ANYHEAP (非 CICS)
ANYHEAP は、16 MB 境界よりも下に置くように制限されていないライブラリー・ヒープ・ストレージの割り振りを制御します。
選択されている言語が Fortran のみの場合、ANYHEAP の値は (48K,48K,ANY,FREE) に変更されます。
ANYHEAP には、以下のサブオプションがあります。
- 初期サイズ: 任意ヒープ・ストレージの最小初期サイズ。これは、最も近い 8 バイトの倍数に丸められます。
- 初期サイズ単位: 初期サイズを指定する単位 (K、M)。
- 増分サイズ: 任意ヒープ・エリアの後に続く増分の最小サイズ。最大サイズは 1 MB です。
- 増分サイズ単位: 増分サイズを指定する単位 (K、M)。
- ANYHWERE または BELOW:
ANYWHERE を使用すると、ヒープ・ストレージをストレージのどこにでも割り振ることができます。境界の上に使用可能なストレージがない場合は、境界の下のストレージが取得されます。
BELOW は、ヒープ・ストレージを、24 ビット・アドレッシングでアクセス可能な、ストレージの 16 MB 境界の下に割り振ることを指定します。
- KEEP または FREE:
FREE は、最後のストレージが解放されたときに、ANYHEAP 増分に割り振られたストレージを解放することを指定します。
KEEP は、最後のストレージが解放されたときに、ANYHEAP 増分に割り振られたストレージを解放しないことを指定します。
注:
- z/OS UNIX システム・サービス考慮事項: ANYHEAP オプションはエンクレーブに適用されます。