ダンプ・スペース (K バイト単位)

結合機能のダンプ・スペースです。

それぞれの結合機能ごとに定義できるダンプ・スペースは 1 つだけですが、 そのダンプ・スペースには複数の構造ダンプ・テーブルを含めることができます。 IBM では、結合機能内で使用可能なストレージの 5% をダンプ・スペースに指定 することをお勧めします。結合機能ダンプ・スペースを指定しないと何も割り振られず、 結合機能内の構造のダンプは取られません。

「経験法則」にしたがわず、ダンプ・スペース容量に 5% を指定しない ようにすれば、構造に占有されていないすべての結合機能ストレージをダンプ・ スペースとして使用できるようになります。この方式では、指定の CFRM ポリシーに 定義されるすべての構造に使用できる結合機能ストレージ・スペースが十分に あることを確認して、結合機能ストレージを最大限に利用します。 この方式では結合機能で使用可能なストレージに余裕がある場合には、 結合機能ストレージの 5% 以上を構造のダンプを取るために定義することができます。

ダンプ・スペースに使用可能なストレージ容量を計算する手順は以下のとおりです。

  1. 構造用に占有されている結合機能ストレージ容量を判別します。この計算には、 通常は他の結合機能に常駐する可能性がある構造のストレージも含めますが、 この構造は計算の対象である結合機能に配置することも可能で、その場合は容量の 計算が正しくできません。したがって CFRM ポリシーでは、結合機能名がその 設定リストに含まれている構造の最大サイズの値をすべて加算してください。 結果は構造に必要なストレージ (1 K 単位) の合計になります。
  2. 結合機能ストレージの合計容量から構造に必要な合計ストレージを減算して、 構造ダンプに使用できる結合機能ストレージの容量を判別します。
  3. 構造ダンプに使用可能なストレージ容量が不足している場合には、構造ダンプ用の追加の ストレージ・スペースを獲得できるように結合機能を再構成してみてください。

有効な値: 1 〜 6 の10 進数 (K バイト単位) です。