RECPAD (非 CICS)
このオプションは、「一般」タブで Fortran が指定されている場合にのみ使用可能になります。
RECPAD は、フォーマットされた入力レコードをブランクで埋め込むかどうかを指定します。
RECPAD には、以下のサブオプションがあります。
- OFF, NONE: 入力リストおよびフォーマット指定で、入力レコードからのデータがレコードに含まれているよりも多く必要とされるときに、ブランク埋め込みを適用しないことを指定します。より多くのデータが必要な場合は、条件 FOR1002 によって説明されているエラーが検出されます。
- ON, ALL: 入力リストおよびフォーマット指定で、レコードに含まれているよりも多くのデータが必要とされるときに、内部ファイルか、可変または未定義長レコード (RECFM=U または V) 外部ファイル内の定様式入力レコードにブランクを埋め込むことを指定します。埋め込みのために追加されたブランクは、入力レコードのフィールドに実際にブランクが含まれていると解釈されます。
- VAR: ブランク埋め込みは、以下のファイル・タイプに適用されます。
- 非 VSAM の外部ファイル。これは、このファイルとは異なるレコード長を許可するレコード・フォーマットのファイルです。このようなレコード・フォーマットには、可変 (V)、可変長ブロック化 (VB)、未定義 (U)、可変スパン (VS)、および可変ブロック化スパン (VBS) があり、固定長 (F)、固定長ブロック化 (FB)、および固定長ブロック化標準 (FBS) は除外されます。
- 外部 VSAM 入力順データ・セット (ESDS) またはキー順データ・セット (KSDS)。
- 内部ファイル。
注:
- OPEN ステートメントの PAD 指定子は、個々のファイルへの埋め込みを指示するために使用できます。