バックアップの作成と復元

構成を誤って更新したためにそれぞれの構成リソースが役に立たなくなったという緊急事態から 回復するのを助けるために、バックアップおよび復元機能が設計されています。このような事態は、あまり起きることはなく、また、カスタマイズにまず戻ってから訂正された カスタマイズ・データで更新タスクを繰り返すことによって、通常は正すことができます。

重大な構成リソースを維持する一部のサービスでは、追加リカバリー・パスとしてバックアップ と復元が提供されます。たとえば、msys for Setup parmlib と結合データ・セットについてバックアップが提供されます。詳細については、構成データのバックアップを参照 してください。サービスでバックアップが提供されるかどうかについては、それぞれ のサービス情報ファイルを 調べてください。

障害が起きているクリティカル・リソースのためにシステムの IPL を実行できない場合、復元機能 を使用してください。緊急メンバーでシステムの IPL を実行してから、影響を受けたサービスについて復元タスクを実行 してください。一部の構成リソースの旧バージョンに戻ったとき、復元が原因で管理ディレクトリーと実際の構成が 同期しなくなります。復元後、影響を受けたサービスについて管理ディレクトリーをリフレッシュし、次に、構成を訂正 する必要があります。詳細については、構成データの復元を参照して ください。