定の msys for Setup サブツリーに格納されたデータの表現です。ワークプレースにデータを表示する前に、特定の LDAP サーバーとサブツリーを指定する必要があります。
LDAP 管理者のタスク:
LDAP 管理者だけが実行できるセットアップ・タスクがあります。これらのタスクは、新しい msys for Setup LDAP サブツリーを確立するとき、または msys for Setup ユーザー管理者を定義する必要があるとき (たとえば、msys for Setup LDAP サブツリーを z/OS V1R1 または V1R2 レベルのコードからマイグレーションするとき) に必要な一回限りの処置です。
すべてのユーザーが実行できるタスク:
ワークプレースには、ワークプレースが最後に接続されたサブツリーについての情報が格納されます。この情報は、別のサブツリーに接続したい場合、またはワークプレースを最初に使用する場合 (つまり、ワークプレースが以前にサブツリーに接続されていない場合) にのみ提供する必要があります。