最高のパフォーマンスを得るには、初期スタック・セグメントを、スタック・ストレージに対するすべての要求を満たすために十分な大きさにしてください。 RPTSTG(ON) オプションによって生成された言語環境プログラム・ストレージ報告書には、使用中のスタック・ストレージの量、スタックに割り振られたセグメントの合計数、および STACK ランタイム・オプションの推奨値が示されます。初期スタック・セグメントが大きすぎる場合には、ストレージが浪費され、システム全体のパフォーマンスが、特にストレージが制限される CICS で低下するおそれがあります。
スタック・ストレージは、言語環境プログラム STACK および THREADSTACK ランタイム・オプションを使用して調整できます。 RPTSTG(ON) を使用すると、アプリケーションが実行されるときに、ストレージ要求に関する統計が取得し続けられるため、RPTSTG(ON) はアプリケーションのパフォーマンスを低下させるおそれがあります。そのため、実動ジョブを実行するときは、常に、IBM 提供のデフォルト設定である RPTSTG(OFF) を使用してください。アプリケーションのデバッグおよび調整時にのみ RPTSTG(ON) を使用してください。