MVS グローバル・リソース・シリアライゼーションを使用した場合、ウィザードは 構造をグローバル・リソース・シリアライゼーション・スター構成に割り振ります。 構造を構築するには、ウィザードは、構成のピーク・ロード時にグローバル・リソース・ シリアライゼーションが処理するグローバル・リソース数を認識する必要があります。
ピーク・グローバル・リソースの数は、ピーク・ロード時に測定する固有の 未解決のグローバル管理リソース要求 (SYSTEMS ENQ および変換済み RESERVE) の 数と同じです。未解決のグローバル要求の数を取得するには、 SYS1.LINKLIB 内の ユーティリティー・プログラム ISGSCGRS を使用します。
未解決の要求の数は、レポートの 3 番目の列に表示されます。ユーティリティーを 実行するには、SYS1.SAMPLIB メンバー ISGCGRS にあるサンプル JCL を使用します。
他のカスタマイズを実行中に値を変更すると、ウィザードは ISGLOCK 構造の サイズを再計算して、CFRM 結合データ・セットを再フォーマットします。
別のシリアライゼーション・プログラムを使用している場合には、 シリアライゼーション製品に関する以下の推奨事項を守る必要があります。 「DASD または テープをシリアライズするために GRS を使用していますか?」 に対する答えが「いいえ」の場合には、パネルの残りは使用不可となり、項目は作成されません。